余白さんのレビュー一覧
投稿者:余白
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白愁のとき
2006/08/26 05:48
白愁のとき
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
夏樹静子のサスペンスではない1冊。
しかし、いつもどおり、読者を裏切らない読み応えがある。
評者と同年輩の造園設計家がアルツハイマーに犯されていく。
その恐怖との戦い、いつ何時自分も、、、という不安に引き込まれていく。
しかし、またまた素晴らしいエンディングを用意してくれているのが、評者がこの作家にすっかり魅せられている最大の理由である。
そしていつもながら、医学や、今回の場合は造園技術といった分野にしても、専門家から太鼓判を押される知識が、十分に勉強・修得され、生かされている。
尾道・倉敷殺人ルート
2006/10/09 17:40
尾道・倉敷殺人ルート
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
身代金目的のバスジャックに隠れた人間の怨恨、恋か仕事か、中国地方の旅情など、「マイスター西村京太郎」(解説者)の醍醐味。
長崎駅殺人事件
2006/10/09 17:43
長崎駅(ナガサキ・レディ)殺人事件
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
西村京太郎・十津川シリーズとしては異色な、事件の解決そのものより、欧米人の感情的人種差別を扱っています。
くわしくは、こちらにとても良い書評があります。
http://machi.monokatari.jp/index.php?itemid=1324
Cの悲劇
2006/08/24 07:45
先見性、さわやかな最後。。。
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
コンピュータが今ほど普及していないうちに、原作が書かれたというのは、すごい作者の想像力。
推理ものに必須のどんでん返しは、当然ですが、女性の心理の微妙な揺れ、恐さ、けなげさ、そんなことも勉強になります。
そしてなにより、何故か最後がさわやかなのが救い。
けっこうスカッとします。
風の扉
2006/08/23 18:10
サスペンスを超え、生きる意味、人間とは何かを問う!
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
夏樹静子=サスペンス作家、というと、謎解きばかりが強調されそうだが、この作品は、事件の実態は推測しやすい。
それは、今や脳死移植という言葉が一般的になったという事情もあるかもしれない。
が、この作品の主眼はそこにはない。
むしろ、こんなことが日常的になったら、人間はどうなっていくのか??という想像、危機を訴えている、哲学・宗教的問題を提起している。
驚くべきは、発表から26年も経つのに、全く古さを感じさせないこと!
これは、夏樹の他作品にもいえる。一種の普遍性を持っている。だから面白い。「滝子」と「典代」の墓参場面に圧倒される!!
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