星の子マミー さんのレビュー一覧
投稿者:星の子マミー
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2001/11/05 06:46
幼児から大人まで理解しやすいクリスマスの本当の意味
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イエスキリストの誕生から十字架にかけられその後復活するまでのお話を、ブライアン・ワイルドスミスが描きました。おおよそのストーリーを理解するのにとても読みやすいと思います。わたしは、クリスチャンではありませんが、むかし、教会附属の幼稚園に通っていたので、クリスマスのときはイエスさまの誕生のストーリーのお芝居を配役を決めて演じたことを、思い出しました。このストーリーに出てくる人物のなまえは、よく耳にします。マリア、ヨセフ、ヨハネ、ペトロ、ヤコブ、12人の使徒、裏切り者のユダなどなど…きちんと理解している人にとってはものたりないかもしれませんが、はじめて、イエスさまに出会う人にはおすすめです。A4または、ページによってはA4×2の画面いっぱいにえがかれる美しい絵はとても迫力があります。プレゼントとかパーティとか、クリスマスはとかくはなやかになりがちですが、本当の意味のクリスマスの由来を知るのも、大切かもしれません。
紙の本ガンピーさんのふなあそび
2001/11/15 17:58
わたしものせて!そしていっしょにお茶したいな…
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最初から最後までのんびりほんわかムードが漂ってる絵本。
ガンピーさんのおうちは、かわのそばにあります。これからふねにのって、おさんぽに行くところです。ページをめくると、左ページはモノクロ、右ページはカラーです。モノクロページは今現在のふねの状況、「次に乗るひと」がカラーページのほうに登場するというわけです。それもドアップで。「わたしものせて」といってくるのは、こどもたちふたり、次にうさぎ、ねこ、いぬ、ぶた、ひつじ、にわとり、やぎなどなど、いろんなどうぶつたちののぞみをきいてあげる優しいガンピーさん。
乗せてあげる時の条件は、それぞれの動物たちに見合った表現の「おとなしくしているならね」です。ふねがだんだんぎっしりになってゆくのでひっくりかえっちゃいそうで、ひやひやしながらページをめくることになります。あーあ!やっぱり思ったとおり…!!
でも、ガンピーさんは、ふねがひっくりかえったあとでさえ、ちっとも動じることなく、みーんないっしょにひなたぼっこして、からだを乾かしてから、ぎょうれつしながら歩いて、おうちまでもどってきます。そして、みんなでお茶の時間です。
ほんと、ほんわかほんわか心があったかくなる絵本です。いいねー。こんなふうに、かきねのない仲間づきあいができたら…。
紙の本バビちゃんのおひっこし
2001/12/19 18:06
「おもちゃのチャチャチャ」の歌を歌ったあとによんであげたい!!
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遊ばなくなったお人形やぬいぐるみ、みなさんはどうしてますか?私は、「片付けられない女」なので、なかなか捨てられません。物にはみんな命があるような気がして…思い出とゆうものも捨てにくくて…この絵本を開いてみたら、ますます物が捨てられなくなってしまいました。
このごろお人形のバビちゃんは、ひとりぼっち。持ち主のマリちゃんが、新しいにお人形に夢中だからです。ある日、バビちゃんはとうとう納戸のおもちゃ箱に、いれられることになってしまいました。バビちゃんは、とてもショック。でも、そこに待っていたのは、お人形や、ぬいぐるみたちの楽しい世界だったのです。ちょっと前に姿が見えなくなったぬいぐるみのクマミちゃんや雛人形やキューピーちゃん、いちまつ人形、きりんのぬいぐるみ、などなどが、おままごとをしたり、鉄道模型で遊んだり、ピアノをたたいたり…バビちゃんはもう淋しくありません。ところがある日、大変な出来事がおこったのです。このおうちが、引越しすることになったのです。バビちゃんたちの運命やいかに…?
いろんなおもちゃを部屋中いっぱいにして遊ぶのはたぶん五歳くらいまでだったかな?きっとこの絵本を開いたお子さんは、人形やおもちゃをを今まで以上に大切に思ってくれるのではないでしょうか。
紙の本わすれられないおくりもの
2001/11/23 16:48
大好きなひととの永遠のお別れを経験したことありますか?
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五日ほど前の話ですが、私の生きてきた人生の中で、最も悲しいことが起こりました。「今年こそ会えるといいね。」と年賀状をだすたびに、いいあっていた旧友が突然、交通事故で、いなくなってしまったのです。十歳と六歳の男の子をのこしたまま…。大好きだったひとにもう二度と会えないとゆうことほど、残念でとりかえしのつかないい出来事はありません。まだまだいっぱいこどもたちとの楽しい時間は用意されていたはずだし、わたしだって、もっともっと会っていろんな話がしたかった。「どうしてなの? いったいどこにいってしまったの?」何度も何度も心の中で、叫んでいる。箱の中で白い菊の花びらに囲まれ、安らかな笑顔で微笑む姿を見送ったあとでさえ、彼女の死をどうしても受けいれられないでいます。この言いようのない、やり場のない気持ちを少しでもしずめようと、以前よんだこの絵本を、もういちど手にとってみました。
アナグマさんがなくなっても、みんなの中に残してくれたもの、かけがえのない宝物は,ずっと生き続けているという内容の絵本です。でも、そうゆうふうに思えるようになるには、まだまだたくさんの年月が必要なのかもしれません。アナグマさんは、みんなの倍ぐらいの長さの人生を生きて、大往生したのだけれど、わたしの大好きだった友人は、あまりにも、その歳月が短かすぎたから…。ショックから立ち直り、彼女にとって、その長さが神様からもらったちょうどよい年月だったのだと納得するのには、まだまだ時間がかかりそうです。
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