雫さんのレビュー一覧
投稿者:雫
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紙の本毎日晴天!
2002/07/27 12:24
過去の想い
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出版社に勤める大河は作家となった高校時代の親友、秀と再会するが・・・・・。
秀は大河の姉と結婚することになったと養子まで連れて家にやってきた。
が、肝心の姉は失踪してしまう。
結婚は認めないと言ったところでほおりだす訳にもいかず、一緒に暮らしだす。
大河と秀は高校時代想いあっていて・・・・・・・。
大河と秀。養子の勇太と末っ子の真弓。
そして次男、三男。の暮らしは面白い。
でも、意外にシリアスな話が多く、深く心の動きを書いているのがいい。
紙の本子供の言い分
2002/07/27 12:14
真弓&勇太が結ばれる
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付き合い始め、部屋さえ一緒なのに手を出せない勇太。
何も分かりません、と巧みに逃げる真弓。
しかし、真弓が子供のふりをしていることなど勇太はすぐに見抜く。
でも、怖がる真弓を無理には抱けず・・・・・・・。
そうこうしている内に勇太は生まれ故郷へと家出してしまう。
それに気付いた真弓は後を追い、見事勇太を捕まえるが家には戻らないと言う。
勇太の気持ちがつかめない真弓は身体で勇太を慰めようとする。
それを拒む勇太だったが、ついには真弓の想いを受け入れ・・・・・・。
大人なのか子供なのか良く分からない真弓と心の傷に苦しむ勇太が魅力的。
ベットシーンも包み込むと言う感じで味がある。
紙の本いそがないで。
2002/07/27 11:40
次男、明信にスポットライト
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次男、明信の留学話にスポットライトが。
留学話が出るが費用を気にして断る。
しかし、それが気に入らない長男。
親が居ないからと言われたくない、その思いを次男に言う。
単に次男の為を思ってるんじゃなくて自分のためでもある、そうゆうところを隠さず書くのがいい。
でもお気に入りは、最初の真弓と勇太の話し。
勇太がずっと居てくれるのかが不安になって先は分からないと言いたい真弓。でも子供な真弓が行ったのはどう聞いても別れ話。
それにショックを受ける勇太。
一気に別れ話は進展するが、さすが人生経験豊かな勇太。
大人な勇太が真弓の気持ちを理解して丸く収まる。
大人な勇太の魅力に読んでいてひかれる。
紙の本僕らがもう大人だとしても
2002/07/27 11:29
今回は秀と大河
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6巻に比べ標準サイズの7巻は手頃で読みやすいです。
さて、7巻。
とうとう秀と大河の話が進み始めました。
作家の秀とその担当の大河。
ただでさえ遅筆のせいで締め切り前は険悪になる二人なのに今回はスランプも重なって・・・・・・・・・。
落ち着いてると言うよりも抜けてると言う感じの秀。
お兄ちゃんとしてしっかりしている大河。
性格の違いが面白い。
ただ、余り急展開な進み方が無いので、真弓&勇太の息継ぎと言った感じになってしまっているのが残念だ
紙の本子供たちの長い夜
2002/07/27 11:18
深い傷
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まず、最初に、この本はとにかく分厚い。
文字もぎっしり詰まっている。
だから、気合を入れて読み始めて欲しい。
真弓は兄達に可愛がられ、子供っぽく、無邪気。
勇太はあれくれの町で生まれ、父母の酷さを目の当たりにし、母に捨てられ、シャブにアル中と酷い状態でぐれていた。
そこから今の義父に連れ出された。
自分の酷さ、そして自分自身へのおびえが消えない勇太は、きれいな真弓を見ていると住む世界が違うと思ってしまう。
付き合ってそれなりの月日が流れても些細なことで真弓を酷く傷つけてしまうのではと不安になる。
真弓が幼すぎるてんも問題で、勇太を理解しようとしても理解できなくて、勇太はとうとう真弓の前から姿を消してしまう。
BLのラブラブ物とは違い、どちらかと言うと勇太の心の葛藤を描き出している。
真弓の優しさが時にじれったくなってしまうが、一気に最後まで読める。
それに続き物なのに一冊一冊読みきりになっているのもよい。
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