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MITUさんのレビュー一覧

投稿者:MITU

53 件中 31 件~ 45 件を表示

紙の本Mars 13

2002/02/04 18:27

ファミリア

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 零の母親の存在は、零と彼の父親にも影響を及ぼしていた。自分のもつ記憶の曖昧さから、次第に本当の母親の存在を追い求める零。そこには、予想もしなかった両親の真実があった。また、キラのためにバイクの道を諦めた零を、本当の彼のいるべき場所に帰したいと願うキラ。お互いを思うばかりに語られない真実は明らかにされるべきなのか。それがたとえ、生々しく膿んだものであったとしても…。真実は罪の原因を誰かにつきつけるためではなく、未来の糧にするものだということを気付かせる一冊。

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紙の本Mars 7

2002/02/04 18:20

融合色

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 かつての零を取り戻そうとする牧生。零の中に存在するキラが、あまりにも強く大きいために、昔の零に戻れないのだと考えた牧生の手が確実に、キラに忍び寄る。また、零自身もかつての自分がまだ、自分の中にいることを知る。二つの色がぶつかり合いどちらかに染まってしまうこともある。本当に美しい色は、二つの色が共鳴しあい融合したときのみ生まれるのかもしれない。正常な感情とは何なのか、考えさせられる一冊。

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紙の本少年堕天使

2002/01/31 15:04

ようやく…。そして悲劇の始まり。

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 主人公、涼に特別な友人たちが出来た。一人は涼が秀麗学院に入ることを知り、必死に勉強をして入学を果たした桜井悠里。もう一人は、幼稚園の頃に涼にいつも助けてもらってばかりだったが、現在は裏の仕事人として秀麗学院を統括している、家元の息子花月那智。その暮らしぶりの違いを気にするあまり、気後れを感じてしまう涼に、二人はいつも、一緒に時を過ごすことで涼の存在が大切だということを伝えようとする。友情を最大の基盤とするこのシリーズの中で、友情というものを築いていく中での過程にこれほどまでの葛藤があるのかと、驚いてしまう。困難なことを一人で乗り越えることはできなくても、3人いれば、必ず乗り越えることは出来る。3人の友情が不格好ながらも形作られていく過程に注目。

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紙の本片翼飛行少年

2002/01/31 14:52

ほしいもの、手に入るもの、手に入れるもの

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 自分を支えてくれる人がいなくなり、支えてくれるものもなかったら…。私生児として育った涼は小学5年のときに母親を肺炎によって亡くす。それから叔父の家へ居候をし、中学校卒業を機に遠く離れた日本屈指の進学校へ特待生として入学することになった。自分の生活を支えるために高級クラブのフロアボーイとして働き、寝る間も惜しんで勉強する涼。後ろ指を差されないようにと、いつも張り詰めた生活をしていた涼に、最初は警戒しながらも、支えてくれる友人ができた。本当にほしかったものは、いつも手に入るわけじゃない。それでも、頑張る涼や涼を取り巻く人たちは、私に優しさと、頑張る気力を与えてくれます。

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紙の本神童

2002/01/31 14:38

親子の距離

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 子供は親を選べない。親も子供を選べないが、子供をコントロールする力を持っている。神童の影には必ずといっていいほど優秀な教師としての親がいる。現在活躍している五嶋みどりは親子関係の中で自分と親の距離を最終的に自分でコントロールして成功したものの一人だが、渡辺茂夫は、その距離感に迷い、当惑し、みずからの命の長さをコントロールすることで距離を測ろうとした天才の一人だ。誰が測るわけでもなく、そこには強い絆があった。強すぎる絆が。人生の成功者とはいったい何なのか、親子の距離の視点から見る戦慄の物語。

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紙の本冬の運動会

2002/01/30 15:54

「血」という透明で生臭いもの

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 エリート家庭に生まれ、万引き事件を起こして鼻つまみの存在になった菊男をはじめ、家庭の中枢をなす祖父や、一流ビジネスマンの父親は、それぞれに「心の家庭」を持っている。エリートという肩書きを捨てられず、心の家庭も持っておきたい。求めている家族は同じ形をしているのに、エリートの家庭では作れないものだと思い込む3人。お金はあってもいい。自由は勿論ほしい。家庭なら安らぎは必要だ。そんなものは、どこにでもあるものじゃない、だから自分で作りにいこう。そこに行き着くまでに人がどれほどの時間をかけているのか…。自分の求める家庭は、貴方が今いる、その場所にありますか?

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紙の本ハリー・ポッターと賢者の石

2002/01/30 15:41

思う、おもわず、にかかわらず

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 現在、英訳で第4巻、映画は第2作まで出来ているという、世界規模のファンタジー第一作目。映画化されて読む人もいれば、映画化されていることや、メディアが大きく特集するにつれて敬遠してしまう人もいるはず。文学としてのクオリティーや、描写の仕方、そんなものに注目して作品を読んでしまう人もいるけれど、この本はそのかんがえる時間も与えないほどの力を持っている。大人も敬遠してしまうような約600ページほどの本の厚さは、子供たちに本を読んだときの達成感を、そしてなによりも読書の楽しみを年齢を問わず教えてくれる作品だ。本当の文学とはなによりも楽しむことだと、身を持って教えてくれる一冊。

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紙の本「辻調」直伝家庭の和食

2002/01/30 15:28

和食、で家庭を和ませる

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 昔は和食一等だった日本も、近代化が進むにつれて家庭料理も国際化してきたといわれている。そんな中でこそ現在、見直されてきた和食の印象は、手間がかかる割に質素で、ボリュームがないとおもわれがち。本当の和食とはいったいどんな味なのか、和食の基本は何だったのか、改めて考えると、手軽さにかまけてだしを既製品ですませいたりして…。天ぷらにしても、魚を一つ焼くにしても、基本は基本として忠実に守ることが一番のおいしさへの近道だと思わせてくれる本。

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紙の本パスタは陽気に

2002/01/30 14:57

『チープで豪華』のイタリア

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 イタリア料理といわれれば最初に思い浮かぶのはやっぱりパスタ。日常の中でも簡単な上においしいと、作る人も多いはず。しかし、パスタ料理はイタリアを凝縮した形、パスタのゆでかた、チーズの選びかた、それぞれ家庭での決まり事も多いのです。けれど基本は私たちが考えるものと同じ。簡単なのです。トマトと肉を煮込むだけで魔法のようにおいしくなるトマトソース、時間と身近な材料でチープだけれど、その味はいつだって豪華、なイタリアのマンマの味をめしあがれ。

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紙の本英語屋さんの虎ノ巻

2002/01/28 21:27

今までを問い直す

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 現在はフリーランスとして、英語の翻訳を手がける著者が、前作『英語やさん』で反響の多かった、英語の勉強法をあらゆる方向から、提示する。受験英語は役に立たない、国際語としての英語の勉強はコミュニケーションと否定されがちな中で、著者自身が培ったものの大半は受験英語だったという。受験英語という中で英語を楽しむ方法以外にも、学校での勉強というものをどのような視点でみると、面白く出来るかという転換の方法を強制するわけでもなく、自然に問いかける、グローバルな視点の読み物。

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オーヨー!

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『英語で日記を書いてみる』の続編。前作よりもより突っ込んだ英語の表現でより自分の感情のレベルに近づいた表現方法が豊富に掲載されている。「楽しかった、おもしろくなかった」以外にも何故楽しくなかったか、今度はこうできたら等の豊富な表現を柔軟な文章と多彩なエピソードを交えて教えてくれる。簡単な英語が出来るようになったらレベルを上げたいと思うのが人間のサガ。そのサガに答えるのがこの本。しかも続編からでも十分に英語で日記を書き始めることが出来るという優れもの。英語に興味があるなら先ず実践から。すべてのというわけにはいかないけれど、けっこうなニーズには応えてくれる一冊。

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紙の本あの娘は英語がしゃべれない!

2002/08/28 00:22

とんだ勘違い

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ニュースキャスターである著者が高校生のときにいったアメリカでの留学記。日本人のコンプレックスである「英語がしゃべれない」ということを、留学先にいく途中の飛行機の中でいわれた著者。それを乗り越えて現在の地位を確立するためにはいったいどんなことがあったのかという読者の疑問に答えた一冊。これを読めば「若さ」と「勢い」がいかに彼女にとって役にたったかが良く分かる。語学を学ぶものにとってこの二つほどあやかりたいものはない。留学という手もあるけれど、要は姿勢の問題だというかんじもする。「英語がしゃべれない」ことをばねにして成長した著者の姿勢には見習いたい。

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紙の本大人のための残酷童話

2002/03/03 07:52

現代の寓話

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 童話とは本来、子供に聞かせる教訓話としてではなく、大人たちの世の中へのストレスを発散させるために作られたという説が、一部では脈々と受け継がれている。本来、そうした話とは口コミで広がるために、次第に子供にも聞かせられるものへと変化していったのではなかろうか。この作品は童話本来の持ち味と、著者の童話への様々な気持ちを込めた夢物語である。快楽描写や、残酷的な描写も、美しさをもって描かれておりロマンティックだ。それぞれの話の教訓を著者独自の視点で書かれているのも面白い。

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紙の本ナイフ

2002/03/03 07:41

防衛

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 人間以外の動物が本能的に隠し持つ、武器。クラゲやヘビは毒を。ライオンや犬は牙を。ガゼルや馬は速い足を。そんな中、人間は自分の中にナイフがあることにあるときは狂喜し、あるときは恐怖する。自分の持つナイフが自分だけの特別な武器であることを、誰もが疑わない。社会という競争心を捨て切れない中で、自分の武器に打ち震えながら、助けを待ちつづける人々の物語。あなたのナイフ、人に見せたことはありますか?

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紙の本エスカフローネ

2002/02/21 13:09

世界の終末

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 1996年にアニメとして放映されて以来、マンガ、小説など様々な展開を見せてきたエスカフローネ、2000年公開劇場版のノベライズ。といっても、マンガの内容がそのままアニメになったものと違い、展開したそのメディアの数だけ、設定も違うという異色の作品だけに、このノベライズも劇場版とは、少々異なっている。多くのメディアに着手しながらも、飽きさせることのないクオリティを保ちつづける、この作品は深みがある。そして、このノベライズ版を手がけたのが、「天空のエスカフローネ」と「劇場版エスカフローネ」の脚本を手がけた、人物の著書となれば、面白くなるのは当然なわけで…。イメージの視覚に訴えた臨場感や躍動感を刺激する描写は、実際にアニメを手がけた、著者だから出来る技だともいえるだろう。美しい表紙にも注目したい一冊。

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