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投稿者:v2-solution
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誰がために国はある 因果応報・六つの難事
2007/08/24 11:16
内容紹介
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約400兆円の国民金融資産を充当して運営される官僚直轄の巨大経済圏(第1章)、説明責任を果たすこともなくバブル経済に踊った金融機関を救済するため投じられた約230兆円に及ぶ国民所得の移転や公的資金の投入(第2章)、バブル経済最盛期に本業ならぬ土地と株式で約650兆円の含み益(本業で上げる年間純利益の約20年間に相当)を有していた日本的企業経営の崩壊(第3章)、バブル経済崩壊後に投入された約450兆円に上る公共投資を主因として積み上がった返済の目処のない国と地方の大借金(第4章)、こうした経済政策を長年に亘って主導し続けて今なお反省することも自責の念もない高級官僚(第5章)と政治家たち(第6章)。
本書は、前記六つのテーマを数多くの客観的データを駆使して精緻に組み上げ、バブル経済崩壊後のこの国の政治、経済、社会全般に亘る長期混迷の原因が戦後構築された政・官・業癒着政治にあることを解き明かし、日本再生のキーポイントは国民が主権によってこれを解体し、この国を自由・公正・公開を規範とする真の民主国家に再構築することにあると説く警世の書である。
先の参院選挙における与党の惨敗を契機にして本格化すると見られる政界再編の大波の中にあって、本書は国民一人一人があるべき国の姿を想い描くための、またこの国の明日を託すに足る政党、政治家を冷徹に見抜き・選択するための格好の材料を提供してくれるだろう。
著者略歴
1945年、中国・北京生まれ。
某企業にエンジニアとして長年勤務し、05年に定年を迎え、バブル経済崩壊後に抱いたこの国の政治に対する深い疑問を動機として以後約10年間に亘って渉猟してきた各種資料やこの間に書き溜めた原稿を基にして本書を著す。
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