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シャリアさんのレビュー一覧

投稿者:シャリア

36 件中 31 件~ 36 件を表示

紙の本病気にならない呼吸法

2007/12/16 17:59

呼吸法は、はいてから吸う。

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

読んで字のごとくではあるが、はくのが先であることに、気づく人は少ない。
また無意識と顕在意識の接点になっているのも呼吸である。

例えば消化器官は、意識的に「消化しろ!」と思っても、消化するものではない。
意識せずに体は消化活動を行っている。

一方、呼吸は、もちろん、無意識で活動を行っているが、息をはき続けたり止めたり、吸ったりを意識的にできるという二面性を持っている。

体に酸素が必要なとき、意識的に呼吸することで、無意識で呼吸するより、より酸素の取り込み効率がよくなる。

本書では、肩こりや腰痛、目の疲れ、冷え性や便秘、さらに
二日酔い防止、食欲を抑える呼吸法をそれぞれの項目にわたり説明されている。
しかも、何も難しい呼吸法ではなく、手軽にできるものばかりで、
要は、その方法を知っていること及び意識して、呼吸するかどうかが決めてとなっている。
必要な部分のみを読むも良し、全体を読み通すも良し、その場でできて、続けられる方法が、随所に説明されている。

ひとつだけ、コツをご紹介すると、
吸う時1、はくとき2の長さを意識するだけで、
今、行っていただければ、そして連続3回行えば、
その効果は実感していただけることと思う。
詳しくは、本書にお譲りする。

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人は幸せになる義務がある。

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

幸せになる義務を権利と勘違いして放棄してしまう人(=義務を怠ってしまう人)
幸せになる義務の遂行の仕方(答え)を知らない人(=答えの存在に気がつかない人)
幸せになる「答え」を知っていても、遂行しない人(今までの経験で蓄積された感情がそうさせない人)

以上の方へぜひ、540円なので、ランチ一回分と思ってお勧めします。
「おなかがいっぱいになったら断食し、おなかがすいたら断食やめる」というくらいの修行で幸せになるという。
これなら、できそうだ。なのになぜ遂行しないのか。

本書で、斉藤一人さんはいう。
「答は教えているのに、しないだけだ」
あまりに簡単すぎて信じない人が多いと。

しかし、よく考えてみると、信じようと信じまいと、実損はないのに、あるとしてもランチ一回分程度なのに、なぜしないのか。何かを売りつけられるわけでも、させられるわけでもないのに、なぜやらないのか。

そう忘れてしまうのである。
そこで、「100回読んでください」ということか。

顔にツヤをだす。
光るものを身に着ける。
幸せを呼ぶ言葉。

この三つだけ。
そんなことでできるわけがない?。
幸せでない人はツヤがなく、くすぶっていて、否定的な言葉(不平不満、愚痴・悪口)ばかりで、毒をはくと本書にある。
たしかのそうだ。
ただし、そう思わないとしても、三つのことは簡単に、何の物理的負担もなくできてしまうのにやらない。それは固定概念、思い込みなど、心の、感情の問題なのかもしれない。

だとすると、本書の言葉から始めると、入りやすい。
誰に言うのでもなく、独り言でもいいのだから。

「今のあなたに起こっていることは、今のあなたにちょうどいい」
「かえたかったら、言葉をかえな」とあるので早速、そうしてみることにしましょう。

たとえば「ゆるせない!」と思うことがあったら「『ゆるす!』と言ってみな」とある。
「そんなことはできないというなら、『赦すと言いなさい』と教えてもらったのに言えない『自分をゆるす』と言いなさい」と教えてくれている。これならできそうだ。

本書に出会えた事を感謝します。

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紙の本図解すごい集中力

2012/01/30 00:34

意図的につくりだすイメージ。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「否定的な言葉を意図的に使わない」
これならできそうだ。
ついつい、感情まかせで口をついて出てしまうこともあるかもしれないが、すかさず別の表現方法はないかと考える習慣がつくまで、意識的に、意図的に。

無理したポジティブシンキングは引きつった表情で、どこか他人事のようにウソくさい。
心と表現のバランスが崩れていて、違和感を感じるのは私だけであろうか。
ところが「否定的な言葉を意図的に使わない」とするとどうだろう。

1、まず自分にとって否定的な事象であると認めていることになる=自分を認める安心感
2、その上であえて意志をもって、否定的な言葉は使わないと自分で決める=決定権の確保による充実感
3、表現をかえることによって、語られる言葉から逆に心が澄み渡っていく開放感。

「脳は、私たちが考えるよりもずっと、”あいまい”にできています」と本書にもある。
したがって、曖昧なイメージが漂っているならば、言葉によってプラスにもマイナスにも誘導できると読み解ける。ついでに本書の趣旨から解釈すると集中すべきときに自ら集中するように持って行くスキルがこれだ。

自分の気持ちを自分の思う方向に誘導する。
集中したいときに集中し、なおかつ持続させることが集中力と読み解いた。

そのための訓練として、言われてみれば当然だが、驚くべき方法を著者は教えてくれている。
私たちは、自分の好きなもの、興味があるものには自然と夢中になる(集中する)ことができる。問題は、持続力とその状況により気が散る場面があることだ。
そこで、興味がないこと、小さな仕事・作業をするときに集中する訓練を積み重ねるのだという。そうすることによって、集中のクセをつける、集中すべきときに集中できる術を身につけるのだと。
なるほど、つまらないと思っていることに集中できるなら、いわんやをや、ということか。
そして、つまらぬと思っていたことが、実は思い違いであることに気づくまでになるというから不思議だ。

また、その準備として睡眠があるという。
集中に必要な神経伝達物質「カテコールアミン」は睡眠時に合成・蓄積されるためであると。
その供給はリラックス時にされるのだとも。
したがって、よく言われる集中前のリラックスは理にかなっていることになる。
そのリラックスの仕方についても「プレッシャーを受け止め楽しむ」「呼吸の整え方」「視線の固定」など数多く紹介されているのがありがたい。きっと自分に合う方法があるはずだ。

集中できるかどうかは周囲の環境や他人が決めることではなく、自分で自分を集中できるように意図的に持っていくのだと知ることができる逸品であった。

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トリムタブ

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「上達の法則」を読むコツは、トリムタブがどこにあるかを念頭におくことに尽きる。
本書によると、何か一つ上達することを覚えると、他の事も、ある程度までは上達方法が一緒だから、そこそこ上手くいくとのことだ。

 例えば株価のチャート。知らない人が見るとまるでロールシャッハテストのようだ。頂点が何を意味し、ダブルになっている底ではどのようなことが起こっているのかを学ぶことよって一つの「スキーマ」が「コーディング」される。
 こうしてコツをつかむと、先が読めてくるというが、はたしてどうか。

まず、その前に読書に対する技量がないと、本書自体が難しく感じる。
著者のいう「スキーマと技量の差」いわゆるスランプだ。
そのスランプのとらえ方、対処方に本書のメインがあるような気がする。

 ”飽き、疲れ、プラトー”なら普通に脱することができるが、技量との差についての考察はとても参考になった。

 どこを理解し習得すれば、ある程度「上達への道」が見えてくるのか。
本書のトリムタブはスランプの章にあると発達途中のスキーマが直感した。



キーワード解説(本書より)

 スキーマ:知覚、認知、思考が行われる一定の「枠組み」

 コーディング:言語にしにくい知識を思考の中で表わすこと

 プラトー:技能が一定レベルに達した後、次の飛躍をするための準備期間
      (咀嚼中、消化中の時。)
      「後退していなければ前進している」と考えると切り抜けられる。
      「なにもしないことが、むしろ必要な場合=何もしない時期を活かす」
       ( 思考や神経ネットワーク回路の整理時期。)

著者によると「上達を積み重ねていくと、ある日突然、ものの見方が変わるという経験をする。今まで見慣れていたものが突然新しい意味の輝きを持ち、今まで見過ごしていたものがよく見えるようになる。上達することによって、認知構造が変容するから」だそうだ。これすなわちトリムタブの発見に他ならない。
 そしてそれは、頭に保存するものではなく、インストールするものだ、プログラムとして活動できるように。ということが理解できた。


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チャンスの川は、いつも自分のそばに、流れている。

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

そのことに、気づく、気づかないは、自分次第なのである
チャンスは決して、偶然やってくるものでは、ないのである。

チャンスは、いつも、そこにあり、あたかも発見されることを待っているかのように静かに、そこに、いるだけなのだ。

では、どうやって気づくのか。

それが、チャンスであると気づけるかどうか。
気づいて、行動できるかどうか。
たった、これだけのことではあるが、今まで生きてきた習慣が、気づくことを邪魔しているのである。

なぜならば、今まで生きてくることが、できたというのは、とりもなおさず、それは、成功を体験していると言うことだからだ。

成功体験、今まで生きることができた、だから、今までのことが正しい。と思うのは、至極当然なのである。

ここに、本書の行間に表現されている「人は常に自分が正しいと思っている」事が理解できる。

視点を変えたり、見方を変えるのは、習慣に裏打ちされ、成功体験が疑うことを排除しているために、非常に難しい。

そこで、日常の何気ない習慣をほんのちょっとづつ変えてみる。そのつみ重ねが、やがて、気づける思考の芽を生んでいく。

そんな、ちょっとした習慣のポイントを本書はわかりやすく、かつ、行動しやすく、導いてくれている。

短時間で読むことができるのだが、読み流してしまうのか、気づきながら変えていくのか、本書自体も、ちょっとした、習慣のポイントとなっている。

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紙の本鈍感力

2007/12/22 11:08

鈍感ゲーム

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

タイトルだけが話題先行といった感があるが、雑誌に連載されていたものをまとめただけあって、非常に読みやすい文体、構成になっている。時代の雰囲気を鋭く捉える筆者だからこそ、神経質になりすぎている時代に、逆説的に一石を投じているのだが、そんな深読みはさておき、ゲーム感覚で一気に読む。または、啓示的な文を噛み締めながら読む。いろいろなゲームを楽しむように気が楽になる一品である。
ただし、鈍感力とは何かというような、読み方をすると実は迷宮に入り込む。それは本書の目的ではないが、その答えもおぼろげながら見えてくるのが、さすがといったところである。

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