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マーケットライダーさんのレビュー一覧

投稿者:マーケットライダー

50 件中 1 件~ 15 件を表示

罫線売買航海術 スキャルピングからポジショントレードまでの攻略テクニック

2008/10/09 00:15

大暴落を静観できる技術。トレード・スキルとは、資金管理と感情把握の「対処方法」を知っていることである。

10人中、9人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 いわずと知れたオリバー・べレス、関本博英氏訳とくればトレーダー必読の書となる。
 本書も、その期待を裏切らない。著者は言う「成功した段階にあるとレーダーでも、トレードスキルの学びの段階は永久に続くものである」と。最近話題のVIX指数まで、解説してあるあたりはさすがだ。

 一方、初心者にとっては、難しいかもしれないが、ありがたいと感じる部分は、「よく見られる間違い」の原因をズバリ指摘している点である。
 「ホームランを狙っているから、同じ間違いを繰り返す」その対処法は「最速といわれるチータは、足の弱ったシカしか狙わない。確実に餌にありつけるからである」と。弱い者いじめを言っているのではない。熱心にトレードすることの自己満足、及び闇雲に回数を増やすことを戒めているのである。むしろ待つことの大切さを教示してくれている。

 たとえば退職金で初めて投資をして(しかも次々分散して売買回数を増やして)うまくいくほど、この世界はあまくはない。特にビジネスの世界で一生懸命働くことによって、成功を手にしようとすることが、身に付いてしまっている場合、理解にとめどなく苦しむであろう。
 「一生懸命トレードしたからといって、それだけで報われるわけではない」と著者の言葉は鋭い。「プラン」を持っているか、そして「プランどおり」売買できたかが大きな分かれ目となる。本書では基本的なチャート戦略と応用を例に、仕掛け前から手仕舞いまでのプランニングや感情・心理面の対処方が「規律」をキワードに解説されている。 
 今回の大暴落も、「規律」に従うことができたトレーダーは「ナイフが床に”深く”突き刺さる」のを楽しみにしている。つまり「待つ」ことができる経験を積んでいるのである。

 トレードプランによる資金管理、負けトレードを検証する際の心理的側面の考察。数々の失敗からプロセスを学びとること。失敗に耐えられるだけの資金プランと思考法及び感情観察。それは長く険しく、たどり着くとは限らない不安のなかで、ほんの一握りの者だけが行き着ける世界である。これが「意識しないでトレードできる段階」と著者が解説してるレベルであると気づくことができた。
 こうしてオリバー・ベレスは今回も、羅針盤をしめしてくれた。

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エリオット波動入門 相場の未来から投資家心理までわかる

2009/08/16 00:29

欲望と恐怖をコントロールするために、テクニカル分析はある。

7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

マーケットの分析を主たる目的にしたいと思っている人には最良の教科書だ。
テクニカル分析でよくきく、エリオット、フィボナッチの詳しい解説がわかりやすくなされている。
もちろん、トレードで成果があげられるかどうかとは別次元。今までの動きの分析手法の一つだ。
人は「なぜ」を解かないと、前進できない性質がある。そんなときエリオットは一定の説得性をもって理解できるからありがたい。

もうひとつ有効なのは、感情の管理に応用できる点だ。
買いから入って、上がっていくと、どこまでもあがるような欲望に支配される。
そんなとき、テクニカル分析で下げがあると予測すると、手仕舞しやすい。
「上るときもあれば、下がるときもある。」頭でわかっていても行動は感情に左右される。
まさにその感情の集大成がエリオット波動になって現われているところが面白い。

疑問に思うところは時間軸の取り方だ。チャートでいかにもと思っていても、時間軸幅を変えたり、単位を変えると、まったく別のチャートパターンが現れる。どれをとるかセンスの問題とされると、これまた感情に支配されてしまう。

そこで本書の図解を逆さまにして、見てみた。
なんと、逆エリオットの発見をしてしまった。
5波3波のリズムが3波5波になった。つまり、
上げ相場は下げ相場となり、下げ相場は上げ相場となる。
もちろん何の意味もないが、感情を落ち着かせるには一役、かったようである。

もっとも目を見張ったのは、エリオット波動の縦軸とフィボナッチ数列の合致だ。
一つの客観的指標にするには十分な分析だと感心することしきりであった。
エリオット波動はさすがに奥が深い。テクニカルの王道を行く理由が理解できた。

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トレーディングエッジ入門 利益を増やしてドローダウンを減らす方法

2008/06/14 00:35

マーケットは時に非効率に見える。その瞬間にチャンスとリスクが共存する。

7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

著者によるとトレーダーがスキルを身につけていく過程には次の6段階があるそうだ。
・神秘のフェーズ(初心者の段階、ビギナーズラックも起こりえる)
・「ホットポット」フェーズ(現象だけにとらわれ本質に気づかずにホットになっている)
・悲観的フェーズ(ここで行き詰まり脱落する方が損失拡大を防ぐことになるかもしれない)
・迷いのトレーディングフェーズ(本書の山場、指標や聖杯についての迷いで迷子になるか、これを経験とできるかで天と地ほど差が出てくる段階)
・内面的フェーズ(ほとんどのトレーダーはここまでたどり着く前に自滅してしまうほど遠い段階)
・マスターフェーズ(最終ステージ)
 
 著者がどの段階にあるのか知る由もないが、発展途上の試行錯誤中と思える著書は、トレード修業中の者にとって値千金である。
 例えば「大衆は常に間違っていて、マーケットは必ず現在のコンセンサスとは逆の方向に動く」と著者は言い切る。この断言しているところが、試行錯誤の途中であることがよくわかる。従ってここからは、自らの修業に磨きがかかる。
 本書の通り、「マーケットが常に自分とは逆に行く」様に見えるのは、需給関係の影響である(そこにエッジがある場合を紹介してくれている)が、もっと重要なこと(原因)が二つある。
 1、上がっていて、買いから入ったとすると、自分も将来の潜在的売り圧力になったということ。
  このことの詳細は、チャートを交えて本書で解説してくれている。
 2、上がっていく値段をみて、慣性思考より、これからも同じ方向に行くと考えるクセが人にはあること。
 この慣性思考がないと人は生きていくことが困難になる。
 例えば、富士山は今日も噴火しなかったから明日もキット噴火しないだろうと何の根拠も無く考えるのが妥当である。そうでなければ、いつ噴火するかわからないなどと考えたら生きた心地もせず、落ち着かなくなること受けあいだ。
 マーケットは慣性運動がコンセンサスとなった時、逆の圧力が最大限に達するのである。その圧力の一因に自分もなっていることを、人はなかなか気づかない。
 この対策として、本書に紹介されている「ピーク・リバーサル」戦略が非常に役に立つ。(しかもありがたいことに、実践的に詳述されている)

 自分をステップアップさせるための触媒としての役割りを充分に果たしてくれる本書は、エッジを見つける以上の価値がある。見つかったエッジを生かすも殺すも本書の行間から読めるとおりトレーダーのスキルの段階によるからである。
 「どこに向かっているのかが、わからない時、そこに到着しても気づかないかもしれない」。実に深い。
 非効率に見えるマーケットで試行錯誤することの中にエッジ(優位性)の発見があることが良く理解できる本です

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ワン・グッド・トレード シンプルな戦略に裁量を加味して生き残れ

2011/11/20 22:09

実績にまさる真実なし。

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 投資信託を販売しておいて、一方の自己売買部門で安く仕入れていたものを売り手じまいする。そんな疑惑がありえないのがプロップファームだ。自己売買部門だけを会社化したというすぐれものである。なにせ顧客を持たないのだから、損をしたことを取り繕う大義名分もいらないし、下がり続ける平均株価(ベンチマーク)と比較してどうだったかなどという訳の分からぬ説明をする必要もない。ゆえにスピード感がある。むしろ誰かにする言い訳を考える前に、行動を起こせるところが素晴らしい。
 その行動プロセス・トレーニングを紹介しているのが本書だ。

 プロは結果がすべてと信じていた私には、とても意外だった。「プロセス重視」とは。
特に新人や成長過程にあるトレーダーには損や得よりも、プロセスが守れていたかどうが評価(雇用し続けるかどうか)の決め手になるという。
なぜなら、プロセスを身につけ習慣になることが大損失を防ぎ、大損失を防ぐことが成功への道であるからだ。

 シンプルではあるが、そのプロセスの規律を守るのは難しい。
「(市場オープン直前に)のこのこやってきて、トレーディングデスクにどっかりと座ったらいくつかのホームページをチェックして、フィルターをチラッと見る。これで彼らと戦えると思うあなたは一体何様のつもりか」と著者は手厳しい。
 一方、プロップトレーダーは「自分のパフォーマンスを決めるのは、市場が開く前にやる仕事によって決まる」ことをよく知っているとも紹介している。

 なぜ一見簡単そうに見えることが、それほどできないのだろうか。
「トレーディングは単調でつらい毎日だ。」しかし「市場が要求することをすべてやらなければ、ほぼ確実に負けることになる」という。
 多くのものは、市場の要求ではなく自分の欲求に応えようとする。その様子がプロップトレダーの苦闘の記録とともに明確に伝わってくる。このなかなか表にでないトレーダーたちの生の姿は貴重な資料だ。

「市場はあなたの考え(要求)など気にしない」と本書にある。
「予測は(大きく損失を出している)ヘッジファンドに(でも)任せておけばよい」と。ところが「市場では自分を信じることが重要」とも著者はいう。この相反する状態を克服するのがトレードの技術だと読みといた。

 さらにその技術を習得する過程で「私たちはだれでもスランプに陥ることがある」という。ただし「問題はスランプに陥ることではなく、それを長引かせてしまうことだ」と。そして「正しい軌道に戻るには秘訣がある」と。その秘訣については本書にて。

 実践的かつ実践的という表現がぴったりのトレーディング・トレーニングが行なわれているプロップファーム、それは読者に嘘を伝える必要もないし、自分に嘘をつく必要も無い。その実績だけが真実を語っているからである。

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システムトレード基本と原則 トレーディングで勝者と敗者を分けるもの

2011/09/19 10:12

単純ではあるが簡単ではない。

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 分かり易い解説は一見、入門書に見えてしまうが、そうではない。いくつもの大きな損失と苦しみ、欲望と恐怖の綱引き、希望という幻想に何度も惑わされた後に本書の深いところが理解できる。

「資金管理と売買ルールが心理より優先される」としているところに著者の長年の試行錯誤を感じる。初級・中級者向けなら、何より感情コントロールが先に来るのだが。
「少数派と一緒にいることは居心地が悪い」(なぜなら)「「大衆から孤立するからだ」と勝ち残るための「苦痛への覚悟」が敗者との分かれ目だと読み解ける。

「退屈で苦痛」これがトレードで生計を立てることのできる実態だと著者はいう。
その入り口に誘い込む宣伝文句と間逆のパラドックスに人は惑わされ、その多くが相場から去っていく。
 自分で決めたセットアップルールが現れるまで待ち続ける退屈に耐えきれず仕掛けてしまう。ようやく巡ってきたチャンスに乗ったのに損きりルールに引っかかる苦痛。
この繰り返しに耐えられるのは、たしかに多数派ではない。

「楽な選択肢、それは普通、間違った選択肢だ」と著者は言い切る。
新高値で買うことや新安値で売ることの難しさばかりではなく、人間の性(さが)に逆らうことをも含めている。
 自分にとって危険で損なことを避けてきたからこそ、今の生があることを考えると、トレードの世界はまさに間逆に映る鏡の世界だ。その構造は単純だが、そこで生き残るのは簡単ではないことが理解できる一冊でした。

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投資家心理を読み切る板読みデイトレード術 「5%」であり続けるための考え方

2010/04/28 00:04

見せ板の妙

7人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

大きなロットで板を出している大口は、売買を成立させる気があって出しているのかどうか。ということを読んでいくのはデイトレでは茶飯事なのかもしれない。デイトレというよりパチスロに似たスキャルピングはチャートと板でタイミングを見極めるが、著者は板オンリーのようだ。

重要なのは大口の意図ではなく、それを見た者たちがどう動くのかシナリオをまず立てることだと、うかがい知ることができる。
一手先、二手先を自分なりに物語を作り、一手先の事実がシナリオと違ったら、即降りる。妄想どおりならついていく。”価値ある妄想”が利益を生むさまには感動すら覚える。

マーケットには様々な意図をもった参加者達が、ただ一つの目的のために売買している。だからこそ板を読むのではなく、板から受ける自分の印象を読む。
印象が違った時点で降りることの重要性を著者は指摘している、「入った根拠を明確にしておき、それが崩れたら降りる」と。

見せ板は見せるための板でありながら、自分がどう見るかの”見るための板”であることに気づくかどうかが勝敗の分かれ目だと納得させられた。
成功トレードとは利益を上げた売買ではなく、「次につながるトレード」であることを著者から教えてもらっただけでも一読の価値ありです。

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ザFX 通貨トレーディングで儲ける基礎と応用

2011/10/19 23:23

人間は愚かであるから、何か事が起きないと、行動に移せない。一方で人はそれほど馬鹿ではないので、何か事が起きたら対応するすべを見いだすことができる。

6人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「近づかないほうがいいな」と心の中でつぶやく。競馬や競輪の開催日に、その最寄駅でどっと降りる人々を見て、そう思う。とても利益が出ているようにはみえない。まるで「我先に」と損をしに急いでいるようにも見える。パチンコ屋さんの開店前に行列している風景も同じ空気がある。目に見えて感じる空気。
「一攫千金」「ラクラク儲かる」「必勝法」などと戯言を言われても、一目瞭然とはこのことだ。
 ところが、インターネットで口座開設、証拠金振込みができ、クリック一つで売買できる環境では、空気感は見えない。そこでは戯言も妄想も「夢」というオブラートに包まれる。たとえ「道しるべ」なき妄想の真っ只中にいきなりつれてこられたとしても、現実感のなさが、安心感を誘う。

 何か事が起きないと動けないことが役立つ日常、事が起きてから対応するのがおうおうにして正解の社会生活を送る者にとって、FXはまさに真逆の世界だ。
「夢」破れて損失が膨らんでも、動けない。動けない感情に包まれた頃、オブラートが溶けるからだ。事が起きてからでは、にっちもさっちもいかなくなる。

「何回登頂に成功していても、エベレスト登山が危険なことに変わりはない」と著者は言う。「プロとアマチュアの違いは、準備にある。」と力説している。
 ブローカーの甘い誘い水は、エベレストの入り口に立たされていることさえも気づかせない。ましてネット上で気軽に軽装で取引開始できるのだから、気づきようもない。
 そこでブローカーの選び方の基本も著者は解説してくれている。

 さらに本書でいう「日なたに置いた氷」が、溶けていくのをじっと見つめ続けるしかないような、放心状態の評価損の対処の仕方まで紹介してくれている。
「プロだってもともとは素人で、苦労してプロになる方法を学んでいる」と心強い。
 失敗に対応するすべを学ぶのはつらいので続かないことが多い。ましてや空気が見えないネットの世界、資金ショートとともに去っていくことだけが目に見えている。
「トレダーは昔からみんな同じ間違いを犯してきた」と著者も手厳しい。
はたして乗り越えられるのだろうかとも思う。

 それには大数の法則に負けを確定されたギャンブルの世界ではなく、不必要なリスクをとらない計画、著者のいう「ひと手間」がカギを握る。
「成功の秘訣のひとつは、チャンスが訪れたときにそれをすぐにつかみ取れる準備を整えておくことにある」としめくくる本書に、かすかな「道しるべ」を見いだすことができた。

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コナーズの短期売買実践 システムトレードの心得と戦略

2011/06/13 23:30

実践的かつ実践的勇気

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 成功しているトレードルールを公開するのは勇気のいることだと思う。
なぜなら、公開したとたんに使えなくなくなるからだ。
 しかしながら著者は飽くなきパターンの追及をしている、公開したとしても次なる新たなルールを見いだす力がある。
 だからこそ三冊目となったのだと感服した。

 具体的ルールが使えなくなるかどうかではなく、考え方を後世に伝えたいという思いが随所に感じられる。
「ダブルボリューム・マーケットトップ戦略」「タートルスラスト」「10%ウップス」「15分ADXブレイクアウト戦略」「コナーズVIXリバーサル」などなど、おなじみの戦略のアレンジからオリジナルまで多種多彩だ。
 それぞれにルールと検証と効用が記載されていて、システムトレードのヒントが散りばめられている。

 ルールそのものはシンプルイズベストでよいのだが、自分なりの検証と実践に時間がかかりそうだ。しかしながら自分でやるしかないのである。
「われわれが望むのはエッジを与えてくれるような戦略だ」と最後に著者が断言しているとおり、優位性は常にマーケットタイミングを計れるかどうかにある。それは自ら選択したマーケットとタイミングで実践してこそ初めて役立つことがわかる。

 セットアップと手仕舞い、どの市場のどの銘柄か。ここから先は自分次第だ。
道は険しく、辛く、心細くもあるが、本書は勇気づけてくれる。
「私のデイトレーディング戦略のなかから最高のものを紹介したいと思う」としている著者に感謝することしきりであった。

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魔術師リンダ・ラリーの短期売買入門 ウィザードが語る必勝テクニック基礎から応用まで

2010/04/13 23:05

ロングセラー

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

実際に相場で食べている人たちの売買戦略は、非常にシンプルだ。
それは、はじめからシンプルだったわけではない。

「この道を極めるための近道など決して存在しない」、「経験が最大の師であり、これに代わるものは何も存在しない」と本書にあるとおり、常に知識を得ようと努めた結果がシンプルなものだったというのが真実だ。

いろいろなルールを紹介のした後のリンダとラリーの会話記録は値千金。読者自ら経験してみて初めてその価値に気が付くことばかりだ。
リンダが「”希望”は、トレーダーにとって最悪の敵なのです」といえば「その通り、良い習慣を身に付けることが肝心だよ」とラリーが返す。泥沼状態の中で希望という幻想に逃げ込むのではなく、基本ルールに立ち返る習慣を身に付ける大切さを象徴したやりとりだ。

また「純粋に”主観的な”パターン認識の形式」も紹介されているあたりは、一言アドバイスの域を大きく超えている。
シンプルなルールを必ず検証を元に立てて、それを守ることのみが生きる道なのだと本書で伺い知ることができた。

一つでも、自分に合う戦略が見つけることができるのなら、
2万9400円は決して高い買い物ではない。

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チャートで見る株式市場200年の歴史 マーケットのサイクルとアノマリーを図説解説

2010/03/29 00:10

"ウオール街のワルツ"は石器時代にはなかった

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「われわれの脳は親から受け継いだもので、親はその親からといった具合に受け継がれてきたため、問題に対処する方法も石器時代のご先祖様の対処方法に基づいている。」そのため「現代の株式市場で起こるような直感に反するような問題に直面すると、われわれの脳は混乱してしまう」と本書にある。

目の前で起きていることが直感的に危険ならば、恐怖を感じ、身を守る。同じく安全ならば、欲望に従って突き進むのは、生きていくために必要な行動でもある。
ところが株式市場においては全く逆のことが起きる。ただし、いつも後から思い出すのが厄介なところだ。

著者はその様子をワルツにたとえている。
その踊り方とリズム感を豊富なチャート(グラフ)で解説してあるのは面白い。
華麗に踊ろうとすると足元をすくわれる。そうではなく、スタンダードを着実に踊ることでリズムに乗れるのだが、目先を見たときに一瞬、感情が邪魔をしてリズムがつかめなくなる時がしばしばある。

そこで本書の登場となる。
有頂天のときに本書に立ち返る、恐怖のどん底で本書を読み返すと見えてくる。
「土地を買え、これ以上増えないのだから」バブル花盛りの象徴だ。
「株式市場の恐怖の空洞化があったとしても、世界が終わるわけではない」
ウオール街のワルツのリズムが変わるのではなく、そこで踊る人の顔ぶれが代わるだけなのだと読み解くことができる。

さらに興味深いのは「株価は景気が落ち込むかなり前に下がり、景気が回復する前に上昇を始める。」のだが、その景気予測から株価を予測するのはほぼ無理と断言しているところだ。
ところが、本書を複合的に読むとある可能性が見えてくる。

ダウが大きく下落するときは一ヶ月に2%の割合で下げる。
一方、失業率が下げ止まってから1%あげれば直後に株価が上昇する。
著者はそれぞれ”2%ルール”、”1%ルール”と呼んでいる。
もちろん米国のチャートの歴史上の事実であり、未来を予想するものではないが、この辺のリズムがワルツととらえているのだと理解できる。

しかし、これを実践するのは、難しいと著者も考えているふしがある。
だからこそこの改訂版を出版したのだと感じさせる。
歴史的事実の検証もされていて、読み応え十分、納得の一冊ではあるが、
たしかに、石器時代にワルツは似合わない。

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ロジカルトレーダー オープンレンジブレイクアウト戦略の基本と応用

2009/12/14 00:01

魚の捕り方を学べば、一生食べていける。

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「正しい時に、正しい場所にいる」ことが成功の秘訣だと著者はいう。
そのために「大事なのは正しいかどうかではなく、間違ったときにどう行動するか」にかかっていると本書で力説している。
ポイントは「大衆は常に間違うということを覚えておくこと」だ。

しかし、間違っているかどうかを判断するためには、仕掛ける前にシナリオを持っていなければ、何が間違っているのかさえわからない。
その指針の一つが本書の「オープンレンジブレイクアウト戦略」だ。

著者はその戦略を「ACDシステム」と名づけている。
その詳細は本書に譲るが、重要なのはやはり、「規律」。
ルールを守れるかどうかだ。
「自分を冷静に保つための手段がなければ、本書で紹介した概念やアイデアや手法も放棄されてしまう」と本文中で強調されている。

”大きな道を歩く時に、もっとも気をつけるべきことは、小さな脇道に迷い込むことだ”と思い浮かべながら「多くの人は自分と違うものになりたがる」という著者の言葉がずっしり響いた。

自ら開発した「ACDシステム」の基礎から応用、ダマシとその対処方などを公開しているあたりは、その自信をうかがい知ることがでる。
「大金を儲けるためにはまず間違ったときに失う金額を少なくするべきだという教え」を本書からも学ぶことができた。

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5段階で評価するテクニカル指標の成績表 相場の勝ち負けはチャート分析選びで決まる

2009/12/13 23:38

ストップ・エンター

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「筋肉労働のほうが価値が高いなら、土建業者は社長がもっとも薄給であるべきだ」この一文に著者の考え方が集約されている。
そうなっていないのは、多くの人に労働を対価に変える機会を提供できる社長の能力が価値となっているからだ。

「資金を右から左に動かして収益を上げることは、物を右から左に動かして収益をあげることとなんら変わりがない」と本書にある。
その資金量が多いほど、市場の流動性及び信頼性維持に寄与できる。したがって収益を得るチャンスが多くなる。逆に乏しい資金ではその寄与度も低いし優位性もないので、ロスカットチャンスが多くなる。

はじめは胸を借りるつもりで、学んで損失を繰り返す。授業料のようなものだ。それが払えなくなるか、生き残るか。
勝ち抜いてきたであろう著者の言葉は自信に満ち溢れ、かつ手厳しい。
「実際に現場のデーラーが使うことはない指標、あってもなくてもよい分析、おまじないのようなもの、ここまでくるとテクニカル分析家の趣味の世界だ、欠陥指標だ」などなど著者が断言する「使えないテクニカル分析」に対しては容赦がない。

一方、著者が考える「使える指標」に対しては、有効な場面とそうでないところをキッチリ解説してある。
鵜呑みにするかどうかは別にして、とても参考になる。
特に著者自身で開発した手法に対して五段階評価のうちの四つ星である点がすごい。指標を読みきる能力と開発する力および客観視できる点に価値が対価に変わるのだと感じた。

「私には、先のことがわからない。あなたに未来を見る能力が備わっていないなら、損きりは決して忘れてはならない」そして「損きりとは、トレンドとゆらぎの微妙なバランスの均衡点に置くものなのだ。」
著者の実力を思い知らされた。

『谷超えを待って買い、山越えを待って売る」かつ”違っていたら損切る”姿勢が本書の成績表の信頼性を高めていると思うことしきりであった。

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Effective Volumeトレーダー 「安さ」のタイミングを計ってトリガーを引け

2009/10/04 09:43

ダイバージェンス

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「なぜ、自分の手法を公開するのか」の質問に著者は明快に回答している。「(大きな変化を遂げた株式市場に新しい手法が必要だと考えた)私は、この大きな変化の一部を担うことのほうが、パソコンの前でひとりで儲けを上げることよりも重要だと考えている」からだと。

一般に知られた分析は、その手法が機能する時、広く薄く利益をもたらす。したがって、自分なりのやり方が大きな利益を生むときは、公開しないほうが良いように思われる。
ところが著者は自分のホームページでも無料で公開している。それどころか、意見交換を広く求め、発展させようというのだからすごい。
テクニカルの世界そのものにダイバージェンスが起きているのかもしれない。

誰もが買うとき株価は上がると思いがちだが、たとえば数単位取引の個人投資家が100人買っても、一人の機関投資家の数十万単位の売りがあれば株価は下がる。みんなが考えるとおりに動かない仕組みがここにある。たった一人でも、大きな注文を動かせれば、それで方向がきまってしまうことがある。

その分析をしようというのが本書だ。
開発中のものゆえのいろいろな検証が掲載されていること自体、参考になる。
自分なりの方法を手に入れるためには、これほどの試行錯誤があると思うと気が遠くなる。しかし理解した者から、早ければ早いほど、享受できる利益は多いという原則からすると、再読の意欲がわいてくる。
本書の手法がこれからの標準になるのか、特殊なトレーダーのものだけになるのか、方向性が楽しみな一冊でした。

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フィッシャーの「超」成長株投資 普通株で普通でない利益を得るために

2009/02/13 00:08

はたして、株式市場は何のために存在するのか。そしてそれは存在し続けるのか。

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

テンバガーを3回投資すると、10万円は一億円になる。
だから最初の100万は何が何でも作り出せ。月に3万づつ貯金に回すと3年だ。
その後、10万のテンバガー狙いを10回。内3回うまくいけば、まずは300万。
いかにも、うまくいきそうだが、現実はそう、ギャンブルほど甘くはない。

やっとの思いで100万貯めて、いざ投資開始となると、
最初は躊躇の一ヶ月、慎重姿勢の二ヶ月が過ぎ、損して意地になり、やけになり。
こうして苦労して貯めた資金が3ヶ月で吹っ飛ぶ。

彼は、株式市場の勉強をしてこなかった。
いや、それなりの勉強はしたのかもしれないが、知らなかったのである。
経験がすなわち知識であることを。
特に初心者は、自分自身がお得意様であることを知る術もない。
「10倍銘柄(テンバガー)」の印象だけが、記憶の中でさまよっている。

一回目はうまくいく時もある。しかしこれは最悪だ。これからその数十倍の損失が確定したようなものだからだ。まだ初回で失敗し、しっぽを巻いたほうがましだ。それ以上の損はないのだから。
快の体験が、目の前の損失を覆い隠し、幻想を求め続け、再起不能になるまで走り続ける。

株式市場に入るキッカケに本書のメインテーマ「最も危険に見える安全な道とはつまり、投資を続けること」がある。ただし闇雲にではない。本書にある11のChapterは「普通の株で、普通でない利益を得るため」の考え方や手法を詳述している。
損失をこうむった時、そこでやめてしまうのも正解だが、再起をかけて奮闘するなら、この11もの章は、必読だ。経験があれば、さまよっている感情の整理も出来てくる。
じっくり見つめなおす時間はいつでもある。投資機会がいつでもあるように。

株式市場がこれからも存在し続けるのであれば、チャンスもリスクもあり続ける。
やがて次の疑問が湧いてきた。
「はたして、株式市場は何のために存在するのか。そしてそれは存在し続ける理由たるのか。」

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賢者の商品先物トレード リアルマネー選手権優勝者が明かす売買技術

2008/11/24 00:11

「パニック・トレード」。なんとも”そそる”響きである。

5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 本書は商品先物を勧めているわけではない。株式投資、FX等、相場全般に通じる売買手法の詳細について、具体例を上げながら整理して解説されている。商品先物自体についても、その先見性にふれる意味で、相場を考察する基礎となるので、大変勉強になる。
 デイトレ、短期、中期のリズムが合う人向けの書である。
何の相場でも、いつでも、どこでもがテーマではあるが、残念ながら「誰でも」というわけにはいかない。
 著者のいう「とにかく相場の流れは思惑とは違う方向に進みがちである」が理解でき、その対処法を「答えは実に簡単」と本書に説明されている手法を実行できる人向けの書だ。こうなるとパニックトレードさえも、売買行動の一つにすぎないというレベルに達することができる。

 それにしても、実際に相場から収益を上げていると思える人の解説は、こうも説得力があるものか、とあらためて感心させられる。と同時に自分とのレベルの距離が明確になり、その間を埋めるための「すべきこと」が本書によって読み解けるところがありがたい。

 また初心者にとっても本文中にある十個のコラムが大変参考になる。
 特に「曲がり屋に向かえ(人目相場)」がおもしろい。
 私も「○○○証券の○氏が強気レポートを出したら、売り時だ。××証券の××氏がテレビで弱気コメントを出したら、そろそろ買戻し準備」とさせていただいているように、曲がり屋に向かうにはいい情報過多時代に感謝したい。著者もあちこちからメール配信されるレポートを「本当によく曲がるものだ」と感心しながら、逆に利用している。IT時代以前であれば、曲がり屋を見つけることさえ個人投資家には難しく、その意味さえ実感できなかったであろう。
 また「武道と相場」のコラムにおいては、本書の真髄「修正能力」について、ヒントが語られている。いわゆる「守・破・離」だ。「そないにたいそうな」ではあるが、相場とはそれ以上に
”たいそうな”世界であることが、本書によっても知ることができる。

「”絶対”という言葉が存在しえない相場の世界において”負けをコントロールする哲学”と”生き残る術”が不可欠となる」と諭してくれる著者の言葉が心に響きく。そして「高値を踏んで(退陣)安値を売り直す(出動)。安値を投げて(退陣)高値を買い戻す(出動)」の記述は、歴史的局面で身動きが取れなくなっているものにとっては灯台の光のように方向を指し示してくれる。「動くべき時には動き、待つべきときには待つ」にいたっては、本書全体からにじみ出る極意の一端を垣間見ることができた。”パニックにのるかそるかの見極め時がいつもそばにある。”と行間を読み解くことができる一冊でした。

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