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プチトマさんのレビュー一覧

投稿者:プチトマ

42 件中 31 件~ 42 件を表示

紙の本

紙の本ヨーロッパの古城

2021/06/20 18:18

お城はエコな社会

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ヨーロッパのお城が攻められる、という時間軸でストーリーは展開しますが、
様々なシチュエーションで、
城内の住民の生活の様子が生き生きと描かれています。

時間をかけて各ページの詳細な城の内部の絵を見ていると実に楽しいです。

こんな小部屋で武具を作っていたのか、とか
ミツバチの巣の置き場、塩漬け肉作り、ビールの醸造作業、
粉ひきとパン焼き窯も城内に。

あるものを徹底活用し、領内で完結。
サスティナブルな社会といえます。

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紙の本

紙の本異形の維新史

2021/06/17 19:45

混沌とした時代の色、艶、欲、異形

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特に変化値の大きかった江戸と明治の時代の端境期は、
こうした「変態」なことが起こるものだ・・・

特に男女が絡むと正史とは別の「性」史があっても、まあ当然だろうな。

「名器伝説」は今だと医者全員アウトでしょう。
美貌の毒婦、高橋お伝の局部がどうなったか、
史実を詳細に記載。どきどきします。

杉浦日向子先生に、
お伝の斬首シーンを描いた短編がありましたが、
所作、セリフの一つに至るまで、事実に忠実であったことがよくわかりました。

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紙の本

バスの利便性を再認識

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何でもその道の達人がいるものだ。
エリア毎の一日券の活用方法、長距離バスの設備、乗り心地や休憩エリア、最後に箱根駅伝と長崎潜伏キリシタンをめぐる旅。

時間があってマイカーを持たず、でもツアーは嫌でお金もかけたくない、
ならバスが確かに一番。

周遊券なら、函館など駅の何番乗り場から何時発のどこ行きに乗って、どこで降り、
朝市ではおすすめ店のメニューまで書かれておりこれは便利。
宇都宮なら周遊券の割引利用施設まで。これは助かる。

長距離だと東京-大阪に個室の至れり尽くせりバスがあるとは初めて知った。

ただ、地図が一切ないのが実に不便。イメージがつかめたのに残念です。

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電子書籍

電子書籍ジャンケットバンク 3

2021/06/08 20:44

御手洗君、投資巧者だな

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ギャンブルの鬼才真経津が、
並みいる自信過剰で性格異常な強敵を粉砕するのがこの本のカタルシス。

しかし、各話毎に、ジャンケットバンクのルール、生死をかけた死闘の勝ち方
それと「投資の神髄」を先輩も驚くほどの速さで吸収していく御手洗君の成長も味わい深い。

「担当権」がというものがあるなら、それは価値を持つはず。
真経津さんが過小評価されている昨日が最安値で買えるチャンス。
と気づき即決断。さすが。

資産運用の勉強にもなりました。

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紙の本

紙の本政治が危ない

2017/04/07 19:29

自民、野党、退位、メディアへの鋭い切り口!

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読むなら今すぐ!!
今の日本で何が深刻な問題で、どう覚悟したらいいのかが明快に分かった。

自民の問題は「次世代が全く育っていないこと」、
民進は「党首使い捨て」、
自民憲法案だと離婚は憲法違反(なぜこんな案しか出ないのか)、
なぜ摂政ではだめなのか(理由がやっと分かった)、
ネット時代に合わない今のメディア、
と一気読みでフル充電。
日々のニュースの背景や方向性が読めるようになります。

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紙の本

紙の本翳りの城

2015/08/29 16:23

ノンストップ必至。入ったものが一人も帰ってこない城。

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表紙と裏表紙の城の設計書。
読み進むうちにその意味が分かりぞっとしてくる。

かつて武田軍団に滅ぼされた者たちの怨嗟と、
南蛮人の青年が持っていた特殊な西洋式城の図面。

更に強大となった武田軍の進路上に突如現れた謎の城。
半日で落とせると踏んだ城が次々と攻め手を陰惨に食っていく。
その恐怖と驚愕を感じつつ、背景や構造、作り手の覚悟が少しづつ明確に。
ストーリー展開が秀逸。

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紙の本

アナログのしぶとさ

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

大型ブックチェーン須王堂書店の本店を舞台に、永遠の文学青年(35歳だが)の寺山副店長と、岡崎から上京した主人公高野あかりを軸に展開する、「新人女性の成長」物語。
この構図は「おいしい銀座」、「コンシェルジュ」、「テレキネシス山手テレビキネマ室」と同系列。

一巻はひかりの新人らしい青い失敗をベースに、同僚、上司(副店長以外)を丁寧に描写して説明。人と上手く接することができない人が多いのはもはやフィクションの世界だけではないが、こうしたなかで管理職はつらいと思う。店長は逃げているし。

書店らしく、各話では名作がテーマに。
マザーグース、宮沢賢治、チャールズ・ディケンズなど、どれも「一昔前」なら普通に読んでいたものばかり。こうしたコンテンツが、ひかりをはじめ他の落ち込んだ登場人物をどれだけ助けたことか。

こうした作品は20代前半までに出会っていないと実際は手遅れ。
その意味ではいい読書ガイドだし、間に合うならこれら作品を賞味して感受性を整えておくべきだろう。小説は最強のコンテンツだしね。

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紙の本

彼岸が消え去る直前の19世紀海洋コミック

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

英国海軍である意味「もっとも」有名な6等級フリゲート艦コランタン号。
そこに着任したルパート・マードック海尉の異界冒険譚。
工場に蒸気機関が入り、帆船があとわずかで歴史から消え去るその黄昏に、「あちら」の絡む任務に唯一対応できるコランタン号は任務を受けてブルターニュへ赴く。

近代合理性をもつマードック海尉が、次々体験する非合理に驚き惑いながら馴染んでいけるのは、メリーウェザー船長以下の仕官、准士官、乗員との「こちらでは馴染めない」者同士の触れ合いだろう。

ファンタジーな展開が荒唐無稽だけの作り話にならないのは、オタクなまでの時代考証と民俗学がベースにあるから。
本当にHMSコランタン号ってのがあったかと思う。

ホーンブロワーシリーズと宗像教授が一緒になったような逸品。

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紙の本

読めばドライになりたくなるね

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

200%気をつかい、300%親切にする「優しさの人」伊原優一の空回りサラリーマンライフ。

彼の優しさは計算のないストレートなものだけに、女性上司の肩に力の入ったキャリアー人生を台無しにし、虚勢とうわべだけの友情の上で辛うじて成り立っているOLの人間関係を吹き飛ばして。
ほんわかしたOLネタの4コマもあるが、そっちに本作のようなリアルな毒気があるかな?

ゆるゆるな気持ちで読んで嫌な日常を笑い飛ばしても良いし、
ギャグマンガと片付けるには惜しいくらいの人間観察の深さを読み解いても良い。セリフに無駄がなく、話が4コマできちんと収まり、レベルが平均的に高いのでたっぷり楽しめる。それが、たまに読み返したくなる中毒性につながっている。

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紙の本

「多くの気付き」は有益

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「資本主義ではお金を扱える人には有利でそれ以外には不利。」
これは昨今(2022年5月)のインフレで痛感する。

しかし、
「資本主義は大きなケーキを不平等に分ける、
社会主義は小さなケーキを平等に分ける、
それでも資本主義の小さなケーキの方が大きい」
は(役に立たなかった学校教育では)教わらなかった事だ。

経済的自由の実現には不動産を買え、事業を始めろ、高給取りなら税理士を雇え、と
そこまでの具体策がないのが本書の難点だが、
まずは現状に不満を言って時間を無駄にするよりも、
マインドをこう変えて、こうしろ、と教えてくれる。
これはいい気付き。

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紙の本

紙の本平井呈一 生涯とその作品

2021/07/11 15:39

戦前、戦中、戦後に「怪奇と幻想」を追い求めていた人生、それ自体が「物語」

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国民が生きていくだけで必死だった時代に、
国家も生業も家族も生活も人付き合いも全く気にせず(生きるのが下手)
ひたすら英米幻想文学に生きていた平井呈一の人生は
たどるだけでも結構疲れました。

思ったのは、妻、パートナー、親族とくに兄、文学仲間、周りの関係者の支援
がなければ創作が主でなかっただけに早々に干上がっていたことだろう。

未発表3作品には、戦中戦後の動乱のなかで、
薄幸だった人々のこの世に残した強烈な怨念が感じられる。
これは何かコロナ禍で薄情な世相の現在に(2021年)にも通じる。

疎開先の学校で数年間英語を教えていたこと。
生徒の回想から、その教え方がとても上手だったこと、
孫にも英語を教え、とてもきれいなイギリス英語だったこと、
になぜ皆が彼を助けたのかがややわかりました。

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紙の本

友人や取引先との会話が今日から変わりました

4人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

効果てきめん!
とても有益な噂話を取引先の方からたっぷり聞くことができました。

事例がとにかく面白いうえに洞察に富んでいます。
・「赤ちゃんの泣き声がうるさいの」という母親に心情を吐露させた一言
・元CIA尋問官との映画のような待ち合わせ
・クビになった友人への適切な声かけとは
・元FBI人質交渉主任が出張先のバーで必ずすること
・家具店売上ナンバーワンの営業マンが老夫婦に大量購入させたスキル
・うわさばなしはなぜ組織にとって必要不可欠か

デジタルデバイス漬けが「聴く」スキルをいかにスポイルしているか、ゾッとしました。
(ただ文章が冗漫で同じテーマの繰り返しが多いかな。飛ばし読みで十分)

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