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こうじ・1さんのレビュー一覧

投稿者:こうじ・1

41 件中 1 件~ 15 件を表示

日本は世界5位の農業大国 大噓だらけの食料自給率

2010/05/19 06:53

既存の農政批判本にはないのもがあった

8人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

まず、日本が世界第五位の農業大国である。という一般的批判論調とは逆から入る表題。
日本の食料自給率のカラクリ(金額ベース・カロリーベースの違い等)
もともと真面目に官僚が仕事をするとやる事は大体決まりきっていると思う私だが、いかに我々がメディアに『日本の農業は弱い』と洗脳されているかがわかる。

この本を読む限りでは農水省は地方農家にやさしい、と感じるのだが(逆に都市部の専業サラリーマンの方々にはそれが不満なのかもしれないが。)地方の零細兼業農家の生まれである私は、数値の取る方式その他カラクリまでも用いても厳しい地方零細農家の実態が浮かび上がる気がする。

地方からの農政バラマキの要望・海外からの市場開放・農産物その他輸入の要望がある板ばさみの中で仕事をしている高級官僚や国会議員の先生方を相手に農水批判をするには最低このぐらいのレベルの知識は必要なのだろうと感じた。

私には全ては理解することが不可能だったが、真面目な農家の方々にはぜひ読んで頂きたい本。

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新聞消滅大国アメリカ

2010/06/07 05:01

新聞のみならずインターネット業界の報道にも大きくリンクする本

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

概要をさわりだけ説明すると、アメリカでは合衆国制により地方分権の考え方が強く、1000紙以上の新聞が存在するが、主要大手紙を含め、それらが多数経営危機に陥り、廃刊・吸収合併の波が押し寄せているとの事。

かなり深みがあり、欧米のメディア業界ビジネスの裏側を匂わせるような記述もあり興味深かった。

2009年にノーザン大学で全米3800人の記者を対象に調査したところ、「新聞社のインターネット化をもっと早く進めるべき」の回答が56%。「紙の新聞にこだわるべき」の回答がわずか20%だったそうだ。現在のアメリカ新聞業界の危機意識の高さを伺い知る事が出来る。

個人的に内容を極論すると、◇ 新聞紙面 VS インターネット媒体(ipadなど含む)。インターネット上の情報配信(ネット配信紙含む)に関して、◇ FREE(無料)VS 課金制  この二点の構図に大きく集約されるように思う。

この本を読む限り、日本ではアメリカ程の劇的な経営的打撃を受ける事は考えにくいようだ。しかし日本でも有料ネット紙が配信され始め、アメリカでのipadへ配信された良質な新聞の配信利用映像をTVで観て、もはやこのような淘汰されうる時代はすぐそこまで来ているのだと実感した。

個人的には自社で記者を抱え取材し・情報をネット発信するAOLのビジネスモデルや、シカゴのニューザー社の既存ニュースを記事要約発信するビジネスモデルが気にかかる。


これからの新聞や情報配信が、どのようにして生き残っていくべきか考えさせられる一冊。興味ある方や関係する人々にはぜひ読んで頂きたい一冊です。

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インド成長ビジネス地図

2011/01/07 14:12

発展途上の人口大国インド

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

中国と並び人口含め大国であるインド、そのビジネスリポートとして読みました。

一般庶民の感覚で詳細は割愛しますが、同じ人口大国の中国とは違い(日本も同様に)
少子高齢化がほとんど進行していない大人口国家。


まず現状インドは7年連続で日本のODAの最大の供与先である。
(現在の中国がメディアに頻繁に取り上げられるのも過去のODAの
  成果の結実とも言えるのではないか)


中国への一極集中投資の分散先として、やはり日本企業の注目を集める
ベトナムなどとは違い、インドを、中国やASEANのビジネスモデルの延長と
考えるとうまくいかない場合が多いらしい。
(日本企業の参入障壁としては 〇インフラの未整備 
〇複雑な法規制・関税制度 〇労務管理 ...etc などがある)

また、近代化された農業のがまだ多くの場所ではなされておらず、
それに対する適切な資金供給が行われていないとも。

世界銀行の「ビジネスのしやすさ」に関する調査によると
インドは183ヶ国中133位であり、
最もビジネスのしにくい国にランクされているようだ。


●新中間層の拡大
先進国の感覚からすれば貧困層に近いと思われる所得であっても
そうした世代の拡大は中間層へ昇格する事につながりさらに上層に
移行する人々が増えることが期待される。
これらの人々にFMCG産業が活性化しはじめているようだ
(FMCG---日常生活で頻繁に購入される物品全般)

本書全般通して感じたのは、現在成功をおさめている進出企業は
インドの財閥系等と組み、手間と時間をかけて市場浸透を進めている
対印ビジネスの歴史ある企業が多いと感じた。

日印関係においてもWIN-WINの関係を築きたいものだ。

あと、教科書に過去のものとして出てくるカースト制度。
現在、大学や企業・都市部においてはカーストは殆ど顕在化していない。
唯一結婚・遠祖などに際して保守的な高齢者等がカーストに
こだわるケースがあるが、高学歴な若年層では結婚相手のカーストを
問わないケースも多い。

ただ、カーストはインド社会と一定の折り合いをつけて存在しており、
善悪は別として短期間に差別を完全に解消することは極めて困難なようだ。

7年連続でODAの最大供与先であるインド。
ODAという上からの大きな流れだけではなく
FMCG産業やマイクロファイナンスなど言わば川下のビジネスにより
長い年月をかけて関係を浸化させてゆかねばならないのだろうと感じた。

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北米のファッションストリート 世界の都心商業

2010/12/04 10:16

北米大陸の代表的都市をざっと紹介してくれている

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ファッションストリートと銘打っているだけあって写真を眺めているだけでも楽しい気分にさせてくれる。

基本的にアメリカ合衆国をメインに展開しているが、ハワイのホノルル、
カナダのバンクーバー・モントリオール、メキシコのメキシコシティーも
紹介してくれているのが嬉しい。

各都市の歴史・特色をざっと紹介してくれて参考になる事も多い。
格都市の紹介最後にデータが記されていて、特にアメリカが合衆国と言われる所以が分かる。
本当に格州・格都市によってデータの数字は著しく変わっていたりする。
これらを調べるのにどれだけ時間を費やしたのだろうか....頭が下がる。

同様のシリーズ『世界の都心商業』とともに
海外留学・移住など考えている方にはひとつ参考になるかもしれません。

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コンタクト 上巻

2010/05/16 08:53

映画で観るよりは難解

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

この世の複雑さや、この手の問題の難しさが凝縮している。

科学と宗教(理論的なものと概念的なもの)の狭間で揺れる人類。
人間以上の存在を感じつつもそれを公に認めることは出来ない。
地球外知的生命体との「コンタクト」が主題なわけですが、もはや現代においてそれら(宇宙人)の実体などはあまり意味が無いのかもしれない。

映画のほうはなぜか作中に日本の北海道が登場してきたり、元クリントン大統領(夫)がTV映像の中に登場してきたります。映画のほうはラスト30分位に重要な部分が凝縮されています。

私はめんどくさがりなので映画から入るクチですが、何かしら縁があって導かれるようにカール・セーガンの原書に行き着きました。

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約束された場所で underground 2

2010/04/28 21:42

1Q84ブームの中。ぜひ読んで頂きたい本

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

まず初めに申し上げますが、私はオウム真理教信者ではありません。
まして特定の宗教に傾倒してもおりません。

ものすごい村上ファンではありませんが、同氏が地下鉄サリン事件以後
この手の問題に力を注いでいるように感じる。
その手の本を手に取った方には読んで頂きたい本。

内容はなんてことないオウム真理教元信者との対談がメイン。

対談も大体はのんびりとしたものでテロ事件の事は知らなかった人が大半のようです。(この内容が真実か、それが本当かどうかはまた別の話として。)

はたして1Q84の「さきがけ」グループと「あけぼの」グループのように
穏健派と過激派のグルーピングがあったのか?


その背景には何があったのかを考えさせられる本。

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超不都合な科学的真実 もうからない重要な発見はすべて潰される

2010/04/25 16:58

世の中の現実を知れる本

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

かなり前にこの本を読んで詳細はうろ覚えなのですが
感想としてかなり面白かった気がする。

表題にあるように有用な科学的発見や真実が潰されていく事があることを実例を交えて書いている。

当時全編通して読んだ感想は、画期的発明・発見も、既存社会のバランス、
既存の権力構造を無視しては成立しえないと感じた。

めぐるましく発展していく現代、そのような「壁」が存在する事を感じる一冊でした。

やはりこの手の内容は書籍でなければなかなか実現出来ないのだろう。
個人的にオススメ。

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世界の経済が一目でわかる地図帳 常識として知っておきたい! お金、人、資源、環境…世界はこう動く!

2010/12/07 21:32

世界の経済状況を多視点でとらえた良書

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

世界の現在の経済情勢を国家的・地理的な視点をメインでとらえている。
基本的に見開き1ページに1ページ文章・もう1ページは地図図表で
各項やさしく書いているので文章が視覚的・直感的にとらえられて読みやすい。

以前レビューを書いた「Q&A 日本経済の基本100 2011年版」と共に読めば
今現在の経済情勢に対して理解力がかなり深まると思う。

気になる事やニュースが出てきたらまた読み返したいと思う一冊。

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図解企業ライバル地図 M&A、業務提携、子会社化、新商品開発…生き残りをかけた熾烈な争い!

2010/12/05 14:28

他ジャンルに渡る業界分析・企業分析の良書

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

基本的に業界をリードする様な大手企業をメインとして
他ジャンルに渡る業界分析・企業分析をしている。

各業界における現状も書き記し、売り上げ・利益・提携関係などのデータも
ふんだんに用いられて図表化されている。

本書で取り上げられている多数企業の従業員数・平均社員給与・平均年齢・平均勤続年数などまで
踏み込んで書かれているので学生(もしくは転職)の就職先の
企業分析・業界分析に適した良書だと思う。

内容が多岐に渡るので気になったらその都度読み返したい本。

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世界の都心商業

2010/12/04 10:17

世界の主要商業都市を網羅

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

前記レビューした、『北米のファッションストリート』と同様のシリーズであるが、こちらは「世界」と幅広い地域を網羅している。(北米大陸除く)

こちらも写真を眺めているだけでも楽しい本です。

各都市のデータ・基礎知識・(歴史的背景)・メインストリートや
メインとなるビルディングの紹介をしてくれています。

本当に世界の歴史と各国色とりどりの特色を感じさせてくれます。

こちらも旅先選びや留学先選びの参考にいいかもしれません。

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ガウディの夏

2010/04/29 23:36

プライバシーや情報というものについて

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

芸能界や広告業界の人間模様とその裏側を描くストーリー展開。
表題からアーティスティックなものを想像していたが、読み進めると奥深いストーリーだった。

本書のなかで情報の持つ力を力強く描いている。
その辺の部分は、服部真澄 著「エクサバイト」の世界観に近いものを感じる。
よりダーティに描いているかもしれない。

本書では悪役の岸矢吾郎が、ガウディと人間の妄想について力強く語るシーンが
印象的に心に響きます。

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瘦せゆく男

2010/04/25 17:08

痩せる

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

痩せるという事、一般的なあこがれからタイトルに強く引かれ読みました。
実際にジプシーの呪いで痩せゆきとまらなければどうなってしまうのだろうか?
痩せゆき衰えゆく恐怖を感じて下さい。

ある意味では時代の流れを感じさせてくれる一冊でした。

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エクサバイト

2010/04/25 16:59

久しぶりに

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

面白い作品を読ませてもらった。

人間(人生)の記憶を記録する。近未来SF。
実際はもう近くまで来ているのかもしれない。
最近でメジャーなものではマトリックスがこのような世界観を連想させられた。

果たして世の権力者や実権を握るような人々はその記憶を後世に残したがるのだろうか?
果たして人間はその記憶を全て記録されて生きていけるのだろうか?

今回はエクサバイト商檜がメインでストーリー展開されているが、このような場合
どこにそれを預けるかが重要になってくるのだろう。

表紙カバーも内容も素敵で考えさせられる一作でした。

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連鎖破綻 ダブルギアリング

2010/04/25 16:54

良質の経済小説

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

保険会社の破綻・吸収合併を描く良質の経済小説。

設定にリアリティがあり、どんどんと作品に引き込まれて行く。

数ある経済小説の中でもオススメの部類に入ると思う。

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ドーン

2010/04/25 16:53

近未来的であり現代的

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

そのような印象を受けた。

作品の中に出てくる『ディヴィジュアル』という考え方。
たしかに人間はそのようにTPOにあわせて変化する場合がある。

久しぶりに物語として楽しめて読めた作品だった。

全般的に多少湿っぽい重さがある。

この世の先端をゆく宇宙飛行士の悲哀を感じる。
この本にて宇宙へと旅立ちたい方はどうぞ。

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