でるっそすさんのレビュー一覧
投稿者:でるっそす
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はじめのブッダ 初期仏教思想論序説
2010/10/06 13:39
気づき
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
はじめのブッダというから、入門書かと思ったら結構難しい内容だった。
でも、読み始めたら止まらない勢いだった。
論理がしっかりしていて、それを裏付ける経典からの引用も豊富で納得させられる。
四聖諦、八正道は名前が出てくる程度なのにもかかわらず、仏教の真髄、実践すべきことなどがはっきりと述べられている。
とにかく読んですっきりしたという感じだ。
たくさんの仏教書を読んでも、仏教の何たるかが分からずすっきりしない人にはおすすめの一冊である。
こころを清らかにする言葉 もう、何があっても悩まない。
2010/09/29 18:31
常識と真反対の教え
7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
右ページにこころを清らかにする言葉、左ページにその解説という構成で80の言葉が紹介されている。
世間の常識的な成功とは真反対の教えが並んでいる感じ。
しかし、ちゃんと読めば、悩みを解決するには正しい言葉なのだなぁと思った。
心が汚れたら読んで欲しいとのこと。
早速読み直すか。
沈黙入門
2010/08/31 15:29
「自分」を薄める修行
6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
この本は『「自分」から自由になる沈黙入門』という単行本を修正して文庫本にした本である。
内容はほとんど同じで、いろんなシチュエーションで顔を出す「自分」はみっともないし自分を苦しめるだけなので、「自分」薄めの修行をしましょうという話。
単行本を読んだときにはあまり気に止めなかったが、瞑想の方法も丁寧に説明してあって、修行したい人には役立つだろう。
単行本では語尾に変な文語みたいな言葉遣いがあって一部で不評だったらしいが、それは普通の文体に直っている。
著者のこだわり、自己主張も薄まったということなのだろう。
怒らないこと 2
2010/08/26 16:29
慈悲を育てる
6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
この本は前著「怒らないこと」の続編のようだが、単独でも読める。
仏教的には「イヤ」と感じることはすべて怒りに分類される。
一方、仏教の言葉に「一切皆苦」とあるように、人生は苦である→イヤと感じる→怒り。ということで人生は基本的に怒りに満ちているらしい。
怒りがいかに良くないか、怒りの分類、怒りにいかに対処するかなどが示される。
最終的には仏道修行を完成させて怒りを完全に退治したほうがいいようだ。
そのためにはまず慈悲の心を育てることにしよう。
すべての生命あっての自分という人生観を確立しよう。
仏教対人心理学読本 「無我」の純粋交際マニュアル
2010/10/06 11:59
他人に評価されたい病
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
対人関係の問題はそれぞれの「自分」にある慢の煩悩にあると説く。
そして慢の煩悩を取り除くにはと突き詰めて行くと「自我」は存在しないという真理に行き着く。
正直、普通の人には説明されても理解しがたいこの真理。
それを当たり前のことのようにして話が進むのでちょっと取っ付きにくいかなぁと感じた。
それに、心理学という言葉に学問的な物を期待した人にはとりとめのない話の羅列のように感じたかもしれない。
さらに言うなら、どう実践するかが書かれていないのも不満。
ただ、内容は至極ごもっともで悩みの原因は的確に示されていると思う。
幻想を超えて
2010/10/06 11:30
現実を見据える
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
初期仏教のスマナサーラ長老と作家の夢枕獏氏の対談。
夢枕氏は仏教に親近感があり、仏教に関する人物を登場させた小説も書いている。ブッダも例外ではない。
対談は夢枕氏が仏教やブッダについて抱いている疑問を長老に質問するという形式で進む。
夢枕氏が聞き役に徹したため、長老の主張が中心となった印象がある。
しかしながら、夢枕氏の独自の視点からの質問は長老から今までにない方向からの回答を引き出せていると思う。
仏教書に慣れた人にも夢枕ファンにも新しい発見があると思うのでぜひ読むことをおすすめする。
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