春風金太郎(アマ腹話術師)さんのレビュー一覧
投稿者:春風金太郎(アマ腹話術師)
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うんこ!
2012/06/10 06:02
「う○○」のことばは,男の子の自己主張の,「手っ取り早い・主張の効果が大きいことば」です。
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表紙の写真のように,ゴシックで大きく「うんこ」と表示されています。書店先で立ち読みしにくい本ですね。この作者の「サトシン」さんは,数多くの大賞をお取りなさっていられる方ですね。この方のご意向にお答えすべく努力できますでしょうか。
首輪をしているので,飼い犬の白い犬「わんこ」が,飼い主との散歩をしないで,独りで街に出てしまいます。「そとのけしきがみえてきた」の文字の上の,丸い輪の中の街の景色は,排出されようとする「う○○」が体内から見ている状況ですね。
だから,グルグル回りながらの習性も省略して,さっと排便してしまいます。多くの犬は,その直後に自前の「う○○」の臭いを嗅いで確かめるものですが,「すとーん,ぺちゃっ」と誕生した「う○○」に,「おーい,まってくれよー」と声をかけられても,すたすたとしっぽを持ち上げて立ち去ってしまいます。色のきれいな「う○○」から「くっそー」とのだじゃれが出てきます。
そこから物語は始まります。ネズミが通りかかって,「くっさーい」と飛び上がってにげ,つぎにやってきたヘビは舌先で臭いを嗅ぎ,「くっさーい」と電柱に巻き付いて逃げていき,ウサギたちが三羽やってきますが同じように,ダンスのように逃げていきます。 犬の『糞』の臭さが読み取れる画面です。そのたびに,「う○○」は「くっそー」の声でくやしがります。
やがて,ひからびないうちに仲間をさがそうと歩き始めます。街を通り抜けて郊外に出て行きます。「ふん!ふん!ふーん!」鼻歌を歌いながら歩いていると,おひゃくしょうさんに出会います。「なんとまぁりっぱなう○○」とほめられて,野菜たちのコヤシになりました。
おいしい野菜を「うん」といっぱい育てましたさ。よかったね「うんうん」「ふんふんふーん」
私は農家出身ですので,人糞汲み運び,牛糞の堆肥作りを見ています。今でも牛糞の堆肥は,家庭菜園用にホームセンターで販売されていますので,子どもたちの「犬のう○○」への理解の助けになるでしょう。「牛糞」肥料は,花壇では「くさっ」で駄目でした。
腹話術演技中に,子どもと私と人形の三角関係でやりとりをしている時に,会話しているエリアに入りきれない子ども(男の子)が発する「う○○」のことばです。
男の子の自己主張の,「手っ取り早い・主張の効果が大きいことば」です。
その時の対応が大変難しいことです。無視しすぎは,「う○○」の繰り返しをするし,関係者に注意して貰うか,子どもが自分から離れていくかを期待してしまいます。この時は,その子どもの「参加したい気持ち」を受け入れていくように,その子どもに話しかけるように努めます。でも,難しいことです。
家畜の排泄物でガスを発生させ,エネルギーとしての利用していることは,「う○○」のことばへの理解につながるのではないでしょうか。
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