ぷーとちゃーさんのレビュー一覧
投稿者:ぷーとちゃー
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飛田和緒のかわいいお弁当
2011/12/10 08:38
キャラ弁もいいけれど。
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娘が幼稚園に通い出した時、いろいろ心配だった。
娘の足が悪いとか、わりと落ち着きがないとか、激しくおしゃべりだといったことの他に、私自身の心配もあったのだ。
それは、「お弁当作り」だ。お料理をすること自体に抵抗はない(というか何かを作るのはわりと好き)のだけれど、いかんせん「得意」とは言いがたい。だから、お弁当のことを考えると若干緊張したわけである。
しかし、ありがたいことに、我が娘の通う幼稚園は、週に3日は給食が出るので あった!しかもあとの2日のうち1日は「おにぎり」のみ持参すればいいと言う。
「おにぎり」のみの理由は「お米の大切さを知ってもらうため」だそうで。質素にお米だけを食べ、お米のありがたみについて考えてもらいたいのだそうだ。
素敵だわあ。どこの幼稚園も保育園もそれぞれ素敵なポリシーや、保育スタイルがあるだろうとは思うけれど、この幼稚園にもこんな素敵なスタイルがあって、よかったなあと思った次第。
飛田和緒「飛田和緒のかわいいお弁当」。
飛田さんの娘ちゃんがプレ保育、幼稚園で食べるためのお弁当レシピが載っているので「かわいい」サイズなお弁当には間違いないのだけれど、今、結構主流を占めていそうな「キャラ弁」とは全く違う。だからそういうものを期待して開くと「かわいくないお弁当だなあ」と思うかもしれない。
飛田さんが「そのまま大人のお弁当作りに活用できるものばかりです」と書いている通り、お弁当の中身自体は大人っぽいものだ。
私は、飛田さんのお料理本が好きで読んでいたので、想像通りで、「いいなあ」と思った。びっくりもしなかった。これが逆にキャラ弁ばりばりなレシピだったら、たいそう驚いたことだろうと思う。
お弁当作りがばたばたして、負担にならないために「おかずを作って冷凍庫にストックしておく」といった技やレシピだけでなく、「どうしてこういうおかずにしているのか」きちんと書かれているのがいい。
通園、通学まもない子どものお弁当には、(初めての環境で食べやすくしてあげるために)好きなもののくり返しでいいということなど、小さい子どもの気持ちに寄り添っているように思えるのだ。
もちろん、あまたある「キャラ弁」の本だって、子どもが楽しく食べられるように好きなキャラクターのおかずを作るなどするわけだから子どもに寄り添っていると言えるのだろうけれども。
お弁当だけでなく子どもの朝ごはんのレシピまで載っているのも楽しい。
載っているお弁当の数は、25こあり、娘の幼稚園スタイルだったらほんとにこのお料理本だけで1年まかなえてしまうのだ。キャラ弁も時には夫が作るだろうし(笑)。心が軽くなったのだわ。
引き出しの中の家
2011/12/04 16:10
蛍や雪明かりを連想させる「花明かり」は日本の小人なのです
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友達でミニチュア作りが好きな人がいる。
精巧にできた小さなお鍋などを見ると、もしかして彼女は知っているのかもしれない。会っているのかもしれない、と思う。
また別の友達。
建築家の父親(師事していたのがライトではなくて吉村順三氏だったけれど)を持つ彼女が育った家は、階段の途中、思わぬところで別の部屋へと行く扉があったりして、私は勝手に忍者屋敷と読んでいたのだけれど、もしかして彼女も知っているのかもしれない。会っているのかもしれない、と思う。小さい頃の彼女の愛読書は「コロボックル」だったし。小さな植物を育てるのも好きだし。
またまた別の友達にいたっては「小さいおじさん」を見たことがあると言う!
この本を読みながら、前述の、友達らの顔が何度も浮かんできたのだった。
それから『床下の小人たち』のことも。
引き出しの中の家に入れるくらいの小さい人達だもの。床下の小人たちと、どうしたって重なってしまう。読み始めた時、あの物語と似たような感じだとちょっとおもしろくないかもしれないなあと心配までしてしまった。
だけど。心配には及ばなかった。
床下の人達とは違った、際立った特徴があって、それがとっても素敵だったのだ。
幼いうちは、嬉しいと花の香りを発するし、成長すると喜ぶと自らのうちから輝くのだ。花明かりがまわりにいると、花はみごとに咲きみだれ、果実はたわわに実り、緑は濃く深くなる。
「花明かり」と呼ばれるその小さな人達は、呼び名からいっても日本的だけれど、この特徴も私には日本的に感じられた。蛍や雪明かり、お花見を連想してしまって。
そうか。人にだってそれぞれ物語があるように、同じように小さい人達にも(薫だったら、私達のことを「大きい人」と言うだろうか)、それぞれ物語はあるよね。
ちょうど今、私はパッチワークやキルトなどもちまちま縫っているところだったので、物語の運ばれ具合とは別の、小さい人達が使えるパッチワークの掛け布団だとか、小さなスリッパやハンカチの描写にもわくわくし、まだ会ったことはないのだけれど、会えるかもしれない、その時のために、小さな布切れ1枚でさえ残しておいた方がいいのかもしれないとうれしくなるのであった。
盆栽も欲しくなっちゃったなあ(物欲)。
バターミルククッキーも作りたくなっちゃったなあ(レシピ付きだし。匂いに誘われて会いにきてくれるかも!)。
嬉しいと花の香りを発する幼い花明かり・・甘い香りでいっぱいの人間の赤ちゃんと一緒だなあって思ったのでした。
ウエズレーの国
2015/08/11 03:15
夏休み!
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夏休みに、ウエズレーが自分で考え、研究し、作り・・自分の国ができあがります。日頃、ウエズレーのことをいじめていたような友達も、ウエズレーの作り出した様々なものに惹かれ、一緒に遊んだりするようにもなって。いいなあ、素敵な夏休みだなあと思いました。
私は小学校で読みきかせをしているのですが、夏休み前、子ども達にこの絵本を読みました。物語のわくわくさはもちろん、夏休みの過ごし方の参考にしてもらえたらいいなあと思って。
世界中のこどもたちが
2015/08/09 06:10
こどもたちが笑っていられますように
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この本のタイトルと同じ「世界中のこどもたちが」の歌がとても好きなので、この本を購入しました。やっぱり歌と同じように、胸にしみいる感じがしていいなあと思いました。全てのページに小さな子ども達が泣いたり、笑ったり、遊んだりしている写真が載っていますが、その様子を眺めるだけでぐっときてしまうのです。こどもの泣き顔もかわいくていいなと思うのですが、でも、本当につらくて泣いてばかりいるようなことにはなりませんように。世界中のこどもたちが、いつでも笑っていられますように・・と願うのです。
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