Todosloさんのレビュー一覧
投稿者:Todoslo
電子書籍ジヴェルニーの食卓[電子特別版]
2024/03/24 04:14
名画の陰に隠れた真実
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「睡蓮」が完成するまでには知られざるドラマがあったんですね。有名画家をささえた、無名女性の生きざまが感動的でした。
紙の本川越夜舟
2024/01/01 03:30
あふれる情愛で悲哀を描く
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貴重な若さを浪費しながら、自らの身体をお金に変換する女性たちの生きざまが哀し気です。江戸から日光へ抜ける上州街道の賑わいと、宿場町の猥雑さも心に響きます。
電子書籍格闘女子
2023/11/07 06:39
リングアウト寸前の浅田美麗が
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天性の格闘技センスを開花させていく姿が痛快です。ひらひらのコスチュームを脱ぎ捨て、タイトなバトルショーツで戦う彼女を応援したくなります。
紙の本いづみ語録・コンパクト
2023/11/02 06:37
早すぎた才人
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若松監督の「エンドレス・ワルツ」でこの人のことを知りました。映画以上にドラマチックな人生、感受性が強すぎた故の夭折でしょう。
紙の本utage・宴 北の作家書下ろしアンソロジー vol.2
2023/10/28 06:48
極寒の大地にも熱いドラマが
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愛憎をぶつけあう男女の姿を描いた、桜木紫乃さんの「つがい」が情熱的です。居酒屋のマル秘メニュー「トチオ焼き」の謎に迫る、東直己の短編も心温まります。
紙の本コラージュでハッピー
2023/10/25 06:41
ささやかな幸せを散りばめて
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新聞の折り込み広告から、古くなったカタログまで創意工夫に富んでいます。切って貼るだけの簡単な繰り返しで、鮮やかなアート体感ができそうです。
紙の本鬼灯
2023/10/23 06:22
いつの時代も夢を追う
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自らが生まれ育った姫路の街並みから、過去の播磨へと遡っていくようで幻想的です。刀を捨てて絵筆を取る主人公の侍に、教師から作家へ転身した自らを重ねているのかもしれません。
紙の本虹色の恋
2023/10/22 07:17
今では死語になったエレガ
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デパートのエレベーターが完全に自動化される2007年よりも、遥か昔の恋愛模様がノスタルジックです。遠距離でお互いの想いを繋ぐ若い男女、その結末は残酷でした。
紙の本日本沈没 第2部下
2023/10/21 06:29
あの衝撃の先に
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空前絶後のベストセラーとなった1973年作から30年あまり、現実の世界が物語に追いついてしまったような感覚です。3・11や南海トラフを反映した、続編も期待しています。
2023/10/20 07:02
時間を忘れて読書を
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タイパが求められている今の息苦しい時代。好きな本を手にとって、時間をかけて読むことが大事なのでしょう。
2023/10/19 06:44
ゾクリもちょっぴり青春も
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ビビりのJKが肝試し、「旧校舎のキサコさん」は学園ホラーの王道ですね。渡辺優さんの短編は、思春期ならではの危うさが伝わってきました。
紙の本短編宇宙
2023/10/18 06:28
売れっ子から新進気鋭までキラリ
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社会派作家のイメージが強かった寺地はるなさん、こんな想像力豊かなSFを発表していたとは。宮澤伊織の実験作も、のちの長編「そいねドリーマー」にも繋がるものがありました。
紙の本柳生忍法帖 上
2023/10/17 06:24
いつの時代も強く
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たくましく生きる女性たちを描いた山田風太郎さん、極悪藩主のエログロさも際立っていました。復讐劇としても柳生十兵衛を軸に、史実を大胆にアレンジしていました。
紙の本弥勒の月 長編時代小説
2023/10/16 06:15
ふたり八丁堀で謎解く
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岡っ引と同心との微妙な力関係など、当時の警察機能についてリアルに描かれていました。時にぶつかり合う信次郎と伊佐治が、バッテリーに思えてきます。
2023/10/01 06:07
再び走り出せるように
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自分で自分を責めてしまうような美紗緒が痛々しかったです。奈菜美のサポートを受けながら、少しずつ彼女が教室にカムバックできるような展開を期待したいと思います。