まのんさんのレビュー一覧
投稿者:まのん
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紙の本花のズボラ飯うんま~いレシピ なぜ、ズボラ料理なのに泣くほどうまいのか
2012/02/02 18:29
本当に「うんま~い!」
6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
大人気コミック「花のズボラ飯」の作中に出てくる料理の実際のレシピ集。原作登場の「再現レシピ」の他に本編未登場の皿「おすすめズボラ飯」も多数収録、合計で107品(!)のレシピが掲載されています。
実際に食してみました。ウスター卵チャーハン・肉じゃが・しいたけチーズ・焼きねぎ・マヨキャベ・白菜とツナのまるごとスープ煮。とりあえずこの品全部「うんま~い」です。あと100品以上も残っているのが楽しみです。
最初は「原作人気の便乗本」(失礼)だろうと考えていましたが、正直脱帽しました。このレシピ集には「愛」があります。ズボラと言っても手抜きじゃない、簡単お手軽美味しい料理たちです。中には「サポイチ塩の野菜炒めドカのせ」の様に「楽して美味いものを食べるための苦労は厭わない」みたいなレシピもあるのがご愛嬌。
作成には基本的な調味料とか常備菜・計量器具などが要求されるので、丸っきりの自炊初心者の方よりは「料理は嫌いじゃないけどメンドクサイ」方におすすめ。もちろん、これを機会に自炊道に挑戦する方にも良い指南本になると思います。
さあ、みんなでレッツ「うんま~い!」。
紙の本マコちゃん絵日記 4
2012/01/31 07:04
独特の「笑い」がクセになる
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小学5年生のマコちゃんと、その友人たちが繰り広げる日常の出来事を綴ったコミック。既に4巻ですが、そのパワーは衰えを知りません。
調理実習や水泳学習・友達との放課後タイムの中で、ちょっと変な笑いのツボを刺激される展開や小技ギャグが炸裂(もちろん大技も!)。二度三度と読み返すうちにジワジワと効いてくる、中毒性・常習性のある笑いです。
そんな笑いの中になぜかホロリとしたりジーンとしたりするお話もあったりするのがズルイというか、うさくん的隠し味になっていて、作者の「いいひと」っぽさを感じられます。
1話完結で基本はギャグなのでこの巻だけ読んでも楽しめますが、既刊での設定が意外に続いていてニヤリとしたりする部分もあるので、そちらも読まれることをオススメします。
2012/01/29 14:05
自分の心と折り合いをつけよう
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断捨離の入門書。活字が大きく、またかわいい挿絵もあり読みやすい一冊。
快適な生活のために物を減らす・物を増やさないことが最終目標としつつ、一番の要点は「捨てられない自分の心と折り合いをつける」こと。
このアドバイスは目から鱗が落ちました。確かに「どうでもいいけど捨てられないモノ」って心の中に何か理由があるんですよね。
この本を読んで心が熱くなっているうちに、色々片付けようかと思います。
自分自身を含め「片付けたいけど、何をどうして良いか分からない」方への最初の一冊としておすすめ。
紙の本WORKING!! 10
2012/01/29 13:01
変な恋、収束しつつあり…?
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北海道某所に存在するファミレスを舞台に、ちょっとおかしな人間ドラマが展開される4コママンガ。
基本はシュールな日常ギャグですが、当人たち以外にはバレバレな恋心とか想われ人の斜め上行く片思いなど、気になる恋愛模様が合間合間に繰り広げられます。
そんな関係ももう10巻。そろそろ成就しそうに見えて、でもまだすれ違いが続くような微妙な展開にヤキモキさせられます。「どっちに転んでもいいから、早く続きを読ませてくれー」と心の底から叫びたくなるほど続きの気になる一冊。
2012/01/29 07:23
ケンカするほど仲が良い
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一人暮らしの30過ぎのオジサンに、突然「家族」が増えた。それも年頃の女子中学生!
最初はギクシャクしていた二人の関係も、お弁当を作るという共同作業により距離が段々縮まっていきます。
今巻の山場はライバル登場!心が千々に乱れ思わずケンカもしてしまうけれど、より一層の絆を確認できて、でもそれ以上の関係になりたくて…。とにかく続きが読みたくなる一冊です。
(余談ですが「お菓子分配で女子の友人度が分かる」というのは大変勉強になりました(笑))
表紙を見てアンテナにピピッと来た方には1巻からオススメ。絵がちょっとデジタル臭いのが難点ですが、表紙買いして損の無いシリーズです。
2012/02/12 22:59
懐中汁粉が飲みたくなる
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士官学校出の女性新任少尉さんが赴任先で巻き起こすドタバタ展開の戦争(?)マンガ。舞台は架空の「大公国」の補給担当「兵站軍」。
内容は仮想戦記とトンデモ兵器・石頭少尉さんの三題話。作者のこだわりかサービス精神か、毎回怪しげな新兵器が図解入りで登場(でも活躍するとは限らない)。大公国のモデルは旧ソヴィエト連邦っぽい感じで、所々に出てくるキリル文字が雰囲気を盛り上げていていい感じ(でも汁粉=СИРКОとかイタズラもあり)。補給が上手くいかないのも、あの辺がモデルなら仕方がないよね…と思わせておいて、カタブツの少尉さんが色々引っ掻き回して最後は大団円(で終わらない時もある)。
1巻を読んだだけで続きが気になる作品、続刊が待たれます。ミリタリー好きの方はもちろん、ちょっと変わった面白いマンガが読みたい方にもオススメ。
2012/01/29 13:51
OLさん達の日常に癒される
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1989年から連載されている、OLさん達の社内での出来事やアフター5の色々な事をほのぼのと微笑ましく描いている長寿4コママンガの最新刊。
長寿シリーズではあるが4コママンガなので、この巻だけ読んでも大丈夫。もちろん1巻から読めばなお楽しめます。
基本的にサザエさん時空状態なので登場人物はほぼ変わらないのですが、欲を言えば最近出番の無い社長秘書令子さんシリーズの新作を久しぶりに読みたいです。
顔なじみのOLさん達の平和な日常に癒しを求めて、次の巻もきっと買ってしまうだろうと思います。
紙の本らいか・デイズ 13
2012/02/06 07:07
天才少女と秀才少年の微妙な恋模様
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人気4コママンガの最新刊です。
天才少女と秀才少年の微妙な恋模様を軸に、級友や家族の日常がてろてろと流れていくタイプのストーリー4コマ。
今までの展開の中で級友の名前や素性も明らかになってきていますが、1回分の話(10話程度)で起承転結がついていますので特に予備知識が無くてもそこそこ楽しめると思います。
2012/02/05 07:41
元気少女よ、いつまでも!
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小一の元気少女、西原卯月こと「ウッキー」が花丸町狭しと暴れまくる不条理ギャグ4コママンガの最終巻。
最終巻ということで表紙もゴージャス、ゲストも豪華。カバー下まで仕掛けがいっぱいです。
むんこの4コマシリーズの中で本作は割とマンガチックで豪快な展開が多いのですが、そんなムチャな流れの中でも家族や友人たちとのエピソードでついホロリとさせられてしまい、話作りが上手だなと感じます。
残念ながら「ウッキー」はこれで終わりですが、「まい・ほーむ」の続編「ゆあまいん」、「だって愛してる」のスピンオフ「だってあいちてる」みたいな流れで、中学生になった卯月達のストーリをぜひ読んでみたいです。
「ウッキー」は月刊4コマ誌連載の作品でしたが話の流れが繋がっているので、3巻をお手にとって気になるようでしたら、ぜひ1巻から読んで楽しんで欲しい作品です。
紙の本おかあさまといっしょ 3
2012/02/01 00:56
バトル? いえ「私達うまくいってます」
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嫁と姑、天敵系の二人が表面上「うまくいっている」家族を演じているストーリー4コマの最終巻。
お互いの連結点である「夫=子」は単身赴任で長期不在。生まれも育ちも違う嫁と姑が一つ屋根の下、内心いがみ合いつつも仲良く暮らしているのですが、その結末は…?
露出度多目の表紙に多少引くものの、中身は「私達うまくいってます」にツッコミを入れたくなるネタ満載で一安心。作者の繊細な線の絵と毒々しいネタのギャップも意外に楽しい。
嫁も姑もお互い「こいつにだけは負けたくない」というライバル心を原動力に日常生活を笑顔で取り繕っているのですが、ふとした瞬間に相手に共感したり相手の境遇を理解するセンチメンタルな描写が入るバランスも見事。読んでいてつい不覚にもホロリとしてしまいます。
嫁と姑の設定がシンプルな4コマなのでこの巻だけ読んでも楽しめますが、ストーリー仕立ての部分もあるので1巻から読めばより一層楽しめること請け合い。
紙の本ママはテンパリスト 4
2012/01/29 13:16
実録育児マンガ、堂々完結
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漫画家 東村アキコさんの実子「ごっちゃん」の実録育児日記…のハズなのだが、実際は育児模様というか、ごっちゃんが巻き起こす日々のエピソードを微笑ましく(お母さんは大変だと思われるが)綴るコミックエッセー。
とにかくごっちゃんのキャラが立ちまくっていて、6歳児と暮らすってこんなに大変なんだと思いつつ、思いっきり笑わせてもらいました(ただ、個人的に子供に芸を仕込む下りだけはちょっと…と思って☆-1)。
1間から読んでも面白いし、この巻だけ読んでも笑えること請け合い。この巻での完結が惜しまれます。
子育て中の方も子育てが終わった方も、もちろんまだの方にもオススメ。
2012/01/29 06:40
いつもの連中のゆるゆる日常
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デザイン事務所「オフィス寺」に集う人たちの何気ない日常生活(ほとんど仕事に関係ない)を綴って早16巻。いつまでもこの平和な日常が続くようでいて、それでいて「憎からず思っていた娘が婚約」などの事件も起こり、少しずつ時計の針も進んでいる…そんなマンガの世界です。
既刊を読んでなくても、登場人物の名前と顔が一致しなくても、とりあえずゆるい笑いの楽しめる一冊ですが、クセのある絵柄で好き嫌いが分かれそうなので星4つです。
紙の本動物のおしゃべり♥ 8 (BAMBOO COMICS)
2012/02/01 07:14
可愛い絵柄、もうちょっとスパイスが欲しい
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「動物とおしゃべりできる」幼稚園児の女の子と色々な動物たちとの出来事を綴った4コママンガ。
主人公の美伽ちゃんや人間状態のネコちゃんなど、女の子の絵がすごく可愛く(私のツボにはまる男好きのする可愛らしさ)絵柄的には満足です。
ただ、お話の基本的な展開が「動物のしぐさと実際のつぶやきのギャップ」「動物を擬人化したらこんな感じ」「お兄ちゃんのいじられネタ」で進んでいくので、これが8巻も続くと目新しさが少々薄れてきています。2012年1月発売の本書の収録が2009年5月~2010年3月と1~2年前で、年賀状ネタが寅年など収録作品のネタがちょっと古いのも残念。
8巻でも基本は1話完結4コマなので、この巻だけ読んでも大丈夫です。
絵柄が好みなので次巻も流れで買う予定ですが、設定が面白いだけに個人的にはもう一声新しい展開か面白いネタ追加で活力補充して欲しいです。
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