サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

レビューキャンペーン

レビューアーランキング
先月(2018年8月)

投稿数順ランキング
先月(2018年8月)

  1. 1

    UP

    幸せのプリン(NHKテキスト 趣味どきっ!)

    幸せのプリン(NHKテキスト 趣味どきっ!)

    ムラヨシ マサユキ(講師),日本放送協会(編集),NHK出版(編集)

    5つ星のうち 4.5 レビュー詳細を見る

  2. 2

    UP

  3. 3

    UP

  4. 4

    UP

    キミのお金はどこに消えるのか

    キミのお金はどこに消えるのか

    上 純一(著),飯田 泰之(監修)

    5つ星のうち 4.5 レビュー詳細を見る

  5. 5

    UP

hontoユーザーレビュー

最近の投稿分から優秀なレビューをご紹介します。本もレビューも読みごたえあり、オススメです!(週1更新)

今週のイチオシレビュー

石ノ森章太郎の物語

石ノ森章太郎の物語 - 石ノ森 章太郎(著)

石ノ森章太郎が登場するマンガたちは意外に面白い

評価 4.5 投稿者:みなとかずあき - この投稿者のレビュー一覧を見る

2018年は石ノ森生誕80周年だそうだ。ということは没後20年ということになるが、そちらにはあまり触れられず、もっぱら生誕記念で語られることが多いのは何故だろう。
などということを考えながら、ファンとしてはそれにまつわるものが出るとつい目を通したくなってしまう。テレビドラマはまあ丁寧に作られていたようには思うが、ファンからすればすでに知っていることばかりだったようにも思う。
さらに、この本だ。
全集も揃えているので、今更読むべきものがあるとは思えなかったのだが。
それが、思ったより読み応えがあったというか、面白かったじゃないですか。
石ノ森が描いた自伝的マンガと、石ノ森自身がキャラクターとして登場するマンガが合わせて15編収められている、まさに『石ノ森章太郎の物語』である。
私にとって石ノ森の自伝的マンガと言えば「青いマン華鏡」であり、それが冒頭に収められているのがいい。あとは、何度も描かれているトキワ荘時代のものや、エッセイ・マンガとでも言って良いのかマンガ家仲間との交遊録のようなものなど、石ノ森はけっこう自分のことを描いていたのだと気づかされた。
後半の第二部には石ノ森がキャラクターの1人として登場するマンガが4編収められている。1960年代後半から70年代に描かれたもので、ホラー・テイストのものが多いというのはその頃の石ノ森の気分を表わしているのかもしれない。でも、今読んでも面白いし、ちょうどマンガが子ども向けから世代を広げつつあった頃のものなので、大人マンガのタッチのものがあったりして、それも面白い。
石ノ森章太郎というとすぐ『仮面ライダー』や『秘密戦隊ゴレンジャー』とか『サイボーグ009』とかが取り上げられることが多いが、意外にこの本のようなマンガの方が隠れた面白さがあって良かった。
なんだか久しぶりに、石ノ森マンガを読み倒してみたくなった。

紛争地の看護師

紛争地の看護師 - 白川 優子(著)

紛争地の医療の現実を知ることの意味

評価 4.5 投稿者:くりくり - この投稿者のレビュー一覧を見る

国境なき医師団の手術室看護師として、数々の紛争地を訪れた白川優子さんが紛争地の医療の現実を書き下ろしたもの。
2010年に国境なき医師団に参加登録し、8年間に活動した紛争地は9カ国、特に難民を大量に出しているシリア・イエメン・イラクなど中東への派遣回数が多い。運び込まれる患者達の被害状況がすさまじい、病院すら爆撃の危機に遭う。手術中にチームリーダーから「撤退」の命令があっても、次から次に手術をしなければならい患者を見捨てることが出来ずに手術は続行される。
イエメンの山岳地帯では空爆により診療所が崩壊し医療器具の使い回しさえ行われている。「どう改善したらよいのか」途方に暮れる中同僚から「だから私たちが来たんだよ」といわれる
パレスチナでは、パレスチナ民の封じ込め作戦の中行き場の亡くなった若者達が、自らイスラエル兵に打たれに行く現実を知る。
医療という人の命を助けなければならない、もっとも根源的な人道支援の現場から見えてくる紛争地の様は私たちに戦争の無益・無意味さを伝えてくる。
この現実を知らせたい思いで、白川さんにジャーナリストの道へ進むことも考えさせる。
その道は諦め、再び被災地・紛争地で看護師として活躍されている。
命がけの仕事を著わした白川さん。おそらく執筆という労力は、平時に行われ、本来であれば、激務を癒やさなければならない時期に執筆されたのだろう。帰国後の紛争地のフラッシュバック、PTSDに悩まされたことも告白している。しかし、あえて白川さんはつらい作業である本書を著わした。白川さんの問いかけを私たちは受け止める事が必要だ。
紛争はなぜ起こるのか、紛争や戦争をこの地球上からなくしていこう。無関心は加担だ。

やなせたかし

やなせたかし - 中野 晴行 (文)

今を生きることで熱いこころ燃える

評価 5 投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る

昔から児童図書には「伝記」というジャンルは人気がある。
 自身が子供の頃を振り返ると、何冊か読んだという人も多いだろう。
 キュリー夫人やシュバイツァー博士といった医者や科学者、日本人でいえば野口英世あたりが「伝記」の王道だったような気がするが、最近はとても幅広いジャンルの、それでいてその人生には明確な歩みがある、人の「伝記」が目立つ。

 「やなせたかし」さんは漫画家という職業の人。もちろん、誰もが知っている「アンパンマン」の作者だ。でも、実際にはやなせさんは詩人でもあったし編集者でもあったし歌まで歌っている。
 むしろ漫画家というより、絵本作家あるいは童話作家という方はわかりやすいかもしれない。
 この本にも書かれているが、94年間のやなせさんの人生はけっして平坦ではない。
 何しろ「アンパンマン」がヒットするのは50歳を越えてからなのだから。
 それまで漫画といえば手塚治虫さんが全盛で、やなせさんの漫画は手塚さんの少年漫画からはうんと遠い世界だったのですから。
 それでもやなせさんは自身の世界観を変えなかった。
 「アンパンマン」という子供たちの人気者は、手塚漫画さえ成し得なかった子供の夢の結晶なのでしょう。

 子供たちが「アンパンマン」からやなせたかしという人を知り、その人に興味を持ってその「伝記」を読む。
 そして、その「伝記」からやなせさんが願った本当の正義を学ぶ。
 こうして、また一粒の種がまかれていくのだと思います。

今週のピックアップ

レインコートを着た犬

レインコートを着た犬 - 吉田篤弘(著)

犬語が話せたら。

評価 4 投稿者:kokona - この投稿者のレビュー一覧を見る

この物語は生まれなかっただろうー。

なぜなら、物語の語り手、“ジャンゴ”はレインコートを着ることは無かったのだから。

小さな町の映画館「月船シネマ」の犬・ジャンゴから見た「自分を取り巻く人々」の日常を穏やかに描いた作品。

シリーズの3部作の最終巻だが、前作を知らなくても問題ない。ただ、前作を読んでいると、旧友に会えたような懐しさを感じる場面があり、物語に深みを与えている。(私が前作を読んだのが随分前だから、余計にそう感じるだけかもしれないが)

犬と人など種族が違っていようと人同士であろうと、100%相手を理解し、自分の気持ちを伝え切る事は有り得ない。
でも、だからこそ、相手を思いやり、気遣い、想像する。伝えたいと願い努力するのだ。それは、とてもステキなことだ。ジャンゴのように。
なぜなら、例え伝わらなくて検討外れでも、相手を思いやろうとするあたたかな空気は、相手に伝わり、物語世界をあたため、読者をあたためるからである。
現実世界もそんな空気で溢れればいいなと思う。

自分では気づかない、ココロの盲点 完全版 本当の自分を知る練習問題80

自分では気づかない、ココロの盲点 完全版 本当の自分を知る練習問題80 - 池谷裕二

クイズ形式で楽しく読める

評価 4 投稿者:アコ - この投稿者のレビュー一覧を見る

認知バイアスという脳のクセを解説した本。クイズ形式なので難しい文章を読むとかではなく軽い気持ちで読めるし例題に沿って解説もあるので分かりやすかった。クイズに当たると少し嬉しいし楽しく読める。

読んでいると人間の脳は意外と大雑把だったりするのかなと感じた。面白かったのは歳を取ると記憶力が落ちると信じられているけど実際は衰えなくて、そう感じるのは衰えたという暗示を自分に向けてしているからというのと、人は失敗してショックを受けても自分の想像していたほどにはクヨクヨしないという話。こうなんだと思い込んでしまう事でそれに引きずられてしまったり、立ち直りが自分が思っているよりも早かったりとかを読むと人間って逞しいしみんな完全ではないんだなと思えて人という存在そのものに愛着が沸きました。

猫の手、貸します

猫の手、貸します - かたやま 和華(著)

猫ではなく、人として

評価 4 投稿者:ねっこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

猫又の祟りで、人から白猫(人の大きさ、二足歩行、着物を着て刀をさす猫侍)
になった宗太郎(周りの人たちからは猫先生、猫太郎などと呼ばる)の話。

時代劇調だけど読みやすく、スラスラと読めて面白い。
姿は大きな白猫だけど、残念ながら猫たちちとは話ができない。(ニャーとしか聞こえない)
猫ではなく、人として成り立っているかららしい。(会話できないのがちょっと残念)

3話目の「思案橋から」は完璧な白猫になり猫の世界を垣間見る話で楽しめた。
猫から猫太郎へ戻った後、猫たちと話せなくなりちょっと切ない思いをした猫太郎に共感し、
人として暮らしていく猫太郎をまだまだ見つめて(読んで)いきたいと思いました。

おいしいもち麦ダイエットレシピ

おいしいもち麦ダイエットレシピ - 藤田 紘一郎 (監修),田村 つぼみ (レシピ)

たしかに腹持ちが良い

評価 3.5 投稿者:こゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る

すでにご飯にもち麦を加えているのですが、他にも活用法があるのではないかと、この本を手に取りました。ダイエットやコレステロールに効くとは知りませんでした。ご飯に混ぜる程度では関係ないようで、もっと、沢山摂取しなくては効果が出ないのでしょう。
どれだけ食べるべきかとか、何故効果があるのか、どのように食べると沢山摂取できるのか、は全部解説されています。
もち麦を茹でて(茹でたら保存しておけるし)、小さいパスタのように使ったり、トウモロコシ感覚でサラダに入れたり。
なるほどと感心するレシピです。沢山のレシピが考案されていて、飽きずに続けられるような工夫がされています。

アッシジの聖フランシスコ

アッシジの聖フランシスコ - 藤城 清治 (影絵と文)

構想21年の画業

評価 5 投稿者:弥生丸 - この投稿者のレビュー一覧を見る

完成までに21年を費やした藤城清治先生の画業。随所に肉筆感のあるデッサンが挿入されている。作者の力強い線は見応えがある。

富裕階級出身の青年フランシスコが神の道を歩み、清貧と信仰の生涯を閉じるまでの物語。子どもにも分かりやすい平易な文章で書かれている。

アッシジの美しい町並み、聖女クララの神々しい輝き、十字を描きながら羽ばたく鳥たち、祝福に包まれた臨終。数々の美しい場面を何度でも見たくなる。

刊行時、藤城清治先生は92歳。病気を克服した後、ますます精力的に仕事を続けられている。ひたすら敬服するのみである。

はじめての経済学

はじめての経済学 - 伊藤 元重(著)

現場と寄り添う経済の初歩の本

評価 4 投稿者:蒙リーニョ - この投稿者のレビュー一覧を見る

作者は東大という日本の最高学府で教えており、現在は定年退職し学習院大学にて指導をしているけれども、研究のみならず実社会と経済学をリンクさせて社会を見るようにする事を説く学者の1人である。
その作者の経済学の初歩を歩ませてくれるのが、この本である。
上下巻の内、上巻ではミクロ経済学的観点から経済の動向を語り馴染むようにしている。
最初は難しいけど、経済学はそういう学問である。
読めば読むほど、味のしてくるスルメイカの様に味わいが伝わってくる。

熟練校閲者が教える 間違えやすい日本語実例集

熟練校閲者が教える 間違えやすい日本語実例集 - 講談社校閲部

日本語は変化し続けるもの

評価 3 投稿者:らりろ - この投稿者のレビュー一覧を見る

時代の流れが使い方が変わった語や、誤りの方を正解と思う人が多数を占め主流になった語など、言葉は進化する生き物のように変化していく。
そんな日本語をチェックする仕事をしている際にあった事例を次々と取り上げ説明されるので、勉強になった。さっと読み飛ばす癖があるので、言葉の使われ方を意識して読んでみようと思う。