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hontoユーザーレビュー

最近の投稿分から優秀なレビューをご紹介します。本もレビューも読みごたえあり、オススメです!(週1更新)

今週のイチオシレビュー

図書館さんぽ

図書館さんぽ - 図書館さんぽ研究会 (編)

出版業界はマーケティング思考が必要なのでは?

評価 5 投稿者:浦辺 登 - この投稿者のレビュー一覧を見る

「先生の小説は、全て、揃えますので」
「いえ、結構です。町の古書店に行けば1冊100円で売られてますから」
 この会話は、浅田次郎氏の講演会で語られたもの。
 ある自治体の図書館司書が浅田氏の小説をすべて備えると申し出た際、自身の作品は文庫本になって1冊100円で売られている。読者は、容易に手にして読むことができる。自治体であれば、税金の使い方を考えて、なかなか入手できないもの、後世に遺さなければならないものを図書館に揃えて欲しいと要望したと。
 さらに、作家は図書館によって育てられるとも。

 本書のページをめくりながら、浅田次郎氏の講演会での話が頭をよぎった。
 実に、興味深い図書館が紹介されている。さらには、国会図書館の利用方法がでマンガ紹介されているが、利用経験者には爆笑ものだった。

 日本人は本を読まなくなったという。
 しかし、その結論はどのような統計結果から出ているのか、経過は不明。
 人口比、出版社数、内容、取次、などを詳細に比較検討しての結論ではなく、感覚で語ってはいないだろうか。

 人は、知りたいと思えば、地球の反対側からもやってくる時代。
 そんな本を蔵書している図書館は、まだまだ、隠れているのではないか。インターネットで簡単に入手できない1冊を備える図書館は自治体の世界遺産なのではと考える。

おしろい蝶々

おしろい蝶々 - 加門 七海

美しく儚い恋の物語

評価 5 投稿者:ワシ - この投稿者のレビュー一覧を見る

源平の盛衰から少し昔の東京まで、いくつもの時代の人並み外れた恋を描いた短篇集。
ただ美しい左手に見惚れた老人、自身を蛇の化身と語る少年に思いを寄せる青年、
負け戦を戦い主君を守るため鬼となった従者、生来より光を失い都を放逐され琵琶を携え幽鬼と語らう先帝、
画才に惚れ嫉妬に狂い彼自身を手にかける青年、菩薩の声の美しさに酔い廃仏毀釈に抗う僧侶。
その恋は時に人相手でなく対等でもなく、決して成就する事はない。

それぞれの章段はわずかなページ数でも、古典和歌漢籍に通じる作者だけあって非常に密度が濃い。
洗練された簡潔で美しく響く文体は、もの悲しくもありその余韻が耳を去らない。

陰惨で息苦しい奇譚ばかりだが、気味の悪さや恐ろしさは感じさせない。
ときに闇からくるもの達は、現世を生きる人々よりも温かく、そしてやさしい。
人の世をうまく生きられなかった人々を抱擁し慈しんでくれる。

中国はここにある

中国はここにある - 梁 鴻(著),鈴木 将久 (訳),河村 昌子 (訳),杉村 安幾子 (訳)

中国の農村の実像を掘り下げた本

評価 5 投稿者:Takeshita - この投稿者のレビュー一覧を見る

著者は舞台となった農村の出身で勉強して米国留学まで果たした30代の文学者。子どもを連れて1カ月帰郷し村の人に話を聞いてこの数十年間に変貌してしまった農村社会の実像と農民の心情を描きだしている。夫婦とも都市に出稼ぎに行き祖父母に育てられて愛情不足の子供達。道路は良くなったが汚染された川と池。低賃金でよい教師が集まらず荒廃する村の学校とネット流行で廃れる農村文化。都市で金を稼ぐ根無し草労働者が支えた中国の急激な経済発展は綿々と続いてきた「郷土中国」を失い中国農民の精神構造を劇的に変えてしまった。そして農民戸籍と都市戸籍の問題。中国を語る論者は多いが、ここまで農村の実像と農民の心情に迫った本は少ない。実際の農村出身者でなければ書けない迫真のノンフィクション。それにしても中国の農民は如何に苦しくても何と逞しく、図太く、粘り強く生き抜いて行くことか。そのバイタリティには感心する。

今週のピックアップ

新・出身県でわかる人の性格

新・出身県でわかる人の性格 - 著者:岩中 祥史

前著の“出身県でわかる人の性格”と比べて

評価 3.5 投稿者:たくボン - この投稿者のレビュー一覧を見る

このような本がなかなか少ないことは評価したい。
私が初めて見かけたのは東京国際空港の書店であった。すぐに購入してからというもの,これまで旅の楽しみを数倍楽しくしてくれた良書である。

全国の順位などデータの刷新こそあるが,文章などは前著とほとんど変わっていない。あいかわらず著者の独断と偏見に満ち溢れた本である。
情報本というより,ある者が語る旅行記という捉え方で良いと思う。
もし実際にその土地を訪れる機会に恵まれたら,あらかじめこの本で予備知識を持たれると良いだろう。
そして実際にご当地に踏み入れたなら,ご自身で感じられた感想をもって修正なさるがよい。
それも一つの旅の醍醐味である。

それを愛とは呼ばず

それを愛とは呼ばず - 桜木紫乃

離人感

評価 4 投稿者:みつはる - この投稿者のレビュー一覧を見る

地に足の着かない、自身の居場所をここと思えなかった人たちの世界がここにある。
とても繊細な描写だからこそ、今そういう状況にあるならば避けたい作品。
心が凪いでる時で良かった。

これで2作目ですが、いつの間にやら読み進めてしまう、そしてじんわり染み込む文章を綴られるとても魅力的な作家さんだと感じました。
心が陰っているときほど染みるんでしょうね。

一滴多ければ毒になるかも知れない微量元素を欲した時に読んでいただきたい作品です。

古道具中野商店

古道具中野商店 - 川上 弘美(著)

なんかいいんだよね

評価 4 投稿者:ルイス - この投稿者のレビュー一覧を見る

この本を読み終えてからもう一年は経つ。
でも中野商店の店の様子がいまだにはっきりと脳裏に浮かぶ。
それぞれキャラが立っている登場人物たち。。
浮気したりダメ男なんだけどなぜか憎めない中野さん。
中野さんのお姉さんも最高だった。
主人公が恋したりはあるが、特にドラマティックなことは起きない日常系。
またそのうち読み返したいと思う一冊でした。

甘々と稲妻 つむぎと作るおうちごはん

甘々と稲妻 つむぎと作るおうちごはん - 雨隠ギド(著),帯刀陽(著)

一緒に作りたくなるメニューがいっぱい

評価 4.5 投稿者:はろりん - この投稿者のレビュー一覧を見る

子供がいる人にぴったりの本だと思います。掲載されているメニューは、どれも子供と一緒に作れること間違いなしのメニューで、ポイントもきっちり抑えてありわかりやすく、イラストもかわいいです。本編を知らなくてもこれだけでも十分楽しめますが、本編と一緒に読むと、きっともっと作りたくなること間違いなしです。

プリンセスメゾン

プリンセスメゾン - 池辺 葵(著)

影響うけまくり

評価 4 投稿者:わらび - この投稿者のレビュー一覧を見る

この漫画に影響されてマンション住みたくなり、
新築・中古を見て回るようになってしまいました…!!

一人で暮らす女性を、ことさらアゲるでもなく、
かといって卑下するでもなく、
それでも、どこか、やわらかく肯定的に描く視線がほんとすばらしい。
沼ちゃんと要さんの友情もかわいい。

春にして君を離れ

春にして君を離れ - アガサ・クリスティー(著),中村 妙子 (訳)

結局

評価 4 投稿者:くみみ - この投稿者のレビュー一覧を見る

元はアガサ・クリスティー名義ではない作品だけあってミステリーではないけれど、要所要所にアガサ感があり、人間の深層心理が上手く描写されている。読了後の爽快感は一切ないが、結局は人間ってこうだよな、と頷ける最後が魅力的な一冊。

いとしいたべもの

いとしいたべもの - 森下 典子(著)

ほっこりします

評価 4 投稿者:みん - この投稿者のレビュー一覧を見る

食べ物と記憶、思い出をたどるエッセイ。見る、たべる、におう、さわる、聞く…五感を使う食べるという行為は、思い出や記憶を呼び起こすもの。食べることが大好きなんだなぁ、という筆者の食への愛と、思い出を追体験できる一冊です。

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