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コラム

丸善ジュンク堂のPR誌 書標(ほんのしるべ) 2016年6月号

丸善ジュンク堂のPR誌 書標(ほんのしるべ) 2016年6月号

今月の特集は
「女たちよ。もっと強く、もっと自由に!」
「創刊60年!「こどものとも」をディグする3つの方法 ~おとなのともの見つけかた~」

丸善ジュンク堂のPR誌 書標(ほんのしるべ)。今月の特集ページで紹介された書籍を一部ご紹介致します。
気になった書籍はネットストアでご注文も可能です。
(※品切れ・絶版の書籍が掲載されている場合もございます。)

すべての内容を、WEB上でお読み頂けます。


※表示画像をクリック(タップ)すると、全ての内容をお読み頂けます。(PDF 約12MB)



今月の特集(一部抜粋)


フェミニズムという言葉が社会に定着してからもうずいぶん時が経ったろうか。
かれこれ二百年以上前から女たちは権利を求めて世界各地で闘ってきた。
だがそれにもかかわらず、現代日本社会においてもなお、女の生は息苦しい。
「女の子らしく」しろと育てられ、結婚することが女の幸せと諭され、少子化だから子を産めと命ぜられ、と同時に低賃金で働き続ける道しか用意されず、
どんな状況でも若々しく美しくいないと不憫がられ……多くの女性たちが日々、有形無形の圧力下に置かれて生きている。
「日本死ね!」は待機児童問題においてだけでなく、あらゆる局面で私たち女の偽らざる本音ではないか。
女たちよ、ともに闘い続けよう!という心意気で今回の選書をスタートさせたが、ざっと集めた本を読めば読むほど愉快な気分になっていく自分に気がついて、途中で方向転換をした。
何を隠そう、女たちの闘いの歴史・物語はおもしろいのだ!
セックス/ジェンダーにかかわらず、自分らしく気持ちよく生きられる社会をつくろうと奮闘する女たち。
これらの本は女性だけでなく、別の形でかもしれないが同じく抑圧されて息苦しさを感じているであろう男性諸氏にとっても啓発的で励まされるものに違いない。
現代社会の閉塞感をぶち抜く、女たちのパワーあふれる言葉をお楽しみあれ。






村に火をつけ、白痴になれ 伊藤野枝伝


栗原 康 (著)
岩波書店
1,944円(税込)





【内容紹介】


筆一本を武器に、結婚制度や社会道徳と対決した伊藤野枝。彼女が生涯をかけて燃やそうとしたものは何なのか。
気鋭の政治学者が、ほとばしる情熱、躍動する文体でその人間像と思想に迫る。







花埋み(講談社文庫 渡辺淳一セレクション)


渡辺 淳一 (著)
講談社
1,026円(税込)





【内容紹介】


女性に社会的地位がなかった明治初期、日本初の公許の女医となった女性がいた。
その名は荻野吟子。十九歳にして夫から業病をうつされ絶望の淵に立たされながらも、同じ境遇の女性を救うべく世間の遍見に抗して医学を志した。
キリスト教への入信、東京から未開の地・北海道への移住など、波瀾に満ちた生涯を描ききった感動長編。





わたしは驢馬に乗って下着をうりにゆきたい(ちくま文庫)


鴨居 羊子 (著)
筑摩書房
972円(税込)





【内容紹介】


思い切って買った、ひとひらの花弁に似たピンクのガーター・ベルト。「買った翌日から洋服の下につけた。私の中身はピンク色に輝き、おなかは絶えずひとり笑いをした。
とくにトイレへ行くときがたのしみである。ぱっとスカートをめくると、たちまちピンクの世界が開ける。おしっこまでピンク色に染まっているようであった」。
たった一枚の下着による感動が、鴨居羊子の人生を変えた。






石垣りん詩集(岩波文庫)


石垣 りん(著)
伊藤 比呂美(編)
岩波書店
756円(税込)





【内容紹介】


家と職場、生活と仕事の描写のうちに根源的なものを凝視する力強い詩を書きつづけ、戦後の女性詩をリードした詩人、石垣りん(一九二〇‐二〇〇四)。
そのすべての詩業から、手書き原稿としてのみ遺された未発表詩や単行詩集未収録作品をふくむ、一二〇篇を精選した。






フェミニズム(ワードマップ)


江原 由美子(編)
金井 淑子(編)
新曜社
2,808円(税込)





【内容紹介】


ウーマン・リブの爆風から、最新のジェンダー分析の展開まで、フェミニズム理論があらゆる学問・思想に与えた衝撃力の大きさ、認識の深さ、射程の広さ、想像力をかきたてつづける魅力の全貌に迫る。

2016/06/07 掲載