1. hontoトップ
  2. 店舗情報
  3. 店舗ニュース一覧
  4. 丸善ジュンク堂のPR誌 書標(ほんのしるべ) 2017年5月号

コラム

丸善ジュンク堂のPR誌 書標(ほんのしるべ) 2017年5月号

丸善ジュンク堂のPR誌 書標(ほんのしるべ) 2017年5月号


今月の特集は
『「歴史化する現代」をめぐって』
『自転車日和は旅びより』

丸善ジュンク堂のPR誌 書標(ほんのしるべ)。今月の特集ページで紹介された書籍を一部ご紹介致します。
気になった書籍はネットストアでご注文も可能です。
(※品切れ・絶版の書籍が掲載されている場合もございます。)

すべての内容を、WEB上でお読み頂けます。





今月の特集(一部抜粋)


『「歴史化する現代」をめぐって』
うっかりすると「冷戦の頃って、なんだかんだ言いつつ世界は安定していたなぁ」などと呟きたくなる、世界情勢の不安定ぶりです。
 前身のEC以来、1950年代から一貫して「ひとつのヨーロッパ」を目指していたはずのEUは、各国で民族主義の高揚と対峙を迫られ、イギリスの離脱決定に激しく動揺しています。アメリカでは誰もが予想だにしなかったトランプ氏が大統領に当選。国内のイデオロギー的分裂を広げています。ISによるテロは止まず、中東ではシリアを挟んで米ロの綱引きが続きます。アジアでは南シナ海の島嶼領有をめぐってベトナム、フィリピン、中国がにらみ合い、北朝鮮のミサイルは日本どころか北米大陸まで射程に収める勢いです。さすがに先行きの不安を感じないわけにはいきません。
 しかし果たして、現在、起こっている出来事は、私たちにとってまったく未知の事態で、そこに如何なる解決や打開の糸口も見出すことは出来ないのでしょうか。
 政治外交史や近現代史の書籍をめくっていると、「このシチュエーションはどこかで見た覚えがあるぞ?」と考え込むことがあります。登場人物も、きっかけも、もしかすると起こった場所さえ異なるのに、どうにも既視感がぬぐえない。
 世はドッグイヤー。大量輸送と情報通信のめざましい技術発展は時間と距離を圧縮し、わずか半年前の出来事さえ、遠い昔の話のようです。得てして世界情勢は、よりエキセントリックな国内ニュースに塗りつぶされがちで、遠い国で起こった空爆やテロは、つかのま怒りや憤りといった感情だけを残し、瞬く間に記憶の彼方に追いやられていきます。




現代日本外交史 冷戦後の模索、首相たちの決断(中公新書)


宮城大蔵(著)
中央公論新社
950円(税込)






【内容紹介】

米ソ冷戦終結から近年に至る日本外交の四半世紀は、危機の連続だった。湾岸戦争、連立政権、北朝鮮核危機、テロとの戦い、中国台頭、経済危機、歴史認識、沖縄米軍基地…。16政権の苦闘をたどり、日本外交の課題に迫る。





戦後日本の宰相たち(中公文庫)


渡邉 昭夫(編)
中央公論新社
1,080円(税込)










吉田茂と岸信介 自民党・保守二大潮流の系譜


安井 浩一郎(著),NHKスペシャル取材班(著)
岩波書店
1,944円(税込)






【内容紹介】

敗戦国日本、“豊かさ”か“自立”か? 吉田茂と岸信介、二人の首相の信念と選択がせめぎ合い、その結果誕生した保守の二大潮流の系譜をたどる。田原総一朗・御厨貴の対談も収録。NHKスペシャルの内容をもとに書籍化。





日米関係史(有斐閣ブックス)


五百旗頭 真(編)
有斐閣
2,592円(税込)






【内容紹介】

20世紀のうちに「最も重要な2国間関係」とすら語られるようになった日米関係は、21世紀にどのような航路をたどるであろうか。日本外交とアメリカ外交の視点を噛み合わせて描かれた、日米150余年の通史。





アジア冷戦史(中公新書)


下斗米 伸夫(著)
中央公論新社
821円(税込)




2017/04/28 掲載