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コラム

丸善ジュンク堂のPR誌 書標(ほんのしるべ) 2019年3月号

今月の特集は
『漫画になった文学 第10弾』
『はじまりの本おわりの本』

丸善ジュンク堂のPR誌 書標(ほんのしるべ)。今月の特集ページを一部ご紹介致します。
気になった書籍はネットストアでご注文も可能です。
(※品切れ・絶版の書籍が掲載されている場合もございます。)

すべての内容を、WEB上でお読み頂けます。





今月の特集(一部抜粋)



『はじまりの本おわりの本』

 平成が終わり、新しい元号が始まる本年。ジュンク堂書店三宮駅前店では毎年この時期には店舗を上げて選書しフェアをしています。このタイミングを逃すわけにはいかないと、テーマを練りに練りましたが、結果タイトルの「はじまりの本おわりの本」となりました。
  「はじまり」と「おわり」は表裏一体。おわりを目指してはじまるものもあれば、おわりからまた新たなはじまりが生まれます。人生、恋、物語。様々なはじまりとおわりをご堪能ください。



 『おしまいのデート』
 (集英社文庫・瀬尾まいこ著・四四〇円) 
 収録されている五つの短編は、どれも心に響く素敵な物語。その中で「おしまいのデート」という短編を紹介したい。
 両親の離婚後、彗子は母さんと住む。定期的に父さんに会っていたけれど、父さんの再婚後はじいちゃんとのデートが始まる。中学生の彗子と七十歳前のじいちゃん。二人のやり取りからこれまで過ごしてきた時間がにじみでる。いつもの待ち合わせ場所、いつものソフトクリーム。二人のデートで定番となってきた、たくさんの「いつも」。最後のデートの一日が物語となっているけれど、二人の「おしまい」は新しくはじめるための「おわり」。それでも、二人の「いつも」がおわってしまうことに読んでいて胸がぎゅっと切なくなる。「おわり」の先には新しい「はじまり」がある。希望に満ちた物語。(豊島)

 『カラフル』
 (文春文庫・森絵都著・五四〇円)
死んだはずの中学三年生の「ぼく」がひょんな事から同じ時期に亡くなった「小林真」として期間限定で生活していく事になる。
 生前の記憶がない彼は平凡な日常の中ではじめて出来た友人と戯れ、好意を持った女の子と会話のやりとり、と充実しているが、いい事ばかりではなく、家族の不仲や不義。さらに好意を持っていた女の子が援助交際をしていたことも発覚。辛く、自暴自棄になっても彼は進んだ。人の手を借りて、確実にゆっくりと。そして彼は、「小林真」として再びはじまっていく。(中光)

 『リプレイ』
 (新潮文庫・K・グリムウッド著・七九 〇円)
 主人公ジェフは四十三歳にして死亡する。そして、気が付くと十八歳の大学生の頃に戻っていた。人生が終わり、また始まる。知識も記憶もそのままのため、競馬や株で大金持ちに。しかし、来る四十三歳の同日同時刻、死亡する。そして、また十八歳の頃に戻っている。人生が終わり、また始まる。
 人生をやり直すことができたらという人間の究極の夢を描いただけの物語ではなく、ジェフは何度も繰り返す人生のその先に、かけがえのない唯一の人生を見つけ出す。読了後、きっとあなたは、今のあなたの人生を肯定し、周りのすべてに感謝する。(堀内)

 『重版出来!』
 (小学館・松田奈緒子著・既刊十二、1~11巻五五二円、12巻五九一円) 
以前ドラマ化もされたコミック作品で、主人公の黒沢心が奮闘しながら成長していくお仕事ストーリー。出版社興都館で新人編集者として配属され、仕事の楽しさを感じたり、時には壁にもぶつかったりしながら仕事をしていく姿は、まさに社会人としての“はじまり”を表している。これから社会人になる方はもちろんのこと、すでに社会人として働いている方も自身の新人時代と重ね合わせて読んでみてください。きっとあなたの心が動き出してくることでしょう。(安見)

 『チーズはどこへ消えた?』
 (扶桑社・S・ジョンソン著・八三八円)
 「もし恐怖がなかったら、何をするだろう?」自分に質問してみました。私は恐くて行動が起こせない、もしくはこれ以上悪化するのが嫌で仕方なく行動を起こしていました。でもそれはしんどいと感じていました。 人生においてはじめないといけない何か、終わらせないといけない何かが、人それぞれあるのでしょう。この本を読んで、自分もチーズを探しに行こうと思いました。見つけたチーズが美味しいのかどうかはわかりませんが、色んな味のチーズを食べていこうと思います。このままで良いのかな?と感じながらもなかなか変われない人に、この物語を読んでもらいたいと思います。(伊勢)

 『姑獲鳥の夏』
 (講談社文庫・京極夏彦著・九二〇円)
 作家がそれぞれの作品にちなんだ異能で戦う『文豪ストレイドッグス』に京極夏彦が登場するという情報が出た時「本で物理攻撃かな?」と話題になったくらい、彼の著書は分厚いイメージがある。すべてはここから始まった。今はライトノベルでもかなりのページ数がある作品があるので、この本を見ても驚かないかもしれないが、はじめて講談社ノベルスで見た時の感想はなによりもまず「太い」だった。しかし百鬼夜行シリーズを読み進めていき、久しぶりにこの一作目を手に取るとびっくり。「細い!」と思ってしまうのだから、慣れとはおそろしい。(清瀬)

 『クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い』
 (講談社文庫・西尾維新著・七八一円)
 私が初めて読んだ小説です。本に全く興味のなかった私に職場の友人が勧めてくれました。内容はミステリーですが、シリーズが続き、異能バトル物にシフトしていきます。
 本を読む習慣のなかった私の人生を見事に破壊してくれた作品です。内容を語るのも悪くはないですが、敢えて言いません。ぜひ、手に取って読んで欲しい。
 本を読む人生の「はじまり」と本を読まない人生の「おわり」をくれた一冊を。(奥原)

 『ノックの音が』
 (新潮文庫・星新一著・四三〇円)
 ノックの音がした――。全てがこの一文からはじまる。この文から読み取れるように、事件は室内で巻き起こる。サスペンス・ミステリー・コメディなど、十五のショートショートが掲載されている。
 扉の向こうにはどんな人物がいて、なぜ部屋を訪れたのか。冒頭からどんどん引き込まれ、驚かされ、時に裏切られる展開に、ワクワクが止まらず、そしてそれがとても心地よく感じる。はじめて読んだのは中学生の頃だったが、また何度も読みたくなる、おすすめの一冊。(余田)

 『しろくまちゃんのほっとけーき』
 (こぐま社・わかやまけん作・八〇〇円)
 これは、私が覚えているなかで一番初めに読んだ本。正確には「読んでもらった」のだが、一番気に入っていた絵本で、何度も繰り返し母に読んでもらった記憶がある。お気に入りはしろくまちゃんが材料を混ぜ合わせるシーン。「だれか ぼーるを おさえてて」という文に、中身がこぼれないよう一生懸命絵のボールを押さえていた。「ぷつぷつ」「しゅっ ぺたん」とホットケーキを焼く絵と音は、そこから匂いがしてくるようだった。
 先日、この絵本を家で見つけた。まだあったのだと読んでみる。しろくまちゃんがボールの中身をかき混ぜる。「こなは ふわふわ ぼーるは ごとごと」私の手が、自然とボールに伸びていた。(佐藤)

・・・・つづく

2019/03/05 掲載

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