トークイベント 開催終了 ジュンク堂書店 那覇店/MARUZEN那覇店(文具)
開催日時:2021年04月10日(土) 14:00~15:30
リトルモア刊『七面鳥 山、父、子、山』刊行記念・レ・ロマネスクTOBI ミニトーク&サイン本お渡し会
日時:2021年4月10日(土)14時~
会場:ジュンク堂書店那覇店 B1Fイベント会場
※観覧無料 書籍をお求めの方は、サイン本お渡し会にご参加いただけます。
ラジオ番組「レ・ロマネスクTOBIのめんそ~レレレ!」(RBCiラジオ)のパーソナリティとしてもお馴染み、音楽ユニット「レ・ロマネスク」のTOBIさん。3月1日に、自身初の小説『七面鳥 山、父、子、山』が発売となりました。『七面鳥 山、父、子、山』は、広島県比婆郡で生まれ育った 力も胃も気も弱い「ぼく」と、デコトラを乗りまわし、カープが負ければ家中のものを捨て、「早うせい」が口癖のそとづらのいい父・フミャアキとの39年間を綴った、自伝的小説。フランスで最も有名な日本人として知られ、ピンク色の派手なメイクとコスチュームで歌い踊るレ・ロマネスクのメインボーカル。前著『レ・ロマネスク TOBIのひどい目。』で明かした、就職先の連続倒産、銀行強盗との遭遇、大西洋漂流などのこれまでに巻き込まれた困難の数々……。そんな「激レア」な人生で知られるTOBIさんですが、『七面鳥 山、父、子、山』はまさかの大感動作!父や母、一番近くにいた人とのくすぐったい記憶がよみがえる、親子小説の傑作が誕生しました。本書の発売を記念し、ミニトーク&サインお渡し会を開催いたします。当日、どんなエピソードが飛び出すのか?この貴重な機会に、どなたさまもぜひお越しください!
【大事なお願い】 手洗い・うがい、自宅を出る前に体温測定のご協力を必ずお願いいたします。 体調に異変を感じる場合は参加をお控えください。入店時の手指の消毒、またマスクの着用を必ずお願いいたします。座席数には限りがございますのでご了承くださいませ。トークイベント終了後サイン本お渡し会も開催致します。
レ・ロマネスクTOBI(トビー)
広島県比婆郡(現在の庄原市)出身。フランスで結成された音楽ユニット「レ・ロマネスク」のメインボーカル。キッチュな楽曲を派手なメイクとコスチュームで歌い踊るパフォーマンスで徐々に人気を集め、2008年春夏パリコレでのライブをきっかけに、世界12カ国50都市以上で公演。09年フランスの人気オーディション番組に出演した動画のYouTube再生回数が、仏で1位を記録し、「フランスで最も有名な日本人」となる。「FUJI ROCK FESTIVAL'11」出演を機に日本に拠点を移し、精力的にアルバム・シングルをリリース。18年、就職した会社の連続倒産、銀行強盗に巻き込まれる、大西洋漂流など、自らの稀有な体験をまとめた書籍『レ・ロマネスクTOBIのひどい目。』(青幻舎)が話題に。「お伝と伝じろう」(NHK Eテレ)、「激レアさんを連れてきた。」「仮面ライダー セイバー」(テレビ朝日)、舞台『ウエスト・サイド・ストーリー』(19~20)、映画『生きちゃった』(石井裕也監督、20)への出演など活躍の幅を広げている。本書が初めての小説作品となる。
リトルモア刊『七面鳥 山、父、子、山』
思い出の中で、ぼくはデコトラに揺られている。
ハンドルを握る父は、ムード歌謡を裏声で歌っていた。
四歳、九歳、十九歳、三十八歳の四章で綴る、ぼくと父の39年。
父や母、一番近くにいた人とのくすぐったい記憶がよみがえる、親子小説の傑作!
レ・ロマネスクTOBI、書き下ろし初小説。
<あらすじ>
「ぼく」は息子が生まれて、いろんなことを思い出した。そうだ、ぼくはずっとカリフラワーを七面鳥だと信じていたんだ。
ビルも地下も歩道橋もない、広島の林業の町に生まれたぼく。力も気も胃も弱い。父親・フミャアキは、酒を飲んで運転し、カープが負ければ家中のものを捨て、「早うせい」が口癖。「そとづら」だけはいい。デコトラで、スナックで、家業の乾物屋で、スキー大会で、野球場で、運動会で、結婚式場で、パリで……。四歳、九歳、十九歳、三十八歳の四章で綴られる、子と父の物語。
2021/04/03 掲載
