フェア 開催終了 丸善 京都本店
開催日時:2021年09月04日(土)~2021年10月20日(水)
【ミステリの秋】『「探偵小説」の考古学』フェア開催中です!
私たちにとって今や馴染みのある「探偵小説」というジャンルは、果たしてどこからどのように始まったのか?レジス・メサックの『「探偵小説」の考古学』(国書刊行会)は、古代に始まる膨大な文献を博捜し、通常の推理小説論では見られないような人名をも援用しつつ描かれる、その成り立ちの歴史を記した伝説的大著です。今回のフェアでは、『「探偵小説」の考古学』の中で紹介されている本の一部を集めて、著者レジス・メサックの考える「探偵小説」とはどのようなものか?どのように形成されていったのか?の過程を感じていただけるようにそれぞれ刊行年を表示して展開しております。エドガー・アラン・ポーによって完成をみたと言われている「探偵小説」、それが生み出される前後に、互いにどんな影響を受け作品は生まれていたのか。実際の作品と共に、ぜひその「歴史」の奥深さを感じていただければと思います。
また、今回のフェアにあわせて「シャーロック・ホームズのライバルたち」という特集コーナーもご用意しました。「ホームズのライバルたち」というのは、当時ホームズ作品を連載していた雑誌がホームズ人気で売り上げを伸ばしたことから、ライバル各誌が追随してこぞって個性的な名探偵の登場する推理小説を掲載し、その時生まれた探偵たちのことです。
例えば、科学探偵の元祖・ソーンダイク博士や、神父を仕事とするアマチュア探偵・ブラウン神父、元祖“安楽椅子探偵”ともいわれている「隅の老人」などなど、ホームズ以外にも個性的で魅力的な探偵たちがたくさん登場します。こちらもぜひ、お楽しみください!
そして、「探偵小説ベストセレクション」コーナでは、丸善京都本店のスタッフが選んだ海外・国内それぞれのおすすめの探偵小説を集めております。ポアロ、ミス・マープル、フィリップ・マーロウ、ドルリー・レーン、明智小五郎、少年探偵団、神津 恭介…などなど、探偵小説の歴史を作ってきた名探偵たちばかりです。こちらでもぜひ、お気に入りの探偵を見つけてくださいね!
『「探偵小説」の考古学』フェアは、B1話題書コーナーにて、10月中旬ころまで開催予定です。
ミステリの秋、「探偵小説」の世界を思い切りご堪能ください!
2021/09/05 掲載
