フェア 開催終了 丸善 京都本店
開催日時:2021年10月29日(金)~2021年11月30日(火)
第九回京都本大賞が発表になりました!
「京都本大賞」とは、過去1年間に発刊された京都府を舞台にした小説の中から最も地元の人に読んで欲しい作品を決める賞です。
今回見事大賞に輝いたのは、 藤岡陽子さんの『メイド・イン京都』です。藤岡さんは京都府出身。『メイド・イン京都』は、婚約したばかりの主人公・美咲が、彼の実家のある京都に移住したところから話は始まります。地元の人からの数々の洗礼、そして実家で豹変する彼に幻滅し、美咲は昔からの趣味であるTシャツ作りにのめり込み、徐々に京都の地で個人ブランドの独立・起業への道を歩き始めます。京都を舞台に、ものづくりの面白さと、様々な人々に出会い、大きく成長していく一人の女性の物語です。外から見れば複雑な“京都人”に対するリアルな表現が、地元からも熱烈に支持されて今回の受賞となりました。
また、「京都文学賞」受賞作の『鴨川ランナー』も発売となりました。「京都文学賞」は京都を題材とする未発表の小説を公募し、作家のいしいしんじさん・原田マハさんなどの選考委員とともに、一般読者が「読者選考委員」として作品選考に関わる文学賞です。満場一致で第2回受賞作に選ばれた『鴨川ランナー』は、アメリカで日本語を学んでいた青年が京都で暮らして感じたことや異国で暮らす人間の心の機微を描いた物語です。作者のグレゴリー・ケズナジャットさんはアメリカ生まれ。京都の大学に留学していた頃に日本語でつけていた日記の断片が小説の基となっているそうです。
2021/11/01 掲載
