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フェア 開催終了 丸善 京都本店

開催日時:2021年11月01日(月)~2021年12月25日(土)

「大人のためのファンタジーフェア」開催中です!

ファンタジーって夢見物語、と思っていませんか?いえいえ、そんなことはありません。むしろ歴史や人類学、環境、社会といった現実とつながるさなざまなテーマが根底にある重厚な物語です。
「大人のためのファンタジーフェア」では、大人が楽しめるファンタジー作品だけではなく、子どもも楽しめるけれど大人になってからの方がもっと理解ができる、その良さが味わえる、そんなファンタジー作品を集めてみました。

今回のフェアでは、「世界三大ファンタジーを読む」や、「大人も読みたい名作ファンタジー」「ファンタジー小説ベストセレクション」「ファンタジーを描いた作家たち」など、さまざまな切り口でファンタジーをご紹介しています。
「大人も読みたい名作ファンタジー」コーナーでは、『モモ』『はてしない物語』『トムは真夜中の庭で』などをご紹介。
子どものころに読んだ記憶がある方も、大人になってから読み返してみるとドキッとする言葉の数々や、見え方が全く違ってきて驚くこともあると思います。もちろんこれからでも、ぜひ出会っていただきたい名作ファンタジーです。

そして、注目作品として、アンドルス・キヴィラフクの『蛇の言葉を話した男』(関口涼子訳/河出書房新社)をご紹介しております。舞台はエストニア。森に住む少年・レーメットは、動物たちを従わせる力を持つ「蛇の言葉」を話すことができました。しかし、異国からの侵略とキリスト教化の影響で森で暮らす人は年々減り続け、「蛇の言葉」は消滅の危機にありました。これは、近代化に飲まれゆく古の文化の行く末を描き切った作品であり、過ぎていく時間と眩暈のするような速度で変化する世界の中で生きる私たち自身の姿を描いた作品でもあり、まさに大人のためのファンタジーの傑作だと思います。ぜひ、ご覧ください!
「大人のためのファンタジーフェア」は12月末頃まで、B1話題書コーナーにて開催中です。この機会にぜひお楽しみください!

2021/11/09 掲載

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