お知らせ 開催終了 ジュンク堂書店 上本町店
開催日時:2022年01月17日(月) 10:00~2022年01月31日(月) 20:00
池内了『清少納言がみていた宇宙と、わたしたちのみている宇宙は同じなのか?新しい博物学への招待』(青土社)刊行
本書は、2001年に廣済堂出版より刊行された『天文学と文学のあいだ』の「新版」にあたります。「新版」という名目ですが、およそ20年の時を経て大幅に改定され、新たに「あわ」の章が加わった本書は、ほとんど「新刊」です。
おおまかに言ってしまえば、ルネッサンス以降の西洋では、物品蒐集を元とした「博物学」によって、諸分野の学問の発展が隆盛を極めます。西洋でそれは、「人間の営み」としての学問でありました。一方、日本では江戸時代の武士や庶民が「博物学」の進展に寄与したのですが、明治維新以降、西洋式近代科学の輸入に躍起となり、「自然科学」を「難解な知識の塊」として急激に発展させてしまったという歴史があります。今日においても、「自然科学」と聞くと、「人間の営み」としての「博物学」が元となった学問ではなく、ただ漠然と「難解な知識」として退けてしまう人は少なくないのではないでしょうか。
そのような学問の在り方に「さみしさ」を覚えた著者が、「文/理」の専門知を超えて、ここに「新たな博物学」を提示します。当店でも、「文/理」の垣根を越えた話題書コーナーにて展開しております。
2022/01/17 掲載
