フェア 開催終了 丸善 京都本店
開催日時:2022年06月10日(金)~2022年06月30日(木)
注目の京都の新刊、続々と発売しております!
いよいよ梅雨の季節に入りましたが、春に引き続き京都関連の新刊が続々と発売となっておりますので、特におすすめのものをご紹介します。まず1冊目は、柏井壽さんの『おひとりからのしずかな京都』(SB新書)です。
著者の柏井さんは、京都出身在住で、京都で歯科医院を開業するかたわら、『おひとりからのひみつの京都』といった京都の魅力を伝えるエッセイや旅行記を数多く出版され、他にもテレビ化もされた「鴨川食堂」シリーズや、「京都下鴨なぞとき写真帖」シリーズなど、京都を舞台にした人気小説も数多く執筆されています。
新刊『おひとりからのしずかな京都』の中で、柏井さんは今でこそ観光産業で栄えている京都は、もともとしずかな街であり、それは今でも都人の暮らしの中にそっと息づいているといいます。しかし、そんなしずけさも街なかから遠く離れたところまで行かないと感じられないのでは?と思うかもしれませんが、そんなことはなく、たくさんの方が訪れる名所でも、ほんの少し離れるだけで信じられないほど静かな京都に出会うことができるのだといいます。「喧騒」ではなく「しずかな京都」に出会える、癒やしの大人旅を提案する1冊です。
2冊目は、小川真太郎さんの『「食堂おがわ」の料理帖』(プレジデント社)です。「食堂おがわ」は京都・西木屋町の路地裏にある、予約の取れない人気店。オープンのときから居酒屋以上、割烹未満を目指し、メニューは20種類ほど。どれも見た目はシンプルでわかりやすい料理ですが、何てことのない一品が記憶に残り、また食べたくなる、まさにここでしか味わえない味です。『「食堂おがわ」の料理帖』は、身近な食材を丁寧に扱うことで生まれる「食堂おがわ」の美味を包み隠さずレシピで教えてくれる1冊。「おがわ」のド定番で、ほぼ全員のお客さんが注文するという「だしまき」のふわふわトロトロに仕上がる作り方も掲載されています!ぜひ名店の味をおうちでも体験してみてください。
最後にご紹介するのは、森見登美彦さんの『四畳半タイムマシンブルース』(角川文庫)です。著者の森見さんは奈良県出身で、京都大学在学中に『太陽の塔』で小説家デビューし、その後も『夜は短し歩けよ乙女』『有頂天家族』など、大学生の日常目線で京都を舞台にした作品を数多く出版されています。初期代表作のひとつで、アニメ版にもファンが多い『四畳半神話大系』も、京都のとある大学の三回生で、おんぼろアパート「下鴨幽水荘」の209号室で無為な青春を送る「私」が主人公の物語。今回文庫化して発売となった『四畳半タイムマシンブルース』はその続篇でもあり、京都を拠点に活動している劇団「ヨーロッパ企画」の舞台「サマータイムマシン・ブルース」とコラボレーションした小説です。さらに、『四畳半タイムマシンブルース 』は9月30日よりアニメ映画としての公開も決定しており、主題歌にはASIAN KUNG-FU GENERATIONの「出町柳パラレルユニバース」が決定…ということで、京都要素満載の一作となっております。ぜひこの夏、お楽しみください!
2022/06/15 掲載
