フェア 開催終了 丸善 京都本店
開催日時:2022年07月20日(水) ~2022年08月31日(水) 18:00
「ヤングアダルト10代の読物 あなたが知りたいこと」フェアを開催中です!
毎年好評をいただいている「ヤングアダルトフェア」。「ヤングアダルト」というのは、中学生・高校生を中心とした大人と子どもの境目の世代のこと。子どもから大人になる過程で、さまざまなことを自分の意志で考え自己を築きあげていく時期。「児童書では少し物足りない?」でも「大人の本は難しそう?」と本を選ぶのが難しい、そんな世代に向けて、当店の児童書担当者と児童文学家のひこ・田中さんがおすすめの本を選びました!
3回目となる今回は、「家族」「友情」「戦争」「多様性」「震災」の5つテーマで、身近な問題から、今気になる話題まで、新刊を取り混ぜて本を選び、カテゴリー別にPOPをつけてご紹介しております。夏休みの読書に、ぜひご覧ください!
フェアの中から、おすすめの新刊2点をご紹介します。
『ソロ沼のものがたり』(岩波書店)は、野生の生きものに目を凝らし、その生き様を描く生物画家、舘野鴻さんが紡いだ初のものがたり集。おけら先生の夜間学校、おさむしたちの戦争、じゃこうあげはの恋、かえるの旅…。ソロ沼をめぐる生きものたちのドラマを、圧倒的に美しい挿絵とともに丹念に描き出す、いまだかつてない、生きもののファンタジーの誕生です。
もう1冊は、斉藤倫さんの『新月の子どもたち』(ブロンズ新社)です。小学5年生の令は、ある日「トルイガルト」という国の死刑囚・レインとなった夢を見ます。死ぬことを当たり前のように受け入れているその世界で、「わたしは、しなない」という少女シグに出会い、いつしか彼女を助けたいと思うように…。2人の少年の夢と現実が交錯し重なり合い、やがて未来の扉が開かれていく物語です。ぜひご覧ください!
フェアの児童書コーナー側では、京都在住の画家で絵本作家のJunaida(ジュナイダ)さんが挿絵と表紙絵を手掛けた、新刊『ロドリゴ・ラウバインと従者クニルプス』(小学館)のミニパネル展を開催中です!『モモ』や『はてしない物語』などで有名なミヒャエル・エンデが晩年に遺した物語を、児童文学作家のヴィーラント・フロイントが二十余年後に完成させた作品。悪名高き盗賊騎士と、その従者になりたい少年の二人を主人公に、「悪」と「おそれ」、その真の意味を探しもとめる、めくるめくメルヘンの世界です。物語に添えられたJunaidaさんによる60点以上の挿絵と物語の世界を縁取る宝物のようなブックデザインにもぜひご注目ください!
「ヤングアダルト10代の読物 あなたが知りたいこと」フェアは、B1レジ横テーブルにて、8月末まで開催しております。この機会にぜひお楽しみくださいませ!
2022/07/25 掲載
