フェア 開催終了 丸善 京都本店
開催日時:2022年08月12日(金)~2022年09月18日(日)
【京都の新刊】『京都のおばあちゃんたちに聞いた100年後にも残したいふるさとレシピ100』が発売となりました!
大和書房より先日発売となった『京都のおばあちゃんたちに聞いた100年後にも残したいふるさとレシピ100』は、京都市、山城、南丹、中丹、丹後のそれぞれのエリアで作られているその土地ならではのレシピをおばあちゃんたちに聞いてできたレシピ本です。
京都は京野菜で知られているように古くからさまざまな野菜が栽培され、おばあちゃんたちはそんな季節の食材をおいしい一品に仕上げてきました。京都の食卓には欠かせないメニューである「◯◯の炊いたん」はその代表例です。(「炊いたん」は煮物のこと)
他にも、こちらの本では、定番のおばんざいから季節の料理、ハレの日のお寿司まで、京都府内の各地域のおばあちゃんに教えてもらった、春夏秋冬の知恵レシピ100点が掲載されています。給食でよく出たメニューや、今も日常的に食べている食事、懐かしい地元の味…など、人それぞれ何かを思い出しつつ作り、味わうことのできる1冊だと思います。ぜひお楽しみください!
また、B1中央通路沿いでは、ただいま刊行記念パネル展も開催しております。京都市、山城、南丹、中丹、丹後の5つのエリアに分けてパネルを展示。京都市では「ひろうすの煮物」、山城では「華ずし」、南丹では「納豆もち」、中丹では「とうがらしの葉の佃煮」、丹後では「京丹後のけんちゃん」などなど、京都府各地で栽培されたさまざまな食材と、受け継がれてきたレシピをパネルで紹介しております。レシピでは、作り方だけではなく、「冬至に無病息災を願ってかぼちゃの炊いたん(いとこ煮)」や「たくあんをわざわざ塩抜きし、味つけをしなおしてたべる「ぜいたく煮」」など、料理に込められた意味や特徴などが添えられていて、豊かな京の食のことをより深く知ることができます。
2022/08/15 掲載
