フェア 開催終了 丸善 京都本店
開催日時:2023年06月01日(木)~2023年06月30日(金)
【京都市名誉市民】志村ふくみさん『野の果て』刊行記念パネル展を開催中!
染織家・随筆家として長年にわたり独自の境地を切り拓いてきた志村ふくみさん。まもなく白寿を迎える志村さんが、これまで綴ってきた数多くの随筆の中から特に大切にしているものを厳選し、「私」「仕事」「思想」の三本柱で構成した、集大成となる決定版随筆集『野の果て』(岩波書店)がこの度発売となりました。それを記念して、ただいま地下一階中央通路沿いにて、本書の中に掲載されている写真のパネル展を開催しております。志村さんが紡ぐ真摯な「色と言葉」の世界を、この機会にぜひご覧ください。
志村ふくみさんは、近江八幡のご出身で、民芸運動の指導者・柳宗悦氏(1889-1961)からの勧めをきっかけに、31歳で染織の道に入り、その後60年以上にわたって紬織着物の制作を続けられてきました。一方で、『一色一生』(1982)や『語りかける花』(1992)、『ちよう、はたり』(2003)など、染織の領域を超えた幅広いテーマで執筆活動を続けられています。1990年に「紬織」の重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定され、2015年には文化勲章受章、2013年には、「芸術学校アルスシムラ」を娘・洋子さん、孫・昌司さんとともに京都市右京区の嵯峨に開校され、2016年には京都市名誉市民に選出されました。新刊『野の果て』では、随筆の他にも、草木染めのもととなる植物の写真や、染めの様子や色鮮やかな糸、紬織着物の美しい写真などが収録されています。今回のパネル展では、そういった写真の数々をご覧いただけます。本と共にぜひご覧ください。
『野の果て』刊行記念パネル展は6月末まで開催予定です。また、志村ふくみさん自身がデザインされたクロスによる『特装版 自選随筆集 野の果て』が9月に刊行予定です。美麗な部数限定版ですので、ご予約受付中です。こちらもぜひご注目ください。
2023/06/05 掲載
