トークイベント 開催終了 ジュンク堂書店 那覇店/MARUZEN那覇店(文具)
開催日時:2023年12月10日(日) 15:00~16:30
榕樹書林刊 須藤義人著 『原郷のニライカナイへ 琉球の魂の聖地・久高島』発売記念トークイベント『死を想いつつ、生を紡ぐこと』
日時:2023年12月10日(日)15時~
会場:ジュンク堂書店那覇店 B1Fイベント会場
★登壇者 須藤義人 (著者・沖縄大学人文学部教授)
★対談者 大下大圓 (飛騨千光寺長老・沖縄大学客員教授)
本著は、映画監督の大重潤一郎氏が制作した記録映画「原郷ニライカナイへ―比嘉康雄の魂」(2001年)が原点となっている。著者が大重監督の助監督として久高島に関わってきた経験と、琉球諸島の島々の祭祀や儀礼を研究してきた知識を交えて、多くの写真と備忘録をブックレットにまとめた。 久高島の宗教観にあるのは、現代文明のような父性原理ではなく、生命をいつくしむ母性原理にもとづく「文化の祖型」である。大重氏は2015年に亡くなったが、久髙島の他界観を実感することで「死」は苦ではなくなったという。彼は死ぬ間際に「この島こそがニライカナイである」と悟ったのであった。島々で生きること、人々の死とは本来何なのか…について、「死ぬのは怖くありません」の著者である大下大圓氏と語り合う。
須藤義人(スドウ・ヨシヒト)
1976年神奈川県横浜生まれ。2000年早稲田大学社会科学部卒業(比較基層文化論)2007年沖縄県立芸術大学大学院博士課程単位取得退学(芸術文化学)。現在、宗教哲学者(沖縄大学人文学部こども文化学科教授)、映画助監督(元NPO法人沖縄映像文化研究所理事)、宗教実践者(スリランカ上座部仏教僧)。著書に『神と仏のスピリチュアルロード』(榕樹書林、2022年)『神の島の死生学』(芙蓉書房出版、2019年)、『久高オデッセイ』(晃洋書房、2011年)、『マレビト芸能の発生』(芙蓉書房出版、2011年)など。映像作品(助監督)に「フェーヌシマのきた道」(ポーラ伝統文化振興財団、2007年)、「久高オデッセイ 第二部・生章」(NPO法人沖縄映像文化研究所・文化庁助成、2011年)など。
大下大圓(オオシタ・ダイエン)
飛驒千光寺長老。高野山傳燈大阿闍梨(でんとうだいあじゃり) 、沖縄大学客員教授、和歌山県立医科大学連携教授。 12歳で出家し、高野山やスリランカで修行、帰国後にいのちの学びを飛驒で開始し、患者家族の傾聴活動を45年間行ってきた。臨床宗教家としてこころのケア、スピリチュアルケアの必要性を実感し専門的な人間育成に力を注ぎ、現在東北大学をはじめとする8つの大学で養成プログラムが展開されている。京都大学で瞑想の臨床応用を研究し、飛驒千光寺を始め全国で「臨床瞑想法」の普及に邁進している。著書に『死ぬのは怖くありません』(PHP)、『他人の力を借りていいんだよ』(講談社+ α新書)、『瞑想力』(日本評論社)、編著書に『実践的スピリチュアルケア』(日本看護協会出版会)などがある。
2023/11/14 掲載
