ギャラリー 開催終了 ジュンク堂書店 福岡店/MARUZEN 福岡店(文具)
開催日時:2024年11月27日(水) 10:00~2024年12月03日(火) 16:00
新訳版「哀しいカフェのバラード」刊行記念 『山本容子銅版画展』
【出版界デビューから新作まで】
私が初めて文学をテーマにしたのは、1979年 27歳のときでした。トルーマン・カポーティの小説を描いた「CAPOTE SUITE」
(オリジナル銅版画集)を制作し、個展で発表。この作品がきっかけとなり、カポーティのクリスマス三部作「おじいさんの思い出」
「あるクリスマス」「クリスマスの思い出」(村上春樹訳、1988-1990年 文藝春秋)が生まれ、出版界デビューとなったのです。
以来、文学をテーマにした版画作品は本の装丁や挿画として書店に並ぶと同時に画廊での展覧会でも発表を続けてきました。
そして、「哀しいカフェのバラード」(カーソン・マッカラーズ作、村上春樹訳、2024年 新潮社)が最新作となりました。
今回は1951年に発表された「愛」について考えさせられる奇妙にも感じる物語に32点の銅版画を、あらかじめ挿画と文章の
レイアウトを考えに入れながら、絵物語のように綴り描きしてみました。つまり、本の中では版画の上に文章をかぶせて絵と文字を
一体としながら物語とコラボレーションさせ、展覧会では絵の全貌を見せることを目的として制作しました。
今、改めて村上春樹さんとのコラボレーション本が36年ぶりに誕生した不思議に、驚いてもいます。
会場では是非、本を片手に二通りの絵の見方を楽しんで下さい。また出版界デビュー作の展示もしますので
時の流れを比較してみて下さい。—1952年生まれ 山本容子
【山本容子さんサイン会】
11/30(土)14:00-15:00 (定員100名)
※初日11/27(水)より、会場にて書籍・版画作品お買い上げの方に「サイン会整理券」を配布いたします。
2024/10/05 掲載
