コラム
丸善ジュンク堂のPR誌 書標(ほんのしるべ) 2025年2月号
今月の特集は
『大人も一緒に学びたい』
『ガルシア・マルケス』
丸善ジュンク堂のPR誌 書標(ほんのしるべ)。今月の特集ページを一部ご紹介致します。
気になった書籍はネットストアでご注文も可能です。
(※品切れ・絶版の書籍が掲載されている場合もございます。)
すべての内容を、WEB上でお読み頂けます。


今月の特集(一部抜粋)
『大人も一緒に学びたい』
今回の特集は「大人も一緒に学びたい」。書店にある本のなかから、高校の特別授業を書籍化した本や、大人が子どもに語りかける形で書かれた本、実際に学校で授業のために使われている資料集などを集めました。
子ども向けに書かれた本では、各ジャンルの一流の専門家の先生たちが、研究のもっとも生活に近いところや、面白いところをわかりやすく伝えてくれています。
数学、物理学、歴史学、哲学から、人種差別やフェミニズムなど、ジャンルはさまざま。これまで親しんでこなかったテーマでも、子ども向けの本なら前提知識から説明してくれているので入門に最適。この機会にぜひお手にとってみてください!
数学、物理学、音声学
「どんな数学アレルギーも解消できる自信がある」と語る東大教授が、都立三田高校の学生に行った特別授業を書籍化した、西成活裕著『とんでもなく役に立つ数学』(角川ソフィア文庫・836円)。経済予測にまどわされないコツ、東京マラソンで三万人をスムーズにスタートさせる方法、人生の選択に役立つグラフなど、私たちの生活の隣にある問題を数学で考えてみるとどうなるでしょうか。これまで苦手だった数学も、この世界を生きる武器になるような気がしてきます。
「数字」のことを知りたいなら、H.M.エンツェンスベルガー著/丘沢静也訳『普及版 数の悪魔――算数・数学が楽しくなる12夜』(晶文社・1,980円)をどうぞ。「1」や「0」や素数の謎、パスカルの三角形、ピタゴラスの定理などについて、学校で習うのとは違う、物語形式で面白さを伝えます。2024年度日本数学会出版賞受賞作。
1940年の原書刊行から80年、各国で翻訳され愛読され続ける物理学のロングセラー、ジョージ・ガモフ著/伏見康治訳『不思議の国のトムキンス[復刻版]』(白揚社・1,650円)。ビッグバン理論の提唱者である著者が、相対性理論を物語にのせて解説してくれます。文系人間の私にとっては「こんなことがこの世界でおこっているんですか?」と今も半信半疑ですが、物語の不思議さと面白さで、すっかり物理学の世界に引き込まれました。
…続く
2025/02/03 掲載
