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ジュンク堂書店 書店員レビュー一覧

ジュンク堂書店 書店員レビューを100件掲載しています。120件目をご紹介します。

検索結果 100 件中 1 件~ 20 件を表示

書店員:「ジュンク堂書店福岡店スタッフ」のレビュー

ジュンク堂書店
ジュンク堂書店|福岡店/MARUZEN 福岡店(文具)

片想い探偵追掛日菜子 (幻冬舎文庫)辻堂ゆめ (著)

片想い探偵追掛日菜子(幻冬舎文庫)

ストーキングする探偵

『何があっても推しに迷惑はかけない』

女子高生の追掛日菜子は、好きになった人を全力で追い掛けずにはいられない、生粋のストーキング体質。若手の舞台俳優や、外国人力士、天才子役。はては総理大臣と、好きになった人の情報をひたすらに集め続けることを生きがいとしている。しかしそんな彼女の“推し”たちは、なぜか事件に巻き込まれることが多い。日菜子は"推し"の疑惑を晴らすためにと、殺人容疑や不倫スキャンダルなど、"推し"が巻き込まれた事件を、ストーキング行為で集めた情報をもとに解決していくのだが……。

ミステリーの探偵役というのは、おおよそ個性的なことが多いものですが、この物語の主人公・追掛日菜子もそんな個性的な探偵の一人。犯罪一歩手前どころかバレたら犯罪レベルのストーキング行為を繰り返しています。しかしそうして集めた情報が、結果的に彼女の“推し”たちを助けることに繋がっていくのですから、一概に否定しづらいのがなんとも言えないところ。

冒頭の言葉は日菜子が掲げる信条なのですが、迷惑かけなければなにをしても良いわけではない、と思うんですよ。はい。

書店員:「ジュンク堂書店ロフト名古屋店」のレビュー

ジュンク堂書店
ジュンク堂書店|ロフト名古屋店

病院というヘンテコな場所が教えてくれたコト。 現役看護師イラストエッセイ 仲本 りさ (著)

病院というヘンテコな場所が教えてくれたコト。 現役看護師イラストエッセイ

病院は想像以上にヘンテコな場!!

本書は現役看護師が病院で働きながらも、日々起こった出来事を描き続けた絵日記を収めたイラストエッセイ本。
病院にはスタッフ、患者とさまざまな年代の老若男女がおり、元気になる人もいれば生死に関わる重症な人もいる。初めて余命わずかな患者さんの担当になったこと、先輩からの厳しい指摘、先生から気づかされ学んだこと、友人である同期から勇気をもらったり……
病院という場所で働いているからこそ見えてくる「普通」という日常のありがたさ、楽しさ、悲しみ、悔しさ。
この本を読み終わったあと、心に何かが響いてくるだろう。

医学書担当 中山

書店員:「書標(ほんのしるべ)」のレビュー

ジュンク堂書店
ジュンク堂書店|丸善ジュンク堂書店 書標編集室

鈍感な世界に生きる敏感な人たち イルセ・サン (著)

鈍感な世界に生きる敏感な人たち

丸善ジュンク堂書店のPR誌「書標」2016年12月号より

5人に1人は該当すると言われる、HSP(Highly Sensitive Person)とても敏感な人たち。現代では、外交的であることに価値があると思われがちであり、HSPの人たちはともすれば内気、神経質などのレッテルを貼られてしまう。しかしこれは”控えめで、物事をゆっくりと熟慮する”という一つの立派な性質であり、それを受け入れることによりHSPの長所は輝く、と著者は言う。

書店員:「書標(ほんのしるべ)」のレビュー

ジュンク堂書店
ジュンク堂書店|丸善ジュンク堂書店 書標編集室

「グローバル人材育成」の英語教育を問う ライブ! 斎藤 兆史 (著)

「グローバル人材育成」の英語教育を問う ライブ!

丸善ジュンク堂書店のPR誌「書標」2016年12月号より

政府主導の性急な英語教育改革に対し、学理的な議論の必要性を問うブックレットシリーズの第3弾。グローバル化に対応する英語教育をテーマにした公開講座の講演の臨場感を保ちつつ、重要な論点を加筆。養老孟司をゲストに、グローバル化の問題を斬る鼎談を巻末に収録。

書店員:「書標(ほんのしるべ)」のレビュー

ジュンク堂書店
ジュンク堂書店|丸善ジュンク堂書店 書標編集室

下丸子文化集団とその時代 一九五〇年代サークル文化運動の光芒 道場 親信 (著)

下丸子文化集団とその時代 一九五〇年代サークル文化運動の光芒

丸善ジュンク堂書店のPR誌「書標」2016年12月号より

1950年代、盛んだったサークル文化運動、その中でも光を放った東京南部の下丸子文化集団を取り上げた一冊。左翼的な政治運動のイメージと結び付けられやすいが、これらの文化運動に参加した人々には文化や表現への純粋な渇望があった。米占領下の日本において、自ら詩を書き、芝居をすることによって自分や社会を見つめようとした民衆の精神とは。2003年から本研究を行ってきた著者の集大成。

書店員:「書標(ほんのしるべ)」のレビュー

ジュンク堂書店
ジュンク堂書店|丸善ジュンク堂書店 書標編集室

ニセモノ図鑑 見るだけで楽しめる! 贋造と模倣からみた文化史 西谷 大 (編著)

ニセモノ図鑑 見るだけで楽しめる! 贋造と模倣からみた文化史

丸善ジュンク堂書店のPR誌「書標」2016年12月号より

古来、価値あるものには悉くニセモノが作られてきた。贋金、偽文書、書画骨董の贋作から人魚のミイラに至るまで、そんな労力を費やすくらいならもっと建設的な方法があるのでは、と思うが、騙される人が居る限りはそれで金儲けをしようとするのが人の悲しい性である。面白可笑しくも詳細な解説を国立歴史民俗博物館が監修。

書店員:「書標(ほんのしるべ)」のレビュー

ジュンク堂書店
ジュンク堂書店|丸善ジュンク堂書店 書標編集室

お世話され上手 釈 徹宗 (著)

お世話され上手

丸善ジュンク堂書店のPR誌「書標」2016年12月号より

研究者である著者の初めての”自分語り”本。自身が営む認知症高齢者のグループホーム「むつみ庵」の活動を通して、お世話され上手を目指すようになった考えを語っている。その他にも日本仏教について等、様々なテーマについて語られていて、どのテーマも随所に日本社会を考察する手掛かりがあり、仏教者の視点からこれからの社会を生きるヒントを語った一冊である。

書店員:「書標(ほんのしるべ)」のレビュー

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ジュンク堂書店|丸善ジュンク堂書店 書標編集室

「ハリー・ポッター」Vol.8が英語で楽しく読める本 クリストファー・ベルトン (著)

「ハリー・ポッター」Vol.8が英語で楽しく読める本

丸善ジュンク堂書店のPR誌「書標」2016年12月号より

『ハリー・ポッター』を原書で読みたい人のために、語彙リストや解釈を載せたシリーズの第8弾。
 原文に描かれている登場人物や物語の背景などが、日本語でまとめられている。また、シリーズを読んだことがない人にもわかりやすいように、既刊に出てきた知っておきたい情報などをコラムに載せている。さらに、イギリス文化にも触れているので、それらを読むだけでも物語の世界観を味わうことができる。逆に、読んだことがある人でも、細かい設定のおさらいや新たな解釈ができるようになっている。
 巻末にはシリーズを通しての頻出語句や語彙レベル比較表などがあるので、文章の構成を知る助けになる。
 本書を参考に原書を読み進めていけば、楽しく英語の読解力がつくだろう。

書店員:「書標(ほんのしるべ)」のレビュー

ジュンク堂書店
ジュンク堂書店|丸善ジュンク堂書店 書標編集室

会話もメールも英語は3語で伝わります Simple English for Everyone 中山裕木子 (著)

会話もメールも英語は3語で伝わります Simple English for Everyone

丸善ジュンク堂書店のPR誌「書標」2016年12月号より

特許翻訳のプロならではの視点で、誰にでも伝わる英文の秘訣を紹介する。
ここで主題となるのがSVO(主語+動詞+目的語)、つまり「誰かが何かをする」という文型である。どんなに複雑な文でも、この3語による明快な言い換えが可能だと著者は説く。また、構文やイディオムといった煩多なルールを捨て去ることで、文章が組み立て易く誤りが減るというから、期待は高まるばかりだ。
 本書では、主軸となる主語と動詞の選び方から「3語の英語」の組み立てパターンを丁寧に教えてくれる。英語学習への興味を再燃させてくれる発送転換の書として、是非ご一読いただきたい。

書店員:「書標(ほんのしるべ)」のレビュー

ジュンク堂書店
ジュンク堂書店|丸善ジュンク堂書店 書標編集室

Q&A Diary 英語で3行日記 アルク英語出版編集部 (編集)

Q&A Diary 英語で3行日記

丸善ジュンク堂書店のPR誌「書標」2016年12月号より

本書は手軽に英語日記を始められる工夫が詰まった一冊だ。英語日記を書くことで、英語に触れる習慣を自然に身につけられる。しかし毎日書く内容を考えるのは大変なうえ、英語を書くこと自体が初級者にはなかなか難しい。
366個の質問に毎日3行程で答えていく形式で、「最近ハマっているものは?」「あなたの夢は?」など身近な質問で答えやすい。さらにお手本となる例文も載っており、初級者はそのまま書き写すことから始められる。例文を少し変えて自分なりの英文にしたり、例文を参考にいちから英文を作るといった自身のレベルに合わせて書くことができる。
さあ今日から英語日記を始めて、英語に慣れる習慣を身につけよう。

書店員:「書標(ほんのしるべ)」のレビュー

ジュンク堂書店
ジュンク堂書店|丸善ジュンク堂書店 書標編集室

カール・ラーション スウェーデンの暮らしと愛の情景 カール・ラーション (画)

カール・ラーション スウェーデンの暮らしと愛の情景

丸善ジュンク堂書店のPR誌「書標」2016年12月号より

スウェーデンの国民的画家、カール・ラーション。主に水彩画を得意とし、絵画だけでなく挿絵やイラスト作品も多く手掛けた画家である。
 「わたしの家」と題し、自身の家と家族をモチーフに描いたシリーズや、穏やかな田園風景、また、人々の日常を色鮮やかな水彩画で描いた作品が収録されている。
今にも笑い声が聞こえてきそうな、暖かな愛に満ちた作品の数々につい見入ってしまう。
プレゼントにもおすすめの美しい一冊である。

書店員:「書標(ほんのしるべ)」のレビュー

ジュンク堂書店
ジュンク堂書店|丸善ジュンク堂書店 書標編集室

ババァ、ノックしろよ! TBSラジオ「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」 (編)

ババァ、ノックしろよ!

丸善ジュンク堂書店のPR誌「書標」2016年12月号より

自身の部屋で何かしらの「コト」を起こそうとした際、図ったかようなタイミングでお母さん(ないしお父さん、兄弟、祖父母など)が現れ、バツの悪い思いをしたことのある方も多いのではないだろうか。
本書は、ラジオ番組「ライムター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」で大人気の投稿コーナーを書籍化したものである。
 投稿者の実体験だからこそ身近に感じ、思わず共感してしまうエピソードが満載。自分が当事者になったら…と考えると顔から火が出るほど恥ずかしい話なのだけれども、それも「思春期の苦い思い出」と笑って振り返ることができるのは、辱めを与えたお母さんに悪気がなかったからなのだろう。
 子どもを愛しているからこそ発生してしまったハプニングの数々。ラジオを聞いたことのない方にも楽しめる一冊となっている。

書店員:「書標(ほんのしるべ)」のレビュー

ジュンク堂書店
ジュンク堂書店|丸善ジュンク堂書店 書標編集室

観察力を磨く名画読解 エイミー・E.ハーマン (著)

観察力を磨く名画読解

丸善ジュンク堂書店のPR誌「書標」2016年12月号より

本書はいわゆる「名画の見かた」の本ではない。アートを観察、分析し、それを伝達する力をつけると、仕事にもその力を活かすことができると著者は提唱している。
名画を利用して観察力を磨く訓練を積むことで、仕事だけではなく、命の危険にさらされるような場面でも、観察力、そして分析力があれば危険を回避することが可能だという。実際に著者は危険と隣合わせの仕事をしているFBIやCIAでも講義を行っている。
 一枚の絵を観て事実だけを伝達しているつもりでも、そこには観る人によって様々なフィルターがかかっていることに気づく。事実だけを伝達することは実はとても難しい。

書店員:「ジュンク堂書店ロフト名古屋店」のレビュー

ジュンク堂書店
ジュンク堂書店|ロフト名古屋店

17×63鷹代航は覚えている 水生大海 (著)

17×63鷹代航は覚えている

オレがジジイで、ジジイがオレに!?

「なぜ入れ替わる相手がジジイなんだ。フツー、女の子だろ?」という嘆きもよくわかる。ある事件をきっかけに自分の祖父である章吾(63歳)と主人公・鷹代航(17歳)は中身が入れ替わってしまったのだ。家族とはいえ性格も対照的なふたりが入れ替わり、それぞれの姿で生活を始めたのだからそれだけでも騒動が起こる。きっかけとなった事件の犯人もその狙いもわからないままだ。周囲に言えない秘密をかかえたふたりが協力して難題に立ち向かうバディ&ジェネレーションギャップ・ミステリー。謎解きの要素はもちろん楽しめるし、違うカラダと視点を手にしたことで変わる心情と航くんの人間的な成長も読みどころだ。

書店員:「ジュンク堂書店ロフト名古屋店」のレビュー

ジュンク堂書店
ジュンク堂書店|ロフト名古屋店

できるゼロからはじめるiPad超入門 Apple Pencil&新iPad/Pro/mini 4対応 (できるシリーズ)法林 岳之

できるゼロからはじめるiPad超入門 Apple Pencil&新iPad/Pro/mini 4対応(できるシリーズ)

できるゼロからはじめるiPad超入門

あらゆる年代の方でもパラパラとめくるだけで、
すぐに、明日からでも、操作できる 『iPadアイパッド』 の超入門書。

カラフルで、見やすく、自分が操作しているときの画面で説明してあるので、
ちょっとした空き時間でも読める手軽さが本書には備わっている。

アイパッドって何ができるか? よく知らない人もこれから購入を考えている人にも
日々の生活をより便利にできることがわかる1冊。

ぜひ一読してもらえたら、と思う。



理工書担当 伊藤

書店員:「ジュンク堂書店福岡店スタッフ」のレビュー

ジュンク堂書店
ジュンク堂書店|福岡店/MARUZEN 福岡店(文具)

瑕疵借り (講談社文庫)松岡圭祐 (著)

瑕疵借り(講談社文庫)

泣いた

心理的瑕疵物件とは、その場所で殺人、自殺、変死、など通常一般人が嫌悪感を持つであろうとされる出来事が過去にあった物件の事である。
誰か一人でも住めば、瑕疵の度合いがかなり軽減されると考えられ、大家から管理会社から依頼を受けて瑕疵について説明義務が生じた物件にあえて住む者を「瑕疵狩り」と呼ぶそうだ。
この物語は瑕疵借りを生業とする男性が短い間住むことになった四つの物件と、そこで過去に起きた四つの死が描かれた連作短編集である。
亡くなったのは、そこで生きていたのは、家族でも、恋人でも、友人でもなかった。
ただの他人だ。
そう思えど、涙がただ溢れては落ち、を繰り返す。
誰かを大切に想って暮らす、誠実で愛おしい人々たちが確かにそこで生きていた。
悲しみや切なさだけではない、温かい気持ちがぐっとこみあげて、もうたまらなかった。
何も知らずに死に触れ傷ついていたひとが「瑕疵借り」に出会い、真実を知った時、生じた瑕疵は本当に軽減されるのだろう。

書店員:「ジュンク堂書店ロフト名古屋店」のレビュー

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ジュンク堂書店|ロフト名古屋店

単位と記号パーフェクトガイド 目で見て実感!くらしで出会う単位と記号がすぐにわかる 単位と記号パーフェクトガイド編集チーム (編)

単位と記号パーフェクトガイド 目で見て実感!くらしで出会う単位と記号がすぐにわかる

身のまわりにあふれる単位や記号

単位や記号は私たちの生活をより便利に豊かなものにしてくれる役割を持っている。
 だが算数や理科などで習っていても大人になると忘れてしまうもの、あるいは今まで理解していたつもりでもなかなか言葉で説明することが難しい記号もあるのではないだろうか。
本書はそんな身近にある単語や記号を丁寧に、かつ写真や絵、見やすい文字で教えてくれる一冊である。
 今までの素朴な疑問やモヤモヤもイメージすることで感覚的に捉えることができるだろう。

理工書担当
上村

書店員:「書標(ほんのしるべ)」のレビュー

ジュンク堂書店
ジュンク堂書店|丸善ジュンク堂書店 書標編集室

メシマズ狂想曲 秋川滝美 (著)

メシマズ狂想曲

丸善ジュンク堂書店のPR誌「書標」2016年12月号より

「居酒屋ぼったくり」シリーズなどで人気の著者の最新作がついに発売された。今回の作品もこれまでのものと変わらず読む人を温かい気持ちにさせる作風だ。
主人公滝田和紗は、仕事はバリバリこなすが、それ以外の事についてはどうもイマイチな34歳独身、彼氏なし。それでも持ち前の負けん気の強さで何とかしようとする彼女の姿が、思わず自分自身と重なってしまう。
一方で十年来の職場のライバル・村越豪との料理バトルにも注目が集まる。初めは全く何もできなかった2人だが、腕を上げていくにつれて生じてくる互いへの対抗心や恋のかけひきなど、こちらも見どころ満載だ。

書店員:「書標(ほんのしるべ)」のレビュー

ジュンク堂書店
ジュンク堂書店|丸善ジュンク堂書店 書標編集室

ぼくのミステリ・クロニクル 戸川 安宣 (著)

ぼくのミステリ・クロニクル

丸善ジュンク堂書店のPR誌「書標」2016年12月号より

80年代末からのいわゆる新本格ミステリブームを支えた編集者の一人であり、東京創元社の社長も務めた戸川安宣氏の回顧録。退職後は吉祥寺でミステリ専門書店も運営し、「読む・編む・売る」を究めたミステリ人生を振り返る。
 翻訳出版の裏話や、有栖川有栖・北村薫など東京創元社からデビューした作家たちとの交流も、もちろん楽しいが、幼少期からの読書体験もとても興味深い。昭和22年生まれの著者は、創元推理文庫の創刊直後からほぼリアルタイムで読んでおり、社会派が主流であった国内ミステリの状況を含めて、貴重な証言が満載。

書店員:「書標(ほんのしるべ)」のレビュー

ジュンク堂書店
ジュンク堂書店|丸善ジュンク堂書店 書標編集室

我ら荒野の七重奏 加納朋子 (著)

我ら荒野の七重奏

丸善ジュンク堂書店のPR誌「書標」2016年12月号より

バリバリのキャリアウーマンである主人公がPTAを舞台に大暴れした『七人の敵がいる』(集英社文庫・620円)。その続編で中学生になった息子が吹奏楽部に入った本作では、ミセス・ブルドーザーこと陽子の活躍(?)の場は吹奏楽部の親の会へと変わった。子どもたちの活動を支えるための舞台裏は、お金も手間もかかり人間関係もいろいろあって、ドロドロしていたり痛快だったり笑えたり泣けたりと忙しい。3年間の奮闘を綴る、親が主役の部活動小説。

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