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ジュンク堂 ロフト名古屋店書店員レビュー一覧

ジュンク堂 ロフト名古屋店書店員レビューを100件掲載しています。120件目をご紹介します。

検索結果 100 件中 1 件~ 20 件を表示

書店員:「ジュンク堂書店ロフト名古屋店」のレビュー

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ジュンク堂|ロフト名古屋店

鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。 川上和人 (著)

鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。

さあ行こう、絶海の孤島へ

著者はいろんなところを飛び回っている鳥類学者川上和人先生。
今回の向かった調査場所は小笠原諸島。
島に住むメグロの調査、海鳥の桁外れの飛翔力、島での生活など、調査時の体験談が本書のメインだ。
中には「最近ウグイスが気にくわない」といった小見出しもあったりする。
クマに遭遇したら死んだフリをしろ、とよく言うが、鳥類にもこれ動きが見られる。
光沢のある黒一色のカラスが、ほかの動物から血を吸うという行動をする。
と、上記以外にも数多くの体験談が綴られている。
さらに本書には、体験談の合間にユーモアなコメントが書かれていることだ。
冒頭の5行では、調査に向けての意気込みなどではなく、梅干しを禁止にする、酢豚からパイナップルをなくすなど、フルーツを熱心に語っている。
こういったユーモアがところどころに出てくるので、小さく笑ってしまう1冊かもしれない。

理工書担当 中山

書店員:「ジュンク堂書店ロフト名古屋店」のレビュー

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ジュンク堂|ロフト名古屋店

中動態の世界 意志と責任の考古学 國分 功一郎 (著)

中動態の世界 意志と責任の考古学

自発でも強制でもない、真の「自由」を求めて

「中動態」はどういうものなのか。
そもそも聞きなれない言葉である。
中動態は、能動態と受動態というような形態を表す言葉と定義されているが、著者である國分氏はそう簡単には片づけられない深い概念があるというのである。中動態という形態は、実は、万学の祖といわれる古代ギリシャ哲学者のアリストテレスの時代から、すでに存在していたのいうのである。國分氏は、中動態が存在するラテン語で著されたスピノザ『エチカ』に着目して、その概念を追求していくのである。國分氏の指摘によって、我々の何気ない行為は、能動態でも受動態でもない中動態そのものであることに気づかされるのである。そして、そのことは自分のあり方や、人とのコミュニケーションを見直すきっかけになるはずである。今回この内容について、医学書院から出版されたことは非常に興味深く、中動態という概念を知ることで、精神医学の観点から切り拓いていく可能性を探っているのである。中動態の世界に生きているのならば、我々は、やはり複雑で曖昧で、難しい生き物であると痛感すると同時に、決して失くしてはいけない「自由」を追求すべきだと確信するのである。

医学書担当 辻

書店員:「ジュンク堂書店ロフト名古屋店」のレビュー

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ジュンク堂|ロフト名古屋店

精神科病院で人生を終えるということ その死に誰が寄り添うか 東 徹 (著)

精神科病院で人生を終えるということ その死に誰が寄り添うか

死を希望に変えるために

「看取り」に関する本が多く出版されているが、近年よく目にするのは「在宅での看取り」を解説したもの。
しかし、人生を終える最期の場所が精神科病院である、という人が存在することを忘れてはならない。

精神科病院の身体合併症病棟へは、精神疾患を合併した身体治療が必要な患者が入院する。
精神科の中でも少し特殊といわれるこの病棟に従事する若手医師が、本書の語り手だ。
実際に出会った患者の症例をもとにしたエピソードが、柔らかい語り口で紹介される。
表に出ない精神科の実態を明らかにし精神疾患に対する誤解や差別を解消したいという著者の想いが、そこからは感じ取れる。

また、各章の中には医療関係者の治療の参考にもなる記述もみられる。
例えば、患者自身での判断が必要な場面へどのように対応するかという点。
病棟の患者は精神症状があり、癌や胃瘻造設等の延命治療法の選択などが自身で判断し難い。
家族や周囲の人間との関係が複雑である患者も存在するため、治療方針の決定は容易いものではない。
さまざまな精神症状のため一般病棟では治療が困難とされる患者に寄り添い、生死を見つめてきた著者は、「死を希望に変えたい」と話す。
書名にある「その死に誰が寄り添うか」という副題は、私たちが受け止め、考えなければならない問いではないだろうか。

ロフト名古屋店 医学書担当 中村

書店員:「ジュンク堂書店ロフト名古屋店」のレビュー

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ジュンク堂|ロフト名古屋店

地学ノススメ 「日本列島のいま」を知るために (ブルー・バックス)鎌田 浩毅 (著)

地学ノススメ 「日本列島のいま」を知るために(ブルー・バックス)

地球の声を聴け。

忙しい毎日の繰り返しで、つい忘れがちになってしまうが、私たちは地球の上で暮らしている。
私たちの足元の下には地球誕生から積もりに積もった46億年の歴史が眠っており、その積み上げられた地層を読み解けば、生命の進化についてや、宇宙のこと、水や化石燃料などのエネルギーのことまでわかってしまう。
 なんといっても、地球はすべての源であり、私たちは地球の恩恵を受けて暮らしているからだ。46億年間脈々と受け継がれた営みは、地球上にある限り、その本質は今も昔も変わることがない。
 つまり「地を学ぶ」ことは我々の生きる基盤そのものを学ぶことに繋がり、地球の過去を読み解くことは、即ち未来を解く鍵を得ることと同義になるのだ。

 このように地学とはあらゆる分野にまたがっており、非常に有用性が高い学問だが、「地学離れ」が深刻化している昨今、地学を学ぶ学生は驚くほどに少ない。
 そこで筆者は少しでも地学に興味を持ってもらえるよう、テーマを絞り、わかりやすく解説した入門書が本書である。

 地球が丸いことをいかにして証明したのか、化石はどうやってできるのか、など初歩的な話から、日本列島の現在の状態についてなどの身近なテーマを丁寧に解説している。
1000年に一度の「大地変動の時代」が到来した現代の日本にとって、来る巨大地震・巨大噴火は深刻な問題だ。
その観点から言っても、地学は災害から身を守るために知っておくべき知識であり、本書はこれからの日本を生きる私たちにとって必携のサバイバル書になること間違いない。

ロフト名古屋店 理工書担当 宮澤

書店員:「ジュンク堂書店ロフト名古屋店」のレビュー

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ジュンク堂|ロフト名古屋店

これからはじめるインスタグラム基本&活用ワザ iPhone & Android対応 完全最新版 (できるポケット)田口 和裕 (著)

これからはじめるインスタグラム基本&活用ワザ iPhone & Android対応 完全最新版(できるポケット)

これからインスタグラム、始めます。

春も近づき何か新しいことがしたい。
スマホも新しく買ったり、買い替えたり…。
新しいスマホで写真や動画を撮ってインスタグラムに載せたい! と、勢いづいたがインスタグラムは初めて、使っているけどもっと活用したいと思いませんか。
本書ではiPhoneとAndroidの両ユーザーに対応したわかりやすい説明が載っています。
全ページオールカラーで、画面のどこをタッチしていいかなど色のついた吹き出しがついています。
1章から7章まであり、基本設定や写真をおしゃれに撮影するコツ、投稿の仕方、動画撮影や編集など使いたいワザがたっぷり含まれています。
持ち運びやすい大きさなので、外出先でも使える一冊です。

書店員:「ジュンク堂書店ロフト名古屋店」のレビュー

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ジュンク堂|ロフト名古屋店

11歳からの正しく怖がるインターネット 大人もネットで失敗しなくなる本 小木曽 健 (著)

11歳からの正しく怖がるインターネット 大人もネットで失敗しなくなる本

SNSを使う=日常生活に一部をさらけ出す!?

今や、ほとんどの人がSNSを利用する時代になり、それに応じてインターネットを正しく使う呼びかけも増えてきたように思います。実は、SNSで様々な情報を共有することは、日常生活に一部を共有していることと、ほぼ同じことだそうです。え…。言葉を失いそうになりますが、きちんとSNSを理解すれば、インターネットを怖がる必要はありません。つまり。インターネットを「正しく怖がる」ことが、インターネットから身を守ることができるというわけです。本書によると、SNSは今にはじまったサービスではなく、むしろ年齢層の高い世代こそ、SNSの本質を知っているというのです。ここが本書のミソです。SNSは、世代によってかたちを変えているだけなのです。また、インターネットの普及によって進歩を遂げるAIを「正しく」使うのは、わたしたちであり、それを決断していくこともわたしたちであるということを、もう一度認識させてくれます。

PC書担当 辻

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ジュンク堂|ロフト名古屋店

世界一やさしい!栄養素図鑑 牧野直子 (監修)

世界一やさしい!栄養素図鑑

大人向けだけど簡単!

これまでの解説本は、アニメのような可愛いキャラが多かった。
分かりやすいのはいいけれど、子供っぽさに二の足を踏む人もいたのでは?
しかし本書は様々な職業の人物キャラクターに栄養素を当てはめているのだ。
例えば体の材料になるタンパク質は土木作業員、美肌に効くビタミンCはエステティシャン。
そのため社会人が読むとストンと腑に落ちる事が多い。
栄養素ごとにコンパクトにまとめられているので、
通勤中や就寝前に少しずつ読むのにピッタリ。

書店員:「ジュンク堂書店ロフト名古屋店」のレビュー

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ジュンク堂|ロフト名古屋店

花の果て、草木の果て 命をつなぐ植物たち 田中 徹 (著)

花の果て、草木の果て 命をつなぐ植物たち

そして、いのちの果て

みずみずしい葉、鮮やかに咲き誇る花。
活き活きとした植物もいつかは枯れ、朽ちていくものだ。
その最期の姿に迫った「なれの果て図鑑」が登場した。

本書では、草木の果て(枯れ姿)が写真とコラム形式の解説で紹介される。
まず見ておきたいのは、この本の表紙を飾るキク科のスイラン。繊細な冠毛でできた球体は、少しでも触れると崩れてしまいそうなほどで、著者は「儚い手毬」と名付けている。
また、「水の花」と呼ばれているのは、シソ科のミカエリソウ。茎の根元に霜柱をつける植物があるなかでも、ひときわ美しいキャンディーのような氷柱をつくるという。
これら植物の最期の美しさを堪能した後は、後半の章である「受難の果て」、「生きる果て」へと解説が進む。
外敵に傷付けられても姿を変え生き延びるアオキや、枯れかけても鉄でよみがえるソテツ。ヒルガオ科のネナシカズラは寄生する宿主を探して、共食いをしてまでも茎を伸ばす。
ただ美しく枯れるだけではない植物の姿に、いのちをつなごうとする並々ならぬ力を見せつけられた。

ロフト名古屋店理工書担当 中村

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日本ゲーム産業史 ゲームソフトの巨人たち 日経BP社ゲーム産業取材班 (著)

日本ゲーム産業史 ゲームソフトの巨人たち

ゲーム今昔。

コンピュータゲームが誕生してから約50年。
今、ゲームは進化しようとしている。
映像技術の進歩と共に、ゲームの在り方も大きく変わってきているのだ。
VR元年と呼ばれた昨今のゲームは、仮想の世界を現実のように体験することもできるのだという。
このようにゲームは柔軟に時代とフィットしながら、今もなお、その市場を拡大している。

しかし、その歴史には様々な苦節と冒険があった。
ベンチャー企業であった彼らがどのようにしてヒットゲームを生みだし、いかにして一大産業にまでのし上がったのか。
懐かしいゲームタイトルと共に、その軌跡を振り返ることができる。

書店員:「ジュンク堂書店ロフト名古屋店」のレビュー

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ジュンク堂|ロフト名古屋店

セラピストは一生の仕事 心づよいミカタとなる、セラピスト・シェルパ30 谷口 晋一 (著)

セラピストは一生の仕事 心づよいミカタとなる、セラピスト・シェルパ30

セラピスト・シェルパをミカタに

セラピストとして開業したい、成功したい、長く続けたいという人に向けた指針書。
本書ではセラピストを長く安定して続けている方を「ロングライフ・セラピスト」と呼び、この方たちを支援する専門家を「セラピスト・シェルパ」と呼んでいる。
内容にはセラピストのこれまでの流れと将来についても短い解説が載っている。不安、社会の変化、といったものだ。
そしてセラピストをする上で支援していただくシェルパの紹介もあり、コンサルタント系、ライター系、WEBデザイナー、カメラマンなど自分に必要なシェルパを探す手がかりとなるだろう。
さらに、ロングライフ・セラピストになるためのアドバイスもあり、セラピストを目指す方は読んでみてはいかがだろうか。

医学書担当 中山

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ホワット・イズ・ディス? むずかしいことをシンプルに言ってみた ランドール・マンロー (著)

ホワット・イズ・ディス? むずかしいことをシンプルに言ってみた

ひたすらまでに圧倒!

『ホワット・イフ?』に続き、今度は何もかもが圧倒的なスケールである『ホワット・イズ・ディス?』を完成させて帰ってきたランドール・マンロー氏!!まず、本のサイズに圧倒され、中身を覗くと、細密でありながら、巨大なイラストに圧倒されるのであります!そして、何よりも、私たちを取り巻くあらゆるものごとを、圧倒的に分かりやすい言葉で徹底的に解説してくれるのであります!専門用語を一切使わず、日常的に使う言葉だけで説明された文章やイラストに、ただただ圧倒され、目から鱗が落ち続けるのであります!ものごとのしくみを理解できるだけでなく、言葉の使い方や、わかりやすく説明することの大切さも学べるのであります!さらに、マンロー氏は、本書の中で、細胞を「君の体を作っているちいさな水の袋」と表現しているように、読めば読むほど、マンロー氏の絶妙な言葉のセンスに、じわじわと確実に圧倒されるのであります!青一色で描かれたイラストが、妙に心を揺さぶってくれるのであります!

理工書担当 辻

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ジュンク堂|ロフト名古屋店

10分後にうんこが出ます 排泄予知デバイス開発物語 中西 敦士 (著)

10分後にうんこが出ます 排泄予知デバイス開発物語

お漏らし・・・からの発明

タイトルを見たら手に取らずにはいられない。
開発秘話もトラブルの連続で読みながら笑みがこぼれてしまう。
しかしこの発明は、多くの可能性を秘めている。
医療介護の現場スタッフや家族が助かるのはもちろんの事、
排泄に悩む人々の尊厳を守りQOLを高めるだろう。
会議や授業、会場に入る前や、車に乗る前に使うのもいいかも。

書店員:「ジュンク堂書店ロフト名古屋店」のレビュー

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ジュンク堂|ロフト名古屋店

機械学習入門 ボルツマン機械学習から深層学習まで 大関 真之 (著)

機械学習入門 ボルツマン機械学習から深層学習まで

世にも不思議な「魔法の鏡」の作り方

第三次人工知能ブームの到来により、関連書籍が次から次へと出版されている。
そんな中、機械学習の解説書としては、現時点で本書が一番親しみやすく読みやすい。断言できる。なぜなら、数式がいっさい出てこないからだ。

本を開くと繰り広げられるのは、お妃さまと魔法の鏡の物語。
「鏡よ、鏡、鏡さん。世界で一番美しいのはだあれ?」とお妃さまが鏡に問いかける。
「世界で一番美しいのは…あなたです!」と鏡が答えると思っていたら期待は外れ、「美しさって何ですか?数値化してくれます?」と言われる始末。そこからお妃さまは鏡を指南役として、「魔法の鏡」を作ろうと奮闘するのだ。

「魔法の鏡」という人工知能のシステムを構築するためには、ボルツマン機械学習と深層学習の知識が必要。数式を用いず、図やイラストと二者の問答によって解説されるのでとても読みやすい。
果たして、お妃さまは魔法の鏡を作り上げられたのだろうか?結末は、本書を読んでからのお楽しみ。

ロフト名古屋店 PC書担当 中村

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ダムかるた 萩原雅紀 (著)

ダムかるた

ダムマニアの皆さん、吉報です!!

ダムマニアの、ダムマニアによる、ダムマニアのための、『ダムかるた』が、ついに登場したのであります!ダムマニア界の権威である萩原氏監修によって、厳選された48基のダムの絵札で、かるただけでなく、「上級編愛好家かるた」、「ダムバトル」のゲームも楽しめるのであります!どの絵札を取っても、個性的なダムの写真とデータが掲載されているので、いちいち興奮せずにはいられません!それぞれのダムの特徴を言い表した読み札を聞くと、かるたどころか、実際にダムに行きたくなる衝動に駆られる可能性大ですので、くれぐれもご注意ください!「ダムかるた」で、より一層ダム愛を深めて、ダムマニア度を磨いてみませんか?

理工書担当 辻

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ジュンク堂|ロフト名古屋店

見る目が変わる博物館の楽しみ方 地球・生物・人類を知る 矢野興一 (著)

見る目が変わる博物館の楽しみ方 地球・生物・人類を知る

知の裏側をのぞいてみよう。

「博物館」と聞いて、なにを思い浮かべるでしょうか?
恐竜の化石、鉱物、生命の進化、地球の成り立ち…もっともっと出てくると思います。
これらを展示している「博物館」の裏側をのぞきたいとは思いませんか?
本書は展示されている様々な展示物が、どのように発見され展示される行程が書かれています。
例えば、恐竜の化石。発掘してすぐに展示とはいきません。
まず発掘する国を決め調査、発掘、発掘した化石を保護し研究室へ持ち帰り、クリーニング作業…といろんな工程を経て、展示されています。
ほかの展示物にもいろんな工程があります。
本書は9つの章にわかれて博物館の歴史から始まり、鉱物・隕石、菌類、植物、昆虫、など様々な展示物が紹介されています。
このような裏側を知れば、博物館がもっと楽しく思えるかもしれません。

ロフト名古屋店理工書担当 中山

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描かれた病 疾病および芸術としての医学挿画 リチャード・バーネット (著)

描かれた病 疾病および芸術としての医学挿画

物語としての医学

医学書の棚に、ひときわ目を惹く異質な表紙。
ハードカバーに箔押しの装丁で恭しく飾られた中心には、青ざめた女性が虚ろな瞳で佇んでいる。
オリジナルのキャプションによるとこの肖像画の女性は23歳だが、コレラ特有の極度の脱水によって顔には皺が寄り老婆のようにも見える。
1831年、ヨーロッパで勃発した初めてのコレラ流行のさ中で、彼女はなすすべもなく死んでいったのだという。
まだコレラの的確な治療法が不明だった当時は、無慈悲にも病院さえコレラ患者の受け入れを拒むことが多かった。
彼女も、その一人だっただろうか。

社会そのものを切り出して紙の上に写し取る絵画は、時に実物よりも生々しさを感じることがある。
美しく完成されていながらも、溢れんばかりの痛みや苦しみの姿を映し出した絵画の数々は、まさしく人と病との壮絶な戦いの痕跡だ。
様々な映像技術が発達した現代だからこそ、是非手に取ってほしい一冊。

医学書担当 宮澤

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ジュンク堂|ロフト名古屋店

コンピュータが小説を書く日 AI作家に「賞」は取れるか 佐藤 理史 (著)

コンピュータが小説を書く日 AI作家に「賞」は取れるか

「AI記者」が活躍中、では「AI作家」は?

リオ五輪ではワシントン・ポストの「AI記者」が
試合結果やメダル獲得数などを伝える短い記事を作成していたそうだ。
伝える内容が明確で、文章に典型的なパターンがある新聞記事は
機械化に向いているらしい。

では「AI作家」はどうか。
キャッチなタイトルとは裏腹に、著者は沸き立つマスコミや読者に釘をさす。
克明かつ極めて冷静に経緯が説明されており、
本書のタイトルに対する答えも至極冷静である意味つまらないものだ。

囲碁や将棋・チェスのような機械化が容易かつ結果が明確なものや、
自動運転等の実用的な研究と比べると、
文章生成に力を注ぐ企業や研究者は極めて少ない。

創作の分野ではまだまだ人間の出番のようだ。

ちなみに地元の名古屋大学の先生と研究チームのお話。

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チャットボット AIとロボットの進化が変革する未来 金城 辰一郎 (著)

チャットボット AIとロボットの進化が変革する未来

人工知能の究極のかたちを人類に。

人工知能、機械学習など人類の知能をコンピュータで再現し、人類がより暮らしやすくするためのツールとして開発され、その進歩には目を見張るものがある。そのなかで人類の究極の夢ともいえるロボットの実現はもう今では可能になっている。そして、それをさらに人間同士の会話と同じようにソフトウェアとの会話によって、あらゆるサービスに応えてくれるチャットボットの登場がでてきているのである。チャットボットをわたしたちのパートナーとして活用していくために、いま一度チャットボットを通して人工知能の未来と可能性について考え直す必要があるのではないだろうか。本書はAI、ロボットと人類が共存していくために、さまざまな分野でのチャットボットの活用について考える指南書である。

あなたもチャットボットを未来のパートナーとして
次世代の生き方を考えてみませんか?

PC書担当 辻

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死にゆく患者と、どう話すか 國頭 英夫 (著)

死にゆく患者と、どう話すか

極限の問い

本書は看護大学のゼミの講義録をまとめたもの。
実際に講義を受けているかのようにテンポ良く読み進む事が出来る。
がん治療を専門とする医師である講師による示唆に富む問いかけと、
ついこの間まで高校生であった彼女たちが未熟ながら柔軟な頭で
難題に向き合う姿勢が、相まって興味深い内容となっている。
答えはないのかもしれない。が、問いかけ考え続ける事が大切なのだろう。

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世界一楽しい遊べる鉱物図鑑 さとう かよこ (著)

世界一楽しい遊べる鉱物図鑑

鉱物で遊びまくる。

きれいな石、めずらしい変わった石、面白い形の石。眺めているだけでうっとりしてしまうのが鉱物の魅力だが、コレクションする以外にも楽しみ方がある。
それを子どもにも大人にもわかりやすく教えてくれるのが本書だ。

まずは、おうちでできる実験に挑戦してみよう。鉱物を割る「パッカーン実験」、水や酢に浸す「スケスケ透明実験」に「ぽこぽこポップコーン実験」、火にかける「ニョロニョロのび〜る実験」など名称を聞くだけでプッと吹き出してしまうおもしろ実験が満載。

宝石を作ってみたいという人には、人口結晶実験がおすすめ。自分の手で合成し、結晶が出来上がるまでを見守り育てる楽しみが味わえる。

また、実験以外には鉱物を使った工作が紹介されている。オブジェやアクセサリーは鉱物女子にもってこい。楽器や鉱物ラジオというのは、いったいどんな音がするのか興味深い。
鉱物は愛でるだけでは勿体無い。その面白さをこの本で存分に堪能していただきたい。

ロフト名古屋店 理工書担当 中村

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