江戸の火消したちの男...
江戸の火消したちの男気あふれる一冊!
「なにをやってやがんでえ」
「前をどきねえ。おめえらが邪魔で、常盤橋を渡れねえじゃねえか」
「ふざけんじゃねえ、あとからきやがったくせによう」
「ぐずぐずしやがると、手鉤で引っかくぞ」
「なんだとう、このやろう」
江戸っ子の喧嘩っ早いのも人を守る気持ちが人一倍強い結果なのでしょう。
争いのない世界を平和と見る方こそ、いつか読んでみてはいかがでしょうか。
それはさておき、痛快な江戸弁乱舞に燃えます。
時代小説素敵・・・。
文庫担当 渡辺