ようやく復刊されまし...
ようやく復刊されました。お薦めの一冊です。
気弱でアガリ症の高校生が卒業間際に青森から上京、演歌歌手を目指す物語。
北島三郎、新沼謙二、瀬川瑛子…数々の演歌歌手の歌詞が作画と見事に融合、泣かずにはいられません。歌い手が奏でる風景と聴き手によみがえる風景は、心の箪笥の段数が増えるごとに反応し、眼前に広がってくることでしょう。
~ささやかな暮らしもいい しかし世慣れたささやきや うすら笑いで幸せが守れるか 明日に男が死んで消えても~
杉良太郎「君は人のために死ねるか」
担当:坂本