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デレク・ベイリーの名...

デレク・ベイリーの名著『インプロヴィゼーション　即興演奏の彼方へ』（工作舎）の訳者、
木幡和枝氏が今回の監訳を手がけたとのことで話題となった1冊。
サウンドアート、メディアアート関連の書籍の中でも特に新宿店では動いた本の
ひとつです。海外ミュージシャンの貴重なテキストは勿論、
インスタレーションの写真が数多く収録されており、美術書としても
確実に楽しめる部分が、購買意欲をそそる要因のひとつかと思われます。

アメリカ人彫刻家、ハリー・ベルトイアの素晴らしい
テキストがページの終わりのほうに収録されていますが、
何度読んでも美しい文章に陶酔します。


広範な音のジャンルの解説書としてだけではなく、小説や
エッセイのような側面からも楽しめる1冊。必読です。

新宿店　芸術担当