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書店員レビュー一覧

丸善・ジュンク堂書店・文教堂書店の書店員レビューを100件掲載しています。120件目をご紹介します。

検索結果 100 件中 1 件~ 20 件を表示

ジュンク堂 MARUZEN&ジュンク堂書店 渋谷店店員

書店員:「MARUZEN&ジュンク堂書店渋谷店」のレビュー

ジュンク堂
ジュンク堂|MARUZEN&ジュンク堂書店 渋谷店

わたしの名は赤 新訳版 下 オルハン・パムク (著)

わたしの名は赤 新訳版 下

物語は十六世紀末、帝国の威光に少しずつ翳りが見え始めた

物語は十六世紀末、帝国の威光に少しずつ翳りが見え始めた時期のオスマン・トルコを舞台に展開していく。その中心に据えられるのは、英雄叙事詩や悲恋ものなど種々の伝承物語写本を彩る細密画という、ペルシャから伝わり、この時代のトルコで継承発展した独特の絵画芸術と、それに身を捧げる宮廷絵師たちのきわめて濃密な世界である。工房での共同作業を通じ技芸を競ってきたそうした絵師たちのコミュニティーが、ある突発的な殺人事件をきっかけに徐々に無残な内部崩壊へと突き進んでゆくさまを、著者はときにドストエフスキーを彷彿とさせる執拗な、鬼気迫る筆致であぶりだしてゆく。
人物たちの白熱する議論や独白のなかから繰り返し浮上する「西と東」との間、また「伝統と近代」の間の相克という問題系。しばしば鼻持ちならない自負に浸り、侮蔑と嫉妬にまみれ、高度な芸術論を振りかざしながら、一方では人間的に陋劣な面をさらしもする彼ら絵師たちの骨肉の争いと、それらを尻目に大きく廻り動いてゆく歴史の歯車。さらには美貌の寡婦シェキュレをめぐるロマンスや、後景でうごめく狭量なイスラーム主義の影など、多声の語りで織り上げられた一大歴史絵巻。井上

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