私、こういう話に弱いんですよ
私、こういう話に弱いんですよ。
さてこの作品は短編連作です。
過去を見せる鬼が登場する、千年に渡る物語です。
話を重ね読み進める中で徐々に「物語」が見えてくるようになっているため、あらすじを書くのは少々躊躇われますが……私はこういう話に弱いのです。
読後にはぜひ、表紙を今一度眺めてみて欲しいと思います。
読後に見ると胸にくる、そんな良い表紙ではないでしょうか。
当店では一般文芸書に分類していますが、個人的にはヤングアダルトに分類して、学校の図書室に並んでいても良いのでは、とも思う、そんな物語です。
(卯)