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書店員レビュー一覧

丸善・ジュンク堂書店・文教堂書店の書店員レビューを100件掲載しています。120件目をご紹介します。

検索結果 100 件中 1 件~ 20 件を表示

ジュンク堂 難波店店員

書店員:「ジュンク堂書店難波店」のレビュー

ジュンク堂
ジュンク堂|難波店

情報のマテリアリズム 藤本 一勇 (著)

情報のマテリアリズム

「情報」はモノである

インターネットは、人類の長年の夢だった物質性からの解放を実現する、まさに人類史的革命である。マーク・ポスターは、ディジタル複製技術に私的所有権に立脚する資本主義の転覆の可能性を見出し、ローレンス・レッシグは、この「革命」を先送りにしようとする既得権益層からの規制に対して憤る。
 一方見田宗介によれば、「情報化社会」は、自然や文化の有限性を「脱出」した、資本主義の完成形態である。
 それらの見立て、そして多くの情報社会論は、「物質」を捨象し軽視していると、藤井一勇は言う。二千年以上に亘る西洋思想が未だに囚われているプラトンのイデア論の残滓が、そこにはあるのだ。
「情報」は、具体的な「物質」の在り様を抽象し、言語や記号、数字へと変換することによって、伝播・影響の大きな力を得てきた。だが、どのように変遷・「進化」しても、「情報」は、自らを支える物質的な場を必要とする。どれほど「非物質的」に思えても電子はやはり物理現象であり、電気という物理的エネルギーなしにコンピューターは駆動できない。
「情報/物質」に分断線を引き「情報空間」を独立した世界のように偽装して「情報」に不可欠である「物質」=メディアを不可視化することによって、新たな支配的・監視的権力が生じている。まず、そのことを知るべきだ。今やその支配は、環境・政治・社会そして身体に、広範かつ確実に及んでいるのだから。
「情報のマテリアリズム」は、「情報/物質」の分断線を、そして両項に偽装された一意的な関係を切り崩し、そこに孕まれるずれ・逸脱・偶発性の契機をとらえて、支配からの脱却を目指す。

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