恐ろしい男だ・・・
天野純希の『覇道の槍』を読んで、割と重要な役割を担う登場人物の若者が、松永久秀となるのかぁ、続きが読みたいなあなどと思っていたら、花村萬月が描いてくれた!そして、おっそろしい男になっていた!!松永弾正久秀、名前だけは聞いて知ってはいたが、これほどにまで歴史のメインストリームに足跡を残した名だたる武将たちに一目置かれ、あるいは恐怖されながら、フィクサーであった弾正。それだけでもぞくぞくしますが、弾正最期のシーンは凄まじい・・・こんな男が居たのか日本には?!恐ろしいけど惚れてしまう、という典型的なダークヒーローを堪能して頂きたい!