生きたい。
今まで一緒だった家族を失い、行き場所のなくなった犬たちはどうなってしまうのだろう?
そんな犬たちを保護し、新しい家族を探して送り出す里親会の活動を、個性豊かな犬たちの個々のエピソードと共に著者が綴る実話集です。
作中に登場するとある保護犬と愛犬を重ねてしまい、似通った気質を微笑ましく思うと同時に、改めて問題の重さを感じました。
救われる命と救われない命。未だ殺処分の危険と隣り合わせな生活を強いられる犬たちが数多くいる現実を、身近な問題として考えさせてくれます。
大分店 医学・理工担当K