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書店員レビュー一覧

丸善・ジュンク堂・文教堂書店の書店員レビューを100件掲載しています。120件目をご紹介します。

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書店員:「ジュンク堂書店福岡店スタッフ」のレビュー

ジュンク堂
ジュンク堂|福岡店/MARUZEN 福岡店(文具)

シャーロック・ホームズ対伊藤博文 (講談社文庫)松岡圭祐 (著)

シャーロック・ホームズ対伊藤博文(講談社文庫)

大津事件の謎にあのシャーロック・ホームズが挑む!

「ライヘンバッハの滝」で『死人』にならざるを得なくなったシャーロック・ホームズは、兄であるマイクロフトに勧められ、極東の島国・日本へと旅立つ。彼の滞在先となったのは、初代内閣総理大臣で現在は枢密院議長である伊藤博文邸。かつてロンドンで出会った二人は、遠く日本で再会し、「大津事件」の謎に挑む!

古くはルパン、最近では夏目漱石やインディ・ジョーンズなど、シャーロック・ホームズと様々な人物たちとの邂逅が描かれてきたホームズ・パスティーシュ。そして今回、満を持して登場したのが、この「シャーロック・ホームズ対伊藤博文」です。ホームズ最大の謎とされる「ライヘンバッハの滝」から「空き家の冒険」までの大空白期間。その期間に、ホームズが日本を訪れていたというのは、日本人作家によるパスティーシュではそれなりに見かける設定です。しかし、来日したホームズが、実在の事件、しかもあの「大津事件」に関わっていくという展開は、実に大胆であり、歴史ミステリーでもあるという点で、他の作品とは一線を画しています。

伊藤博文らの手を借りつつ、「大津事件」の真相を探っていくホームズですが、彼の前に、言葉や風習の壁、ロシアの陰謀など様々な壁が立ちはだかります。しかしそこはシャーロック・ホームズ。卓越した頭脳を駆使し、時にはその腕っぷしをも披露し、徐々に真相へと迫っていきます。歴史的な事実を押さえつつ、数々の伏線を回収した上で最後に明かされる真実は驚愕の一言。ぜひご自身の目でお確かめください。

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