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書店員レビュー一覧

丸善・ジュンク堂書店・文教堂書店の書店員レビューを100件掲載しています。120件目をご紹介します。

検索結果 100 件中 1 件~ 20 件を表示

書店員:「書標(ほんのしるべ)」のレビュー

ジュンク堂書店
ジュンク堂書店|丸善ジュンク堂書店 書標編集室

負債論 貨幣と暴力の5000年 デヴィッド・グレーバー (著)

負債論 貨幣と暴力の5000年

丸善ジュンク堂書店のPR誌「書標」2017年1月号より

本書が渉猟する5000年の人類誌は、我々の常識=思い込みを粉砕する。
「経済はまず物々交換から始まって、それを容易にするための『特別な商品』として貨幣が誕生した」という経済学の「常識」。鋳造貨幣がまず誕生し、それを代替するものとして仮想貨幣が生まれたとする貨幣史の「常識」。実際は、先に登場したのは、信用の証である仮想貨幣だった。
それは、人間が他者と共に、様々なものを他者に負ってのみ生きられる存在であるからだ。「社会とは、わたしたちの負債そのもの」なのだ。
その「負債」は、決して完済できるものではなく、また計算できるものではない。それが、仮想貨幣が媒介する「人間経済」であった。
戦争と略奪が「商業経済」をもたらし、鋳貨を生み出した。鋳貨は兵士に支払われる貨幣であり、略奪され、集中していく貨幣である。
仮想貨幣が一旦回帰する中世を経て、再び鋳貨が主役となる資本主義(「商業経済」―暴力―戦争―奴隷制)の時代が、アメリカ大陸の「発見」と資源の略奪によって始まる。
 そして現代。IT時代を迎え、主役の座は、鋳貨から仮想貨幣に再び移ろうとしているかに見える。だが、その根底にあるのは相互信頼、相互扶助の「人間経済」ではなく、暴力・戦争と共にある「商業経済」であり、(返済を強制される)負債の連鎖である。そのミスマッチこそが資本主義の破綻を招来することを予想させながら、大著は終幕する。

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