書店員おすすめ児童書24選

児童書の選び方は、子供に本を読むことの楽しみを知ってもらうために大切なポイントです。まずは児童書の選び方のポイントについて解説します。

年齢に合ったものを選ぶ

児童書は子供の年齢に合った内容の本を選ぶことが基本です。幼児から小学生まで、年齢ごとに適した本があります。幼児向けの本は、絵が多く、文章も簡単で、考えさせることなく視覚的に楽しめるものが多いです。また小学生向けの本は、文章も長くなり、考えさせる要素も増えてきます。小学生でも低学年と高学年向けでストーリーや使用される言葉や、漢字の難易度に違いがあります。そのため、児童書は子供の年齢に合わせて、理解しやすく、楽しめる本を選ぶことがポイントです。

興味に合った内容を選ぶ

子供の興味に合った内容の本を選ぶと、子供が自発的に本を読むことに楽しみを感じやすくなります。子供が興味を持っていることに合わせて、関連する本を選びましょう。例えば、動物が好きな子供には動物に関する本を、宇宙が好きな子供には宇宙の本を選びます。また、子供の興味に合わせて昔話、物語、伝記、科学、歴史などジャンル別に児童書を選んであげることもおすすめです。

読みやすい文章の本を選ぶ

「読みやすさ」は子供が本を読むうえで大切なポイントです。子供が読みやすい文章の本を選ぶことで、集中を切らさずに読み進められ、本を読む楽しみを感じやすくなります。特に読書が苦手な子供には、文法が簡単で、文章が短く書かれた本がおすすめです。また、大きな字で書かれている本や、難しい漢字はひらがなで書かれている、もしくはふりがなが振ってあるかどうかもポイントです。

児童書は年齢や興味、読みやすさに考慮しながら選んであげることで、子供が自発的に本を読む楽しみを見つける手助けとなります。

続いては、書店員が厳選したおすすめの児童書を低学年向けと高学年向けに分けてご紹介します。ぜひお子さんにぴったりの児童書を探してみてください。