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- カテゴリ:研究者
- 発売日:2015/05/29
- 出版社: 白桃書房
- サイズ:22cm/210p
- 利用対象:研究者
- ISBN:978-4-561-76206-5
- 国内送料無料
紙の本
チャイナタウン,ゲイバー,レザーサブカルチャー,ビート,そして街は観光の聖地となった 「本物」が息づくサンフランシスコ近隣地区
著者 畢 滔滔 (著)
中国系移民、ゲイ、反体制の知識人が住むサンフランシスコのマイノリティ地区。人々が助け合い、偏見や権力と戦い続けてきた歴史と、世界的な観光地として観光客を魅了するマイノリテ...
チャイナタウン,ゲイバー,レザーサブカルチャー,ビート,そして街は観光の聖地となった 「本物」が息づくサンフランシスコ近隣地区
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商品説明
中国系移民、ゲイ、反体制の知識人が住むサンフランシスコのマイノリティ地区。人々が助け合い、偏見や権力と戦い続けてきた歴史と、世界的な観光地として観光客を魅了するマイノリティ・コミュニティの本当の姿を紹介する。【「TRC MARC」の商品解説】
個人の関心の多様化に合わせ観光は、アミューズメントパークや地元文化を小ぎれいにまとめた展示館のようなところに団体で押しかける、というものから、目的地で地元の住民たちと同じように街を歩き、食事し、エンタテインメントを楽しむというものが中心になりつつある。
このような流れの中で、サンフランシスコには 150年の歴史を持つチャイナタウンがあり、世界的なゲイの「都」があるなど、マイノリティの人たち、また彼らに関心がある人たちにとってかけがえのない街(近隣地区)がいくつもあり、観光・街づくりの柱となっている。しかし、そのサンフランシスコもかつては大規模開発・コンベンション誘致を中心とした大資本寄りの観光施策が中心だった。
本書は、このようなサンフランシスコ市の観光施策の変遷を振り返りながら、4つのユニークな近隣地区の、街の取り壊しや個々人への差別など当局や偏見との戦いの歴史なども、さまざまな資料や現地への幾度もの訪問調査に基づき丁寧に描き、観光・街づくりへの含意を提示する。
観光・街づくりについての研究書として執筆されているため、著述されている各近隣地区の激烈な闘いの描写は、クールさが保たれ読みやすい。一方で、その分厚い記述から、彼の地に息づくサブカルチャーに関心のある方達にも強くおすすめできる一冊となった。【商品解説】
目次
- 序章 サンフランシスコのマイノリティの近隣地区と観光産業
- 1 サンフランシスコの観光産業の「輝く宝石」:マイノリティの近隣地区
- 2 関連する学問分野とデータ収集の方法
- 3 本書の構成
- 第1章 サンフランシスコの観光産業
- はじめに
- 1 サンフランシスコの観光産業の特徴
- 2 第二次世界大戦以前のサンフランシスコの観光産業政策
- 3 第二次世界大戦以降のサンフランシスコの観光産業政策
- おわりに
著者紹介
畢 滔滔
- 略歴
- 〈畢滔滔〉中国生まれ。一橋大学大学院商学研究科博士後期課程修了。博士(商学)。立正大学経営学部教授。著書に「よみがえる商店街」など。
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