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う〜ん、黒川さんの事実だけを淡々と描写していくスタイルは短編には向かないですね。短編だと単なる事件レポに近い。事件自体が面白い「迷い骨」は面白かったですけど。
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オチが弱いというか、全体に平坦な感じ。「てとろどときしん」の方がキャラが立っている分おもしろい。でも燻りだからいいのか。
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作品の紹介
騙し騙され、一攫千金を狙っては燻り続ける男たち。関西アンダーグラウンド世界に蠢く悪党どもが、シノギを削って繰り広げる暗躍死闘を活き活きと描く。悪事の手際、会話の一言、仕種の細部にまで行き渡った、痺れるほどの緊張感とリアリティ。極上のピカレスク・ハードボイルド、9編を収録した傑作集。
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9篇の短篇集。
ヤクザ、恐喝、詐欺、殺人、あらゆる犯罪でうまくいかない中途半端、
つまりは『くすぶり』の集まり。
読みながら、何処かで繋がっているのか深読みさせつつ、
全くそんなこともないくすぶり振り。
特にオチはなし。
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非合法的な金稼ぎや悪事が
きれいさっぱり完全燃焼などするわけないっ。
いつまでもぶすぶすと燻り続け、
後々、まずい痕跡が残ってしまうのだ。
わかっていながら
あーだこーだと関西弁で嘆く様が、
ちょっと可笑しかった♪
(笑うところでは無いのかもしれませんが。)