投稿元:
レビューを見る
微妙なところで☆3.5くらいの気分なんだけど。
余命わずかな放蕩者の伯爵×家族を守りたい女性(亡父は侯爵の次男)。時代はヴィクトリア朝。原題は "A Rose at Midnight" で、何故こんな邦題がついたのかは謎。
設定がかなり面白い。また横暴男の話が多いロマンス小説のなかではかなり誠実なこの伯爵の設定がいろいろうがってて(原因がアレというのはどうかと思うけど)長々と続く両片思いで、いろいろと思うところはあるものの最後はもちろんハッピーエンド。
投稿元:
レビューを見る
◎総合評価 2
◆ヒロイン 2 ◆ヒーロー 2
◆純愛 4 ◆情熱 2
◆さわやか 3 ◆セレブ 5
※ちょっと中だるみかな・・・
投稿元:
レビューを見る
BookOffの店頭で105円で売られていなかったら
買わなかったであろう作品だったのに、結構面白かった。
コミック版を以前立ち読みした事があって
このあとどうやってハッピーエンドに持ってゆくのだろうか、と
思った記憶があって買ってみたの。
なんていうか、色々あるんだけど
きちんと描いて欲しい場面を、読者が望むターンで描かれているのが
すっごく素敵!
上手く伝わるわからないけど、
この場面はヒロインターンじゃなくてヒーローターンって読みたいの!
ヒーローがどんな心情でこの台詞を言ったのか、
抱えてる苦悩をヒーローの言葉で読みたいの!
みたいな?
よくあるじゃない?
「真実は違うんだ、わたしの話を聞いてくれ。」
と延々とヒーローの台詞として真相が明かされる。
読者もそこでやっと2人がすれ違ってた理由を理解する、
そう、そこで始めて真相を知ったヒロインと同じように。
いや、それもいいんんだけど!
最初の態度と掌返したみたいな展開についていけないよ
もうちょっと過程を描いてよ、と言いたくなったりしない?
その点に於いて素晴らしいね。
ヒーローが自分自身
出会った時病弱な弟がいると知ったら
(ヒロインを)花嫁候補にはしなかっただろう、と認めて
自己中だった自分を恥じて悔いている姿が素敵。
ヒロインも可愛いよね。
コミック版で描かれていた姿より
もっと愛らしい姿を想像したな。
ネックレスの事が発覚してから暫くストーリーから置き去りにされてる感があるけど
あぁ、それでいいの。それがこの作品の魅力だと思う。
ネックレスだとドレスデンの件なんて
それどころじゃない一件が発覚して
ヒーローは改めてヒロインにメロメロになっているのに
何が起こっているか分からなくて震えているヒロインって、
すっごく可愛くない?
さぁ、勇気を出して真相と、自分は死なないって伝えるんだ!
ヒロインは絶対喜んでくれるから!
とまぁ、最後はヒーローを応援したくなるような
ええ、まぁ、本当、打ち明けて喜ぶシーンは感動的だったね。