投稿元:
レビューを見る
そういやギリシャ神話とかって結構知ってるのに
日本神話ってイマイチ誰が偉いとかよく知らんなーと思って読んでみました。
さらっとですが全体の説明や神様の位置とか神社の仕組みにも触れてあって
初めて読む入門にはいいかもとおもいました。
これ自体が面白いというか、たぶん最低限この内容知ってたら、
もっと他の作品を楽しく見れるだろうな!という感じ。
おかげで結構色んな作品の裏のトリックがわかりました。
ミステリとか好きな人はこの本に載ってる話を知ってたらこの先面白いのでは。
投稿元:
レビューを見る
手っ取り早く古事記なんかに書かれてる神話の内容が知りたくて買いました。古代の政治事情を交えた解説はとても分かりやすい。ヤマタノオロチやヤマトタケルの伝説のくだりは特におもしろかった。今も残る地名のいわれ(「吾妻はや(=東国)」は特に驚きました)や、神社の「妻入」や「平入」は常識なのかなあ?私は初めて知ったことばかりで(恥ずかしいことですが)、始終「へえーそうなんだ、知らなかった」と思わず声に出して感心してばかりでした。薄い文庫本なのに、中身はたっぷりで入門本としてはかなり良い買い物だったなー。
投稿元:
レビューを見る
神話に興味があり日本の神話はあまり聞かなかったので読んでみました。この本を通して少しは日本の神話がわかったのでもっと深く日本の神話を知ってみたくなる1冊です。
投稿元:
レビューを見る
ギリシャ神話は結構有名だが日本神話はあまり知られていない。私は日本神話の方が好きなので読んでみたのだが、一度は聞いたことのある、スサノオ・アマテラス・ヤマタノオロチなどの知らなかった部分を知る事が出来たので楽しかったです。
投稿元:
レビューを見る
なんとなーく流れがわかった。
カタカナが辛いのはまるでロシア文学を読んでるよう。
これを機に本当の古事記なども読んでみたい。
投稿元:
レビューを見る
日本人必読の書。神話って全然堅苦しくないんだよな。結構いい加減だし何でもありな話ばかりでほんと面白い。これジャンプ漫画に通ずるものがあるんじゃね?w
投稿元:
レビューを見る
神話の基礎の基礎が知れそうと思ったけど、とっかかりが「〇〇であることはよく知られているが」みたいなノリで、「知らんしそれ知りたくて読んでるのに!」と思った。けど途中から読みやすくなってきた。前置きが長かっただけかー。神話の世界自体はとても面白い。けどもっとざっくりシンプルに理解したいので今度は子ども向けみたいなのを読もうと思いました。
投稿元:
レビューを見る
@yonda4
日本人って何だろう?という疑問が湧いたとき、まずはルーツを知るべく日本神話と向き合わないといけない、と本書を読むことにした。
事前に「まんがで読む古事記(久松文雄著)」1巻、2巻で予習をしていたので、文章を読んでいて結構すんなりわかった。
ただし神々は多すぎるので流れをつかんだ程度。
日本神話とは、中学、高校の日本史の授業で習った「古事記」「日本書紀」。この二つに記されたのが主なる日本神話。
なぜ、こういった書物が記されたかというと、客観的には神話によって当時の政権の正当性を証明させたかったから。
日本の各地にいる「豪族」と呼ばれる一族に対して、大和朝廷が中央政権として日本の統治することの知らしめる必要があった。
この視点では神話は政治的に使われているのだが、日本神話だけでなく他国の神話や宗教の経典なんかも同じ理由と思う。
内容を簡単に説明すると、神話の中核である神が「天照大神(あまてらすおおみかみ)」。
この神様は神様の中で一番偉い神様で太陽神でもあり、伊勢神宮を始め、様々な神社で祀られている。
その他、日本の多神教で様々な神を祀る神社があるが、もっとも位の高いのが天照大神。
神話はこの神様、その子孫を中心に進む。
面白いので読んでください。
そして、「天照大神」の子孫が「天皇」になる。神話としては初代天皇の「神武天皇」まで。
神武天皇は古事記では「神倭伊波礼琵古命(かむやまといわれひこのみこと)」と記されている。
つまり、日本神話は天皇が一番偉い神様の子孫ですよ、ってお話。
「八百万の神」がある神道はどんな事象にも神様がいることを信じる宗教。
その中でも、一番位の高い神の子孫である天皇。
「天皇は日本の象徴である」ことは知っているが、それ以上知らない。
本書を読んだことで、天皇は何であるのか?を知る必要性を感じた。
投稿元:
レビューを見る
短く編纂されているし読みやすい
これを読むと各有名神社の祭神はどんな神様でどんな経緯で祀られたのがわかって面白いし
改めて神社に行きたくなる
投稿元:
レビューを見る
「紀記」を主な題材にし、古代史について考察・解説を試みる書籍が多く出版されているが、この類の本は人物関係の複雑さなどから概して読みにくい。
しかし本書はきわめて簡潔に、一般読者にとってストレスなく古代日本に思いを馳せることが出来るよう、記述が工夫されている。本書を通読することで神話と実際の史実にあったと予想されることのリンクについての考察や、古代のこぼれ話まで概観でき、非常に楽しめる本に仕上がっている。
専門家には当然物足りない内容であろうし、記述が足りない本なのだろうが、教養として古代の日本の姿に触れてみたいと考える一般読者に対しては、自信をもってお薦めできる良書である。
投稿元:
レビューを見る
記紀神話を懐疑的に流れを紹介している。
本書の面白い部分は、記紀神話を日本人のアイデンティティに関わる部分と評価しつつも、大東亜戦争時代の神話の利用のされ方をふまえ、絶対視していないところにある。
それぞれのエピソードの紹介と一緒にコラム的に当時の政治情勢を織り交ぜつつ、どういう意図で作られたのかに言及していく。
メタに学ぶ日本の神話。
投稿元:
レビューを見る
日日日「ささみさん@がんばらない」が日本神話をベースにしたお話なので、詳しく知りたくなった。ほどほどの密度で解説してくれそうだったので、本書を選んだ。文庫本としては薄めだが、あまり厚いと途中で放り出したくなるのでこれくらいでちょうどいい。イザナキ・イザナミからアマテラス、オオクニヌシ、ニニギノミコト、神武天皇、ヤマトタケル、応神天皇と有名だろうところに絞って解説してくれる。知ってる名前が出てくると覚えやすい。一通りの流れは分かった気がする。神々の系図が欲しかったな。
投稿元:
レビューを見る
・2/8 読了.長い時間がかかったけど、神話がよく覚えられないのはやっぱり名前のせいじゃないかなぁ.そもそも読めないんだったら覚えられないよねぇ.カタカナで覚えても無理がある.でも聖書と同じで神話を知ってるといろいろ由来が分かっていいもんだ.だからって何も得にはならないけど.
投稿元:
レビューを見る
知ってるようで知らない古事記、日本書紀の要点を読みやすくまとめている。神話と史実の関係性がオモシロイ。
投稿元:
レビューを見る
「知っておきたい日本の神話」3
著者 瓜生中
出版 角川文庫
p59より引用
“古くから、同じ窯で煮炊きしたものを食べることによって、よ
り親密な関係になるという思想があったことを示すものだ。”
古くから伝えられている、日本の神話について書かれた一冊。
神話の基礎知識についてから個々の神話の解説まで、神話の舞
台となった地の写真と共に書かれています。
上記の引用は、同じ窯の飯を食べた仲という考えについて書か
れた項での一文。同じ物を食べて過ごすということは、同じ材料
から体が出来上がるという事になるでしょうから、親密になるの
も納得出来る気がします。
先だって紹介した本の中でも思ったことですが、兄弟げんかし
たりして随分人間臭いなと思いました。
ーーーーー