サンタモニカ・ボーイズタウン〈下〉 みんなのレビュー

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投稿者：流水　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

家出した名優の息子はサンタモニカ通りのコール・ボーイに姿を変えていた。破格の報酬を条件に、少年の捜索を依頼された売れないエキストラ俳優、チャドは、少年の周辺に近づくにつれ、まだ見ぬ少年へ想いをつのらせていく。そして、同時に悪の世界に踏み込んでしまった彼は…というのが上巻のあらすじ。
下巻は、ビヴァリー・ヒルズの豪邸で催された破廉恥なパーティで、ようやくめぐり会えた件の二人。その喜びもつかの間、彼らを引き裂かんとする悪の手が情け容赦なく襲いかかる。息づまるサスペンス、切ない愛と友情が招く感動のクライマックス。ボーイズ・ラブを超えたクライム・ノヴェルの傑作。
事件後の少年たちの成長を追ったアフター・ストーリー、「リトル・ビッグ・タフ」も収録。
これは、吉田秋生の「BANANA　FISH」を意識しているのかなあと言う感じでした。悪くはなかったですが、BLの枠を越えているかと言われるとそういうような気もするし、しかし、決定的な部分で何かが足りないような気もします。読んだ方はどう思われるでしょう？