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2巻です。
いきなり「あたしの名前はカノン。」ってのに、ちょっとひいちゃいました・・・。
正体がばれた途端、カノンの出生の秘密を細かく説明してくれる動物たち。カノンが実はローザリア国の王女であり、カノンを探すために、16歳の女の子を集めているとのこと。
ああ、1巻の設定がここで生きてくるっていうことなのね。
で、お城に向かったカノンの前に、育てのおじさんが自分の娘を王の娘として紹介するっていうトラブル?はあるものの、いたって簡単に王様に娘として認められます。ほんとそれほど簡単に信用していいのかってくらいです。
王族として認められたカノンには、王族教育がされるなか、義理の兄であるルキア王子による陰謀が巡らされますが、こっちもあっけなく解決。王様が軽く王子に位を譲るっていうもんだから、それならあの陰謀はなんだったの?って感じです。
なんか全体的に軽く感じるのは何故なんでしょ。
2巻におさめるのが大変だったのかもしれませんけど、ちょっとイマイチでした。