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いよいよ将軍殺し、主家乗っ取り、信長への謀反と反逆の人生を歩むはずなのに、肝心のその部分がほとんど書かれていなかった。
策略家としての松永久秀は十分に垣間見れましたが、やはり私が読みたかったのは裏切りの人生でした。
ので、残念な内容でした。
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http://tukiyogarasu.blog80.fc2.com/blog-entry-78.html
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三好家の凋落が始まり、久秀が実質的な支配者となる。
ところが、ここからの久秀の生き方がまったく描かれていない。
信長の台頭を物語の序盤で示唆しておきながら、久秀と信長の出逢いや絡みがないのは勿体ない。
しかし、史料に乏しい松永久秀という人物をここまで表現した作品の価値は決して落ちるものではない。
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悪人に仕立て上げられた、松永弾正の話。
これまでに見たことのない忠臣ぶり、また邪念のなさ。
後年、自身の思惑とは裏腹に、
どんどん高まる悪評に読んでるこちらがもどかしく、
終盤での覇気のなさはいっそ憐れと言っていい。
ちょっと泣いた。
作品としては読みやすいが、いかんせん戦描写がすくなく、
弾正本人より歴史の変遷の話が多めだったのが、すこし残念。
こういった人間性は目新しく面白かったが、
やはり悪人像を期待してしまったので、若干消化不良気味だった。
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三好家に仕えてると言うより長慶個人との繋がりがより強い為一門衆や譜代の家臣達とソリが合わない。長慶の子義興や弟一存が不慮の死を遂げるが敵方の六角氏が忍者を使い松永の陰謀に仕立て内部から三好家の崩壊を狙うなどは新しい解釈として面白い。